そして、警官は奔る の商品レビュー
リーズ第2弾は不法滞在、児童ポルノ、幼児虐待、人身売買など重い内容。テーマは社会問題になっている「戸籍の無い子」。武本と潮崎ペアの他にも小菅、和田、徳田と魅力のある登場人物との絆が心を打ちました。人を守るために犯す罪。それでもやはり罪は罪なんだと考えさせられる作品でした。
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前作に続き、なんとも言えないもやもや感が残った。主人公の「考えてもどうしようもないことは、考えない」という姿勢はいいなあと思った。
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心身共に傷つけられる子ども達が、 つらいし、読むのも嫌だけれど それでも、だいぶソフトにしてあるようにも思う。 10年前に発行された小説だけど、 不法滞在、無国籍の子ども達という問題は ますます、深刻になっているような気がする。 むなしいというか悲しい。 武本氏は好きなキャラクタ...
心身共に傷つけられる子ども達が、 つらいし、読むのも嫌だけれど それでも、だいぶソフトにしてあるようにも思う。 10年前に発行された小説だけど、 不法滞在、無国籍の子ども達という問題は ますます、深刻になっているような気がする。 むなしいというか悲しい。 武本氏は好きなキャラクターだなぁ。 武骨で真面目、いい刑事さんです。 やや人間ぽくなってたような気がするけれど、 これは人としての成長として。 武本氏には、もうちょっと喋ってほしい(笑)
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武本・潮崎コンビ?シリーズ2作目。警察という組織の中で正義と法と犯罪への向き合い方が、登場人物それぞれで、読み応えありました。人身売買や不法滞在など重いテーマだし、潮崎君がなんだか切ない。
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知らずにシリーズ2作目からはいってしまったが、意外な面白さ。普通脇役におおい不器用で無口な刑事が主人公。この鬼瓦がなかなかチャーミングで、前作も又よむことになりそう。 それにしても、この作者の名前、絶対に読めない。前にギフトを読んだんだけど、読み方忘れてたし。
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やりきれない話。 過去を引きずってばかりじゃ前には進めないんだろうけど、前に進むのを邪魔されてたらやっぱり過去に沈みこんじゃうのかもなって。 ずっと一緒にいることも甘やかすことも、確実にいいことってわけじゃないんだろうな。
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外国人の幼児売買の犯罪はエグかった・・・。 途中事件が連続して起こるので、誰が誰で何が何だか一瞬わかんなくなりつつ、面白く最後まで読めました。。 前作は潮崎が面白かったけど、この作品は武本がかっこいいです。
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一気読みしましたー。 新たな、いい刑事たちがたくさんで 読んでいて楽しいです。 しかし哀しい犯罪です。
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「それでも、警官は微笑う」の続編。 武本が相変わらず硬派で真っ直ぐ。かっこいい。 今作も濃くて魅力的なキャラクター達が登場。 冷血と呼ばれる和田も個人的になかなか好き。 テーマは重めだけど、前作同様楽しんで一気に読めた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作に比べると面白さは下がった気がします。 特に武本の鬼畜ぶりが。 和田との違いを出したかったのか、蒲田署に来る前に配属されていたところで、丸くなったのか・・・。 作品中で描かれた幼児人身売買の核心に突っ込んで欲しかった。
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