黄昏の百合の骨 の商品レビュー
2005.11.21. 「麦の海に沈む果実」の理瀬が本性を現した1冊。この本は、怖かった。冷静に読むと、ものすごく怖い。私の中にも、あの朋子の昏さがある。オチとか憶えてたけど、やっぱりドキドキした。あん、あみんながみんな仮面を被っている家なんてこりごりだ。読んでいて毒々しい百合の...
2005.11.21. 「麦の海に沈む果実」の理瀬が本性を現した1冊。この本は、怖かった。冷静に読むと、ものすごく怖い。私の中にも、あの朋子の昏さがある。オチとか憶えてたけど、やっぱりドキドキした。あん、あみんながみんな仮面を被っている家なんてこりごりだ。読んでいて毒々しい百合の匂いが鼻をついてきそうだった。
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待ってました…!麦の海に沈む果実の続編であります。高校生になって黒さ(?)を増した理瀬の物語。図書室の海の「睡蓮」に登場の従兄弟たちも出てきます。装丁も三月シリーズではお馴染みの北見さんでキレイ! 結構本格ミステリ寄りのつくりだと思います。二転三転する結末に吃驚。タイトルの...
待ってました…!麦の海に沈む果実の続編であります。高校生になって黒さ(?)を増した理瀬の物語。図書室の海の「睡蓮」に登場の従兄弟たちも出てきます。装丁も三月シリーズではお馴染みの北見さんでキレイ! 結構本格ミステリ寄りのつくりだと思います。二転三転する結末に吃驚。タイトルの妙。心の底から楽しめました。待ってた甲斐が有った!毎度のことながら新登場キャラの方々も大層魅力的であります。続編と噂される「薔薇の中の蛇」が楽しみでなりません。 ■関連作■「麦の海に沈む果実」「睡蓮」(「図書室の海」収録)「水晶の夜、翡翠の朝」(「殺人鬼の放課後」収録)
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彼らにはこのまましたたかな邪悪路線で突っ走ってほしいです。三月シリーズの繋ぎの巻といった感じなので、今後の展開に期待♪
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麦の海〜の続編に当たる作品。偏った考え方になりますが、このシリーズは私も含めて女子高校生あたりにうけが良いのではないかと思います。あくまで、私個人の意見ですが。麦の海がお好きな方も、推理ものがお好きな方にもオススメの一冊。麦の海では手紙になまえだけの存在、図書室の海にも出ていたあ...
麦の海〜の続編に当たる作品。偏った考え方になりますが、このシリーズは私も含めて女子高校生あたりにうけが良いのではないかと思います。あくまで、私個人の意見ですが。麦の海がお好きな方も、推理ものがお好きな方にもオススメの一冊。麦の海では手紙になまえだけの存在、図書室の海にも出ていたあの2人が今作でようやく表舞台で活躍。
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恩田陸さんの作品ははじめて読んだ気がするのですが、面白かったです。これから私の中で恩田陸ブームの予感です。
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「麦の海に沈む果実」の続編。理瀬が好きです。恩田陸の描く邪悪な女の子が好きです。亘も稔も雅雪も好きです。
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「麦の海に沈む果実」続編。最後の最後まで何が真実なのかわからず油断させないようなストーリーに前作とはまた少し違った感じでドキドキしつつ思わず一気に読んでしまいました。
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こうきたか、、とおもったけれども ユリが意味していたものが 二つあったとはね 最後の最後にがんばったなあってこった。ただな、、近親相姦っぽいのはやだなあ
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「自分が死んでも半年以上水野理瀬がこの家で暮らさなければこの家を処分してはならない」という祖母の遺言に従い留学先のイギリスから長崎の祖母の家にやってきた理瀬。近所から"魔女の家"と呼ばれる洋館で一緒に暮らすのは理瀬と彼女の伯母である梨弥子と梨南子の二人の姉妹だ...
「自分が死んでも半年以上水野理瀬がこの家で暮らさなければこの家を処分してはならない」という祖母の遺言に従い留学先のイギリスから長崎の祖母の家にやってきた理瀬。近所から"魔女の家"と呼ばれる洋館で一緒に暮らすのは理瀬と彼女の伯母である梨弥子と梨南子の二人の姉妹だ。祖母の一周忌を前に近所に住む友人、朋子の家の猫が毒殺された。更に魔女の館の付近では朋子に言い寄っていた男子高校生が行方不明になり、一周忌当日には家に残っていた梨弥子が奇妙な事故死を遂げる― +memo+ 『麦海』の続編です。この作品は読み終わった後、「女って怖い!」とぞっとします。そして冬の長崎に行きたくなる。
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理瀬とそこに住む彼女の血の繋がっていない、正反対に見える叔母二人。 隣に住む友達、その弟、そしてその親友。帰ってきた従兄弟たちのお話。 わざわざ留学から一時帰国して住むことにした、洋館。 帰国したのにはある「理由」があった その「理由」のせいでか洋館で起こる、「不運な」出来事・・...
理瀬とそこに住む彼女の血の繋がっていない、正反対に見える叔母二人。 隣に住む友達、その弟、そしてその親友。帰ってきた従兄弟たちのお話。 わざわざ留学から一時帰国して住むことにした、洋館。 帰国したのにはある「理由」があった その「理由」のせいでか洋館で起こる、「不運な」出来事・・・・・ 「麦の海に沈む果実 」の3月の国の重たくも暗い雰囲気が詰まっていて あのままの流れで、読む事が出来て幸せだな〜と思いました。 これは是非続きで読んで欲しい。 登場人物は、みんな見たままの人物ではないような気がして 怪しめば全員怪しい。 壊れかけの洋館というのも雰囲気を盛り上げてくれます。 思えば最初から犯人は・・・・・(言わないでおきます) ヨハンや黎二の名前も作品中には出て来て 今後もこのシリーズが出そうな気がして 楽しみになってます。 成長したヨハン!! 想像するだけでも、わくわくしちゃいますね〜♪
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