四畳半神話大系 の商品レビュー
多世界論を題材にした物語、とかを言うことはできるけど。 若干辟易しつつも何となく幸せになった。 「今」の肯定。 ー「いつでもその気になれば外に出ることができるからこそ、私は出なかったのである。」
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ループ&ループ&ループ。。。だんだん活字を追うのが面倒になりつつも追いかけていると、ちらほら見つかる変化。アニメ版がとんでもなく良いので、面倒ならそちらを。
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森見さん、二作目!! 夜は短し〜は苦手だったけど、これは最後まで読めた!面白かった! まり的には明石さんとのことももうちょい知りたかったな
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京都の大学の自意識過剰のダメ男という主人公。 4つの話からなりますが、2話目で趣向が理解できます。あの時、これを選択していたら・・・というパラレルワールド。 微妙な違いは面白いのだけど、全く同じ文章がところどころ繰り返されているので正直、疲れました。せっかくの面白い表現が繰り返すことで後半は残念な感じになってしまった。 4話目の永遠に続く四畳半という、可愛くないファンタジーな世界が一番楽しめたと思う。 他の森見作品のほうが好きです。 アニメになっているようで、そっちのほうが面白いかも・・・と思います。
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アニメ版を気に入って、借りたもの。現代小説は言葉選びで好き嫌いが激しく出る方だが、これは拒否反応無く割と楽しんで読めた。ストーリーについては、表現はいいものの、少し退屈を感じさせる。しかし、これを読んでみれば、どれほどアニメ版がこの小説を昇華させ素晴らしい出来であるかよくわかると...
アニメ版を気に入って、借りたもの。現代小説は言葉選びで好き嫌いが激しく出る方だが、これは拒否反応無く割と楽しんで読めた。ストーリーについては、表現はいいものの、少し退屈を感じさせる。しかし、これを読んでみれば、どれほどアニメ版がこの小説を昇華させ素晴らしい出来であるかよくわかるという点で、読んで損はなかった。
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あの時、これじゃなくて別のものを選んでいたら・・・ そんな、誰もが一度は考えたことがありそう感じ。 森見ワールドであった。 結局、そうかよーって感じ。 笑える。 まったくもって、高尚な阿呆話。 さて、わたしなら、もしも別の選択肢を選んでいたら。。 は、まったくもって 「あの時...
あの時、これじゃなくて別のものを選んでいたら・・・ そんな、誰もが一度は考えたことがありそう感じ。 森見ワールドであった。 結局、そうかよーって感じ。 笑える。 まったくもって、高尚な阿呆話。 さて、わたしなら、もしも別の選択肢を選んでいたら。。 は、まったくもって 「あの時」意外にはないのである。
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下鴨幽水荘なるおんぼろ下宿の四畳半に住む大学生の“私”の奇妙奇天烈な物語。 一見、四話の別々の話に見えるが、その実、別世界に生きる同一人物の物語なのである。(ややネタバレですみません…。) その運命の分かれ道となるのが、大学に入学してどのサークルを選んだか、という点だからナンセン...
下鴨幽水荘なるおんぼろ下宿の四畳半に住む大学生の“私”の奇妙奇天烈な物語。 一見、四話の別々の話に見えるが、その実、別世界に生きる同一人物の物語なのである。(ややネタバレですみません…。) その運命の分かれ道となるのが、大学に入学してどのサークルを選んだか、という点だからナンセンスこの上ない。 舞台や登場人物、文体などなど、他の作品に共通する要素が多々あるので、それを楽しみととるか、マンネリととるか…というところ。 私の場合、二話目、三話目でやや退屈になったが、最後ちょっと盛り返し、もう少しこの作者と付き合ってみようかな、と思った。
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※このレビューにはネタバレを含みます
文体は少し読みづらいが、慣れると癖になると思う。どうしようもないキャラクターたちばかり登場するが、みな憎めない。「私」も小津も樋口師匠も強烈な個性と愛嬌がある。別のサークルに入っていたら、もっと楽しい生活が遅れていたかもと思っている大学生に是非おすすめしたい一作である。
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弱者に鞭打ち、強者にへつらい、わがまま、傲慢であり、怠惰で、天の邪鬼であり、勉強をせず、誇りの欠片もなく、他人の不幸をおかずに飯が喰える者ども…阿呆な二人中心の大学生活。仮想、入部サークル毎の四話、下宿の下鴨幽水荘のウエイトは大。それぞれ微妙に、捻りが入るものの似たくだりが有り、...
弱者に鞭打ち、強者にへつらい、わがまま、傲慢であり、怠惰で、天の邪鬼であり、勉強をせず、誇りの欠片もなく、他人の不幸をおかずに飯が喰える者ども…阿呆な二人中心の大学生活。仮想、入部サークル毎の四話、下宿の下鴨幽水荘のウエイトは大。それぞれ微妙に、捻りが入るものの似たくだりが有り、好き嫌いが別れそう。本書は、阿呆加減が薄い様だが節回しは相変わらずだ♪
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今回も森見ワールド全開だった。 明石さんの会話が心地良くさくさくと読み進めた。 京都の街へ行きたくなる。 大学生生活への希望と不毛さを夢見始めた。
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