四畳半神話大系 の商品レビュー
「太陽の塔」に引き続きこちらも京都学生が主人公の話。そしてやはり主人公はヘンテコで、妄想は止まらない。基本的には前作「太陽の塔」と変わらないずダメな学生のダメダメな下宿生活が延々と綴られるのだが、やはりおもしろい。 またこの作品は4章に分かれているのだが、これらがすべて不思議にリ...
「太陽の塔」に引き続きこちらも京都学生が主人公の話。そしてやはり主人公はヘンテコで、妄想は止まらない。基本的には前作「太陽の塔」と変わらないずダメな学生のダメダメな下宿生活が延々と綴られるのだが、やはりおもしろい。 またこの作品は4章に分かれているのだが、これらがすべて不思議にリンクしている。なかなか言葉で説明するのが難しいが、すべてを読み終えたときに、なるほどと思った。 やはりこの作者は只者ではないのではないかと思う。いや、それはちょっといいすぎ。
Posted by
9月16日購入。18日読了。やばいくらい笑ってしまいました。かといってこの本を他人に薦められるかってのは微妙なとこだなあ。
Posted by
大学の友達に借りた本。難しい言葉や文体に最初は読みにくさを感じるけど、次第に引き込まれる。少しずつ話が見えてくる感じが、非常におもしろい。
Posted by
もってまわったような口調、斜に構えた感じが苦手な方にはオススメできません。私は好きですが。 こういうファンタジーってすごく身近に感じられて面白い!
Posted by
全体的な印象は前作とほぼ同じ。ただ、四つの平行世界を舞台にしたオムニバスストーリーが小気味よく絡み合う物語構成は目を引く。 今の持ち味を活かしつつ、今とは違った作風を確立できれば、魅力的な作家になるのではないだろうか?もし今後も作品を発表する機会があるならば、の話だが。
Posted by
文体や設定は太陽の塔を踏襲していますが、パラレルワールド的展開はかなり読み応えがあります。 それぞれの章の単純なつながりはもとより、もちぐまを代表とする逆方向のつながりもあったりして読んでいて楽しめます。 エンディングも太陽の塔と同じようなカオスですが、ちゃんと根拠があるエンディ...
文体や設定は太陽の塔を踏襲していますが、パラレルワールド的展開はかなり読み応えがあります。 それぞれの章の単純なつながりはもとより、もちぐまを代表とする逆方向のつながりもあったりして読んでいて楽しめます。 エンディングも太陽の塔と同じようなカオスですが、ちゃんと根拠があるエンディングであるところがいいです。
Posted by
ちょっとした話をわざわざむずかしい言葉で書いてたりするので、余計に笑ったり。 大学時代にバカをやったなぁと、懐かしく思いだしたりします。 でも、読んでると、だんだん疲れてくるかも。
Posted by
どの道を通っても、悪友と恋人得るという様な話。 サウンドノベルをやっている気にもなったが、「かまいたちの夜」にこんな癖のある文体は使われていないよな。 個人的には「太陽の塔」が好きかも。
Posted by