40歳からの仕事術 の商品レビュー
人生であぶらの乗って…
人生であぶらの乗ってきた時機をいかに生きるか。
文庫OFF
40ってベテランの感覚だけど、社会人生活半分も過ぎていない。自分の伸び代を見つけるのはなかなか難しいと思って読んでみました。 参考になる点もいくつか。異なる分野の情報に触れるのは大切。
Posted by
40歳からの仕事術、人生戦略、対人関係、この年代のビジネスパーソンにとって必要なスキル・ノウハウが詰まった一冊です。目標を達成するために、限られた時間を有効に使って自己成長する方法を学ぶことができました。あらゆる場面で、責任を伴ってくるこの年代だからこそ、身に付けておくべき考え方...
40歳からの仕事術、人生戦略、対人関係、この年代のビジネスパーソンにとって必要なスキル・ノウハウが詰まった一冊です。目標を達成するために、限られた時間を有効に使って自己成長する方法を学ぶことができました。あらゆる場面で、責任を伴ってくるこの年代だからこそ、身に付けておくべき考え方やスキルを、端的に分かりやすく説明されているので、目標設定、人生戦略に迷っている方にお薦めの一冊だと思います。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
• プロジェクト運営の基本原則(42) -捨てる -教えない -非常識 <第1回講義まとめ>(74) • 自分で考える -判断基準は「他人の目」ではなく「自分の目」 • 考える=イマジネーション -「左脳(言葉、論理)」は伝達の手段、イメージを描くのは「右脳(想像力の世界)」 -「他人の考え」の中から選ぶのではなく、実体(具体的イメージ、三次元での動き、人間の息遣い、感動)を先に考える • 考えを深める=イメージを動かす -「あるべき姿」を想像し、課題の「根っこの原因」を把握する • 自分で考えるにあたっての障害を除去する -事実と意見を区別し、事実だけに耳を傾ける(例・三悪(新聞、雑誌、経営本)追放) • 発想を豊かにする技術を身につける -異分野からの刺激で、イメージの動きを変える • 「過去を捨てる勇気」を持つ -間違ったと気づいた段階で、その考えは捨てる -過去の体験・成功・努力にとらわれると発想は縮む • 自立した個の前提条件は、「自分の頭で考える」習慣 <理想的なレポートの流れ>(91) 1. 現状の簡単なレビュー。「描写」で構わない 2. 現状=結果をもたらした原因は何か、という因果関係の分析。最大の焦点 3. 課題の構造と、結果が生まれる経緯を整理 4. だからどうする、という行動の提言 5. それをどうやる、という計画 <第2回講義まとめ>(108) • 分析の心=科学的合理主義 -客観的真理の存在、細分化(因数分解)のアプローチ、因果関係の発見 -プルーブ・イット精神。証明なき意見は受け入れない • 分析のDos&Don'ts -Dos:分析=因果関係分析 -Don'ts:「描写」は「分析」にあらず。分析症候群に感染注意 • 仮説検証法の優位性 -捨てる戦略:完全な理解を求めず、重要な事柄にフォーカス -時間制約のなかで、最大効率で最大効果を刈り取る • 3Cの方法論 -Collect、Create、Confirm (=Prove=証明する) -常にワークフローを意識化する • 尻から考える -結論から考え、仮説を構築し、因果関係を分析 <メッセージを売り込め:ストーリーラインの初期構成>(119) • 第1章 課題の構造 • 第2章 解決の方向性 • 第3章 解決策の代替案と評価 • 第4章 提言と実行計画 <第3回講義まとめ>(143) • メッセージを押し出す=結晶化 -台本の粗筋づくり:科学的合理主義にのっとって簡潔に -台本の書き方:ワン・スライド・ワン・メッセージ -台本に忠実なメッセージ伝達:聞き手に聞きやすく、理解を誘う努力を • メッセージを売り込む -コミュニケーション=マーケティング -利害関係者(ステークホルダー)とニーズを分析 • 演出技術 -潜在意識に訴える数と形:3、4、7、円、四角、三角 • 5Cの方法論 -Collect, Create, Confirm, Crystallize, Communicate <台本に忠実な表現>(122) • 1.最初に全体像をしっかり示す • 2.今どの構成要素について話しているかを明快に伝える • 3.メッセージと、そのメッセージが導き出せると判断した理由を説明 • 余計なことをしゃべると聞き手が混乱するから気をつける • ユーザーフレンドリーで簡単・簡潔なプレゼンでないと、言いたい内容は伝達できない
Posted by
これも「人生、勝負は40歳から!」同様に40歳を手前にして、タイトルで購入した本。 仕事術、勉強法、考え方などのノウハウ本。テーマとしてはよくあるビジネス書だが、ちょっと変わっていて、なかなか面白かった。 勉強する時間はあるが、スキル・知識はまだそれほどない若い人ではなく、既...
これも「人生、勝負は40歳から!」同様に40歳を手前にして、タイトルで購入した本。 仕事術、勉強法、考え方などのノウハウ本。テーマとしてはよくあるビジネス書だが、ちょっと変わっていて、なかなか面白かった。 勉強する時間はあるが、スキル・知識はまだそれほどない若い人ではなく、既に実務経験を通して、それなりのスキル・知識は持っているが、さらにステップアップするための学習の時間は思うように取れず、閉塞感を持っている、そんな40代を対象としているため、効率的なアプローチを重視している。 それを電機メーカーに勤務する主人公が、同期入社ながら退社してコンサルタントと外資系に勤める2人の友人からアドバイスを受け、現状を打破していくという物語として紹介している。ポイントとなる点が明確になっていて、ストーリーを通して理解できるようになっている。
Posted by
資料として大藤君に借りて読む。仕事術というと、ハックのようなものを想像するが、実は、MBAを取得したコンサルタントが、そのコンサル手法を自分のふだんの仕事にも応用してみよう、という本。なるほどと思うところと、まったく頭に入ってこないところが極端に共存する本。「丸や三角、四角といっ...
資料として大藤君に借りて読む。仕事術というと、ハックのようなものを想像するが、実は、MBAを取得したコンサルタントが、そのコンサル手法を自分のふだんの仕事にも応用してみよう、という本。なるほどと思うところと、まったく頭に入ってこないところが極端に共存する本。「丸や三角、四角といった形は、その形自体が人の意識に訴えかける直感的な特徴をもっているので、プレゼンではそれをセンスよく使え」などというのは納得できるのだが、その話の流れで、金剛界マンダラとかユングの元型とかでてくると、すげーうさんくさく感じる。そもそも、主人公は大手電機会社の45歳という設定だが、どうしても同世代とは思えない。幻想の普通中年すぎる。""
Posted by
何かと制約のある40歳こそ、戦略的に学習しなければならないのですね。,全編シナリオ風で、ビジネス本としては、おもしろい構成です。
Posted by
"40歳なりの成長をという心強い本。 戦略=明確な資源制約の中で、活動性かを最大化するために資源投入の優先順位を明確にすること。=有限な資源の限界に悩むものが、何をするかを決めて、何をやらないかを決めること。=捨てる意志決定。 MBA不要論 自立するための思考法 本質を...
"40歳なりの成長をという心強い本。 戦略=明確な資源制約の中で、活動性かを最大化するために資源投入の優先順位を明確にすること。=有限な資源の限界に悩むものが、何をするかを決めて、何をやらないかを決めること。=捨てる意志決定。 MBA不要論 自立するための思考法 本質をえぐる分析技術 メッセージを売り込め 自分を変える戦略 かなりの刺激を受けます。"
Posted by
大手電機メーカーに勤める朝倉と、その同期で現在コンサルタントの岩下、阿部の 3人の物語形式で進められていく。 以下本文より。 「三悪追放」として「新聞」「雑誌」「経営本」から離れる。 「新聞」は事実のみを抽出する。意見は有害。 「雑誌」はデータだけを眺める。コメントは批判的に...
大手電機メーカーに勤める朝倉と、その同期で現在コンサルタントの岩下、阿部の 3人の物語形式で進められていく。 以下本文より。 「三悪追放」として「新聞」「雑誌」「経営本」から離れる。 「新聞」は事実のみを抽出する。意見は有害。 「雑誌」はデータだけを眺める。コメントは批判的に読む。 「経営本」は自分なりの考えが出来上がった後に、比較対象として他の意見を見る。 自分で考える(イメージ生成)ための材料として、異分野を知る 科学的合理主義アプローチ 真理の存在:物質世界では客観的に観察、証明可能な真理が必ず存在する 還元論:物質は要素に分解可能 因果律:各々の要素には因果関係を導き出せる 上記の考え方を会社の分析に導入するのが「経営を科学する」 正しい経営の在り方があるから、会社をいろいろな要素に分解し、因果関係を見つければよい。 数字をグラフ化したようなものは分析とは呼ばない。ただの描写。 どのデータから何が言いたいのかが重要。 理想的なレポート 現状の簡単なレビュー:描写 現状=結果をもたらした原因の因果関係の分析。最重要 課題の構造と結果が生まれる経緯 だからどうする、行動の提言 それをどうやる、計画 なぜ、を頭に入れながら情報収集する とりあえず情報を集めよう、は絶対に避けるべき。 最低限の上質な情報を集める→仮説を構築(因果関係の所見)→仮説の検証(分析) ストーリーラインの構成 課題の構造→解決の方向性→解決策の代替案と評価→提言と実行計画 →ワンスライドワンメッセージ。小学生にもわかる言葉で書く。 →聞き手のセグメンテーションを行い、そのニーズに応えるための伝達手段 家族IR活動
Posted by
まあ多少古さを感じるけれど、著者が余技でさらさらっと書いた本では無さそう。 まあ「自分の頭で考える」ことは「自分の頭だけで考える」とはまったく違うと思うのだが、その違いに思いがいたらない人たちが勘違いして読解しそうな危険はちょっと感じた。
Posted by