砂の器(上) の商品レビュー
松本清張の作品です。天才ピアニストの犯した殺人をベテラン刑事が追いかけるストーリーです。 ドラマでは、スマップの中居正広が主演し、犯人の視点で追い詰められていく緊張感があったが、小説では、刑事の視点から描かれていて、両方見ると面白いのでは?
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出版社/著者からの内容紹介 宿命とはこの世に生まれて来たことと、生きているということである。 東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の...
出版社/著者からの内容紹介 宿命とはこの世に生まれて来たことと、生きているということである。 東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する……。
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車庫に収納されている電車の下から身元不明の死体が発見される。 身元はまったくわからず、犯人のあしどりすら掴めずにいたが付近の居酒屋で東北弁を話す男二人が目撃されており、「カメダ」というキーワードがでてくる。警察はそれを頼りに捜査を行うが空振りが続き、ついに捜査本部が解散される・・...
車庫に収納されている電車の下から身元不明の死体が発見される。 身元はまったくわからず、犯人のあしどりすら掴めずにいたが付近の居酒屋で東北弁を話す男二人が目撃されており、「カメダ」というキーワードがでてくる。警察はそれを頼りに捜査を行うが空振りが続き、ついに捜査本部が解散される・・・ SMAP中居が和賀役でTVでやっていたのを見て以来、小説は読んでいなかったが久々に思い出したくなったので購入。 ストーリーはところどころわかってしまったがおもしろかった。
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読み終えて、ああなるほどって思った一冊。 ドラマがあるらしいので見てみたい。 【自主的に購入】
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多分初めて読んだ松本清張の作品。有名どころなので期待したが、何分設定されている時代が古すぎて、まったく面白く感じられなかった・・・ 松本清張を気に入れば、BookOffにあれだけたくさん並んでいるものがたくさんあって素晴らしい!となる予定だっただけに残念。
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おーっ面白いぞ。読みやすい。 松本清張さんって小難しいイメージがあったけど、全然違います。 下巻に進みまーす。
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「何だか嬉しそうですね」 「実は大きな手掛りを見つけたんだよ」 →落胆 の流れが3度も続くと笑える
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数年前にテレビドラマ化され、ずいぶんと話題になったのでその頃一度読みました。巨匠の大作〜と思って読み始めたのですが、肝心の殺人の方法に大変違和感(「こんなことで本当に人が死ぬかなぁ」)があり、二度目は読まないなーと友達に上げてしまいました。今回、図らずも二度目を読むことになったの...
数年前にテレビドラマ化され、ずいぶんと話題になったのでその頃一度読みました。巨匠の大作〜と思って読み始めたのですが、肝心の殺人の方法に大変違和感(「こんなことで本当に人が死ぬかなぁ」)があり、二度目は読まないなーと友達に上げてしまいました。今回、図らずも二度目を読むことになったのは、朝日新聞百年読書会の10月の課題に指定されたため。松本清張生誕100年なんだそうで。え、太宰治と同年生まれなの!?と大変びっくりしました。片や堂々たるおじさん作家、片や白皙短命の青年作家。まぁ太宰が亡くなったのがずいぶん前なのですから、同年でも全然おかしくないのですが。再読して、かなりおもしろく読めました。何といってもこの小説で一番おもしろいのは、方言に関わる部分でしょう。そこを徹底して追求し、ついに正解にたどり着く刑事・今西の執念がすごい。ここを描ききった筆の冴えは圧巻と思います。<続きは下巻に>
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テンポが良いので、読み始めると引き込まれる。ただ、ストーリーの中での偶然が偶然すぎるのでは・・個人情報という言葉なかった時代背景が少しほほえましい。
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今西栄太郎・・・ベテランの刑事。 なんとしても犯人をみつけだそうというあきらめない精神はすごいものがあった。 少しの状況証拠から複数のことを関連づける想像力はすごかった。
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