1,800円以上の注文で送料無料

播磨灘物語 新装版(四) の商品レビュー

4.1

43件のお客様レビュー

  1. 5つ

    11

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

秀吉に天下を取らせた…

秀吉に天下を取らせたものの、その後は秀吉に警戒され、隠居してしまう。その才能を100%試す機会に恵まれなかったのが残念だ。そこまで欲の深い人でもなかったのかもしれない。

文庫OFF

2024/06/28

I think about Ryotaro Shiba. He might think that human life is small things in a good way. It’s not good that human feels like heavy myself....

I think about Ryotaro Shiba. He might think that human life is small things in a good way. It’s not good that human feels like heavy myself. He said ,“family lineage is a fiction. ”I like this frase! He might feel that he is similar to Kanbei(Zyosui). “Zyosui” is translated directly into “like water ”. Shiba says,”Kanbei might think that human life is like a picture be written on the water.” I love this idea.

Posted byブクログ

2023/07/13

様々な黒田官兵衛ものがあるが、さすが司馬遼太郎先生の官兵衛になっていて、膨大な資料を基に描かれていた。 官兵衛の志しが、グサッと心に染みる感じがした。

Posted byブクログ

2023/02/25

感想を書くのをサボってしまったが、全体を通して星5?の感想だった。 司馬遼太郎を初めて読んだのは『項羽と劉邦』だったが、それも面白かった。 他の著者の歴史小説も少し読んだが、司馬遼太郎のは小説という形で物語として進められていくが、所々に著者の見解が示されている点がうまい具合に...

感想を書くのをサボってしまったが、全体を通して星5?の感想だった。 司馬遼太郎を初めて読んだのは『項羽と劉邦』だったが、それも面白かった。 他の著者の歴史小説も少し読んだが、司馬遼太郎のは小説という形で物語として進められていくが、所々に著者の見解が示されている点がうまい具合に内容を読みやすくなっていると思った。 官兵衛の思想、生き方を読み解きながら、その生について少し触れることができたと感じる。

Posted byブクログ

2023/02/23

20年ぶりくらいに信長の野望も購入し何度目かの戦国ブームが来た。 小牧長久手や関ヶ原のときの立ち回りにもっと触れるかと思いきや最後のまとめ程度。 合理さと人としての面白さを持つ稀有な存在。庄屋上がりのような家康を嫌い、それに媚びる息子を馬鹿にするとか人として面白いところがありすぎ...

20年ぶりくらいに信長の野望も購入し何度目かの戦国ブームが来た。 小牧長久手や関ヶ原のときの立ち回りにもっと触れるかと思いきや最後のまとめ程度。 合理さと人としての面白さを持つ稀有な存在。庄屋上がりのような家康を嫌い、それに媚びる息子を馬鹿にするとか人として面白いところがありすぎる。

Posted byブクログ

2022/08/15

ついに完結。全編を通して司馬遼太郎さんの官兵衛に対する好感が滲み出ていた。 あとがきの最後の一文「友人にもつなら、こういう男を持ちたい。」は最高の賛辞ではなかろうか。

Posted byブクログ

2022/08/05

大昔に読んでいたものを、数十年ぶりに再読。 読んでいて「これ、初読なんじゃないか?思い込んでただけで」と数度思い。 でも最終的に「あ、これ読んだなやっぱり。数十年前に」となんとなく思った。 戦国時代に秀吉の下で名を馳せた軍師「黒田官兵衛」の半生を描く長編小説。 個人的な説です...

大昔に読んでいたものを、数十年ぶりに再読。 読んでいて「これ、初読なんじゃないか?思い込んでただけで」と数度思い。 でも最終的に「あ、これ読んだなやっぱり。数十年前に」となんとなく思った。 戦国時代に秀吉の下で名を馳せた軍師「黒田官兵衛」の半生を描く長編小説。 個人的な説ですが、司馬遼太郎さんの特に長編は、 「坂の上の雲(1969-1972)以前、と以降」 に分けられると思っていて、「播磨灘」は1975。以後です。 「竜馬がゆく」や「国盗り物語」に比べれば、枯れていて、エンタメ臭が弱い。 その分、読み手側がもうほぼ50歳ともなると、「再読の滋味」は「以降」の諸作の方が深かったりしますね。 つまりは官兵衛という人が持っていた「才気」と「澄み切った人間臭さ」と「背筋の通った人柄」が、幾多の怒涛を経て「時の運」や「人間の集団の頑迷さ」にどこかまでしか、歯が立たない。 でもそれだからこそ風景として描くに足る愛情を呼ぶんでしょうね。 エンタメ感の向こうにそういう湿度のため息を感じるあたりが「以降」でしょうね。 そして何より、「戦国」という混乱の中世が、「信長・秀吉・家康」という近世へと、軋みを唸りながら転換していく、そんな歴史のドラマを感じさせる。このダイナミックさ、この描く力。 エンタメでありつつ、どこかマルクスを読んでいる気にもなって来る。 うーん。やっぱり脱帽。

Posted byブクログ

2020/04/29

信長の援軍を請うた秀吉は、備中高松城の水攻めで毛利軍の攻撃を封じた。安国寺恵瓊の仲介により城主清水宗治は切腹、毛利方との和議が成立することとなった。ここにおいて、明智光秀の謀反によって信長・信忠父子の自害の報がもたらされる。軍師官兵衛がしんがりとなり、中国大返しの末の山崎の合戦へ...

信長の援軍を請うた秀吉は、備中高松城の水攻めで毛利軍の攻撃を封じた。安国寺恵瓊の仲介により城主清水宗治は切腹、毛利方との和議が成立することとなった。ここにおいて、明智光秀の謀反によって信長・信忠父子の自害の報がもたらされる。軍師官兵衛がしんがりとなり、中国大返しの末の山崎の合戦へとなだれ込むのだった・・・。秀吉の天下統一の影の立役者・黒田官兵衛(如水)は、嫡男・黒田長政の福岡城で隠居、博多湾の海景を眺めながら五十八歳の生涯を閉じたという。織田・豊臣・徳川の戦乱の時代を駆け抜けた男の物語は、ここに完結する。

Posted byブクログ

2020/01/06

備中高松城の講和までの流れについて,実はよく理解してなかったことも判明。安国寺恵瓊の立ち位置についての解釈も興味深かった。 残りのページ数でどこをどうやるのか心配してたら,こう終わるのか。あくまで播磨灘物語なんだな。

Posted byブクログ

2019/12/06

もし関ヶ原の戦いがたった1日で決着がつかなかった場合の官兵衛がどうなったのか、日本がどうであったのか見てみたい。 面白かった。

Posted byブクログ