袋小路の男 の商品レビュー
「アーリオオーリオ」の方が好きだな。 哲と美由、年齢差は大きくても通じ合うものがあって素敵です。 哲みたいなおじさんが欲しい。 美由みたいな姪っ子が欲しい。
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【あらすじ】 ・袋小路の男(+小田切孝の言い分) 高校1年生の大谷日向子と2年生の小田切孝が新宿三越裏にあるジャズバー「エグジット・ミュージック」でであってから12年、指1本触れたことない2人の友達以上恋人未満の不思議な関係の物語。日向子は食品関係の法務部の仕事で大阪や東京で仕事。小田切は「エグジット・ミュージック」でバイトしながら小説を書いていて、33歳の時にK新人文学賞の佳作でデビューをはたすも小説が書けない日々を過ごす。小田切が骨折して入院中に日向子は何度も会いにいったり、日向子の中絶に小田切が付き添ったり、夜中に電話で長話したり。ついに日向子は小田切の家のそばのマンションを購入しようとする。 ・アーリオ オーリオ アラフォーの哲が姪の中学3年生の美由とプラネタリウムに行ってから文通を開始し、星や宇宙の話で交流を持つ。 【感想】 初めて読んだ作家さんで馴染みのないせいか心にささらなかった。恋人になりたい日向子と友達のままでいたい?孝の関係性もあるあるなのかもしれないが、小説上ではモヤモヤする。
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女性がひたすらに男に尽くす的な展開はあったりなかったりだけど、流石に浪花節は昭和に流れ去り、平成には微妙に趣が変わってきた。確かに尽くしてる面もありつつも、時々は裏切ってもてもよいかみたいなふわ~っとした感じね。これくらい緩いと束縛してDVが!みたいな息苦しさは薄れている、気がし...
女性がひたすらに男に尽くす的な展開はあったりなかったりだけど、流石に浪花節は昭和に流れ去り、平成には微妙に趣が変わってきた。確かに尽くしてる面もありつつも、時々は裏切ってもてもよいかみたいなふわ~っとした感じね。これくらい緩いと束縛してDVが!みたいな息苦しさは薄れている、気がしなくもない。別にヒモってわけでもなさそうだし。 とまぁ拗らせた大人みたいなものを半ばイライラしながら半ば諦観しつつ眺めるのもまた文学ではなかろうか。
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第三十回川端康成賞とのことで手に取ってみました。 字数も少なく160ページ程度なのでサラッと読めてしまいます。 小田切と、日向子の関係にもやもやし、何となく文体もあまり好みではないかなぁと思いながら読んでいましたが、読み終えて意外に好きだったかも、と思えたような不思議な作品でした...
第三十回川端康成賞とのことで手に取ってみました。 字数も少なく160ページ程度なのでサラッと読めてしまいます。 小田切と、日向子の関係にもやもやし、何となく文体もあまり好みではないかなぁと思いながら読んでいましたが、読み終えて意外に好きだったかも、と思えたような不思議な作品でした。 「アーリオ オーリオ」好きでした。 「三光日」って表現が可愛かった。 何年かあとの哲と美由の話を読んでみたいな。 あるのかな。
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距離感の物語か、これは。とにかく、自分が日向子の立場なら耐えられん。アーリオオーリオだけでよかったな。
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この文体結構好きだな。俺もサプライズがない平穏な毎日が送りたいだけなんだ。少し村上春樹の雰囲気を感じた。事件はおこらないんだけど。
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最初の話だけだと、どうにもならない相手を思い続けるどうしようもない自分。でもそうするしかないんだ。みたいな、下手したらちょっとイタい女の話かとも思われかねないけれど、次の話があることで純愛感が出てくるというか。2人はきっとずっとこのままなんだろうけれど、それが正解なんだなと納得できました。 3作品とも、穏やかでじんわりとしみる作品でした。
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日向子が袋小路の男にずっと惹かれ続け、叶いもしない気持ちをずっと持ち続け、誰かと付き合うことを浮気と呼ぶ。袋小路の男・小田切はそんな日向子に触れもしない。最後はきっと男女の関係になるのだろうと思って期待する気持ちは見事に裏切られた。もどかしい。 アーリオオーリオは綺麗なお話だった。中学生と手紙の交換…無邪気で危なっかしい感じが伝わってくるし、可愛いと思った。
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「袋小路の男」絲山秋子著、講談社、2004.10.29 166p ¥1,365 C0093 (2022.06.01読了)(2006.07.09購入)(2006.01.26/10刷) 三つの短編が収録されています。「袋小路の男」と「小田切孝の言い分」は、登場人物が一緒なので、合わせ...
「袋小路の男」絲山秋子著、講談社、2004.10.29 166p ¥1,365 C0093 (2022.06.01読了)(2006.07.09購入)(2006.01.26/10刷) 三つの短編が収録されています。「袋小路の男」と「小田切孝の言い分」は、登場人物が一緒なので、合わせて一つの作品といいのかな、と思います。 男女で在っても、人間と人間として色んな関係がありうるのかなと思います。だから、小田切孝さんと大谷日向子さんのような関係もありうるのかなと思います。 「アーリオ オーリオ」を読むと、作家の方は色んな事を調べながら書くんだろうな、と思います。プラネタリウムとか天体のこと、清掃工場のこと、若者のこと、など。 三つの作品の中では、「アーリオ オーリオ」が一番興味深く読めました。 【目次】 袋小路の男 小田切孝の言い分 アーリオ オーリオ (アマゾンより) 大型新人作家による話題の川端康成賞受賞作。 高校時代に出逢った「あなた」とは指一本触れないままの12年間、袋小路に住む男にひたすら片思いを続ける女を描き、選考委員に絶讃された究極の「純愛小説」。
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高1の大谷日向子は袋小路に住んでいる高2の小田切孝にぞっこん。袋小路の男は、成績優秀、彼女もいるのに、ソープランドに行ってばかり。そんな男に思いを告白。下着が増えた。小田切と会うたびに新しい下着をつける習慣がやめられない。決して見られることなどないのだが。腋と足のうぶ毛を剃る。私に色気がなかったのか。18年間、何もなかった。絲山秋子「袋小路の男」、2004.10発行。
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