笑う招き猫 の商品レビュー

山本幸久(著者)

2009/10/07

ヒトミとアカコは27歳の女漫才師コンビ。苦労性のヒトミと天衣無縫なアカコ、性格も境遇も異なる二人だが、“本物の漫才師”目指して奮闘中！　お笑いに賭ける青春を描く、傑作成長小説。

2009/10/04

2008.2.14
ちょっと期待しすぎたかな。。アカコのキャラがよかったね。山本幸久の本はどれも教訓めいてるからいい、これも

2009/11/07

漫才をする２人の女性。と、彼女らを取り巻く人たちの話。結局招き猫は何だったのかよくわからない。
07/10

2011/07/21

漫才コンビのデビュー前からデビュー後メジャーになって行くまでを描く。とは云えありがちなサクセスストーリーではない。相方のアカコとの関係も安定しているモノではない。生まれ育ちの違いから来るすれ違いで一時はコンビ解消の危機まで招く。また、先輩コンビのキンキラとの軋轢、マネージャーの秘密、憧れだった元アイドルと子持ちピン芸人との出会いなど、芸人の世界に入ったヒトミには様々な出来事が待ち受ける。芸能界の見えない部分（裏ではない）で、芸人さんは仕事をして、夢を見て、努力して、挫折して、悩んで、守って、守られて、それでも懸命に生きている感じが伝わってきた。これが芸人じゃなくＯＬの世界を描いた物語だったとしても、登場人物がそれぞれ違う役で登場し、それでもお話しは成立するんだろうな。様々な仕事に従事する全ての人が何某かの形で出会い経験することが描かれている。アカコとヒトミがチャリに二人乗りして歌うシーンがとても良い。二人の揺るがない信頼関係がこれからもずっと続くだろう事を感じさせる。良いよね互いに依存し合わない仲間って。

2009/10/04

女性漫才コンビ、アカコとヒトミの物語｡
かつてお笑いライブ通いをしていた身としては「ちょっとこれはどうなの？？」と思うような描写もありましたが爽やかで読後感も良かったです（＾＾）

2009/10/04

28歳の凸凹女漫才師コンビの友情とライブ模様。
ところどころに出てくる即興の歌が、くだらなくて笑えますｗ
お笑いつくるって大変だｗ

2009/10/04

ヒトミとアカコは27歳の女漫才師コンビ。苦労性のヒトミと天衣無縫なアカコ、性格も境遇も異なる二人だけど、“本物の漫才師”目指して奮闘中！漫才だけをやりたいけれど、テレビ出演を依頼される２人。「お金が絡むとみんな変わる」と言われる中、ヒトミとアカコは“本物の漫才師”になれるのでしょうか。運命的な出会いからのコンビ結成の話や、ネタ作りなど、２人と一緒に笑い泣けます。いつのまにか、漫才師「アカコとヒトミ」を応援したくなります！

2009/10/07

面白かった！アカコとヒトミ、ぜひ見てみたい。アカコについて知らないことが多くても、ヒトミにとってはかけがえのない、他にはいない相方であり友人だ。何でも知っているから、何でも話せるから友達、という女の集団にありがちな既成概念がちっともないところがいいな、と思った。ライブで、他のコンビの薄っぺらい芸風を見抜き、宣言通りに観客を奪ってしまったのがお見事！拍手を送りたくなるくらいかっこよかった。テレビ番組の話が来て、漫才だけをやりたいけれど、「お金が絡むとみんな変わる」にヒトミが即答できなかったところも印象的だった。今テレビで活躍している若手お笑い芸人の方々、テレビには出ていないけれど、こだわって活動しているお笑い芸人の方々も、こんな風に考えているのかな。

2009/10/04

アカコとヒトミは漫才コンビのプロを目指してるのね。でもプロになるまでには前途多難。相方に彼氏ができそうになってさびしくなったり事務所のおっさん（アダ名）の家庭がごたごたしててそれに首を突っ込んだり。面白いし心がほんわかする作品です☆おもしろいギャグ？もあります☆

2009/10/04

真のお笑い芸人を目指す女の子二人のお話。アマ〜プロになってもおべっか使ったり、惰性しないで自分のスタイルを貫き通す姿が共感できた。ホロリもあるよ。