笑う招き猫 の商品レビュー
彼女たちのネタの貪欲なところとか見てるとホントに笑いに夢中になってるな、って思う。 周りの人たちも温かい。 ふと図書館で偶然発見して、朝の4時までかかって一気読みしちゃった。テンポがいい本って読み始めたらとまらない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2017/2/22 今お騒がせな人の映画の原作。 でもお騒がせ前から手元にあったの!お騒がせで映画化を知りました。 おもしろかったんだけど、女芸人は昔から結婚で関係が崩れたりするからアカコのこの選択が後々の火種になるんじゃないか、今後ヒトミが先に結婚するってなったら揉めそう、などといらん心配をしてしまった。 現実にはいねーから!とは思うんだけどね。 今後この作者の違う小説で二人を見かけることを楽しみにしてます。
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漫才女性コンビのサクセスストーリーなのかな。招き猫に無理やりにこじつけだし、 最後はしり切れトンボで終わってしまうし、どんでん返しでもってきたのだろうけれどあり得ないと嫌悪感すら感じてしまった。 途中まで面白く読み進めていたのに なんとも残念。 レッドバロン号をこいで疾走する姿...
漫才女性コンビのサクセスストーリーなのかな。招き猫に無理やりにこじつけだし、 最後はしり切れトンボで終わってしまうし、どんでん返しでもってきたのだろうけれどあり得ないと嫌悪感すら感じてしまった。 途中まで面白く読み進めていたのに なんとも残念。 レッドバロン号をこいで疾走する姿はテレビでお馴染みの桐谷さんと、重なってしまったのがなんだか笑えた。
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若手芸人がはしゃいでるだけのお笑い番組に疲れを感じ出したのはいつ頃からだったか。M-1やらのお笑い番付に「この笑いってヒステリックに痙攣してるだけやな俺」って思い出したのはいつ頃だったか。最近のお笑いって刺激がきつくて、経年劣化したお笑い琴線が、アレルギー反応起こしてヒリヒリする...
若手芸人がはしゃいでるだけのお笑い番組に疲れを感じ出したのはいつ頃からだったか。M-1やらのお笑い番付に「この笑いってヒステリックに痙攣してるだけやな俺」って思い出したのはいつ頃だったか。最近のお笑いって刺激がきつくて、経年劣化したお笑い琴線が、アレルギー反応起こしてヒリヒリするので、民法バラエティを控えるようになったのはいつ頃からだったか。 マスメディアに揉まれ、熱狂的なファンに揉まれ、ビジネス社会に絞られて、それでも舞台でやる漫才にこだわり抜いて切磋琢磨して、円熟したお笑いを追及する。主人公2人には是非そういう漫才師になってもらいたいなぁと思った。 っていうか、これ再読だったのねぇ。すっかり忘れてた(笑
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まぁこれは青春だわ。最初はとことん青春だったけど、なんだか途中からドロドロしてきて、あー、このままドロドロしたままで終わってもステキ、なんて思ったりもしつつ、でも最後は爽やかだった。まぁそれもまた良し。
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山本幸久作品初読。 面白くないわけじゃないんだけど。。。 漫才を小説にするのは無理があるんじゃないかなといった感じ。
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サービス精神いっぱいの、楽しい作品を書き続けている山本幸久さんが 第16回小説すばる新人賞を受賞して作家デビューを果たした、記念すべき作品です。 150㎝のミニモニサイズ(古いですね。。。)に お笑いのために敢えてつけたのだ!と主張するお肉をぽってりとのせ 自分がセクハラされて...
サービス精神いっぱいの、楽しい作品を書き続けている山本幸久さんが 第16回小説すばる新人賞を受賞して作家デビューを果たした、記念すべき作品です。 150㎝のミニモニサイズ(古いですね。。。)に お笑いのために敢えてつけたのだ!と主張するお肉をぽってりとのせ 自分がセクハラされても耐えるのに、相方のヒトミがいやらしい目で見られると たとえ先輩芸人であっても、本気のグーで殴りつけるアカコ。 180㎝越えという、合コン参加を身長制限で撥ねられるほどの長身で 堅実なOL生活からお笑いの世界へと引っ張り込んだアカコのために こつこつネタを集め、台本を書き、10年物のママチャリ、レッドバロンの後部座席に 絶賛増量中☆のアカコを乗せて、ギシギシとペダルを漕いで家まで送るヒトミ。 緑色の珍妙な招き猫に、おいでおいで♪と招かれたかのように巡り会ったふたりが 漫才コンビ「アカコとヒトミ」を結成し、初舞台で客席を凍りつかせ大失敗するところから この愛すべきふたりをハラハラ見守り、旗を振って応援したくなります! 初舞台のギャラは、先輩芸人への花束代にも届かない、たったの2千円。(注・二人分!) 紆余曲折の末、TVの勝ち抜きネタバトルに勝ち進んで、笑いを取っていても 15分のネタのおいしいところを抽出して、規定時間の7分に縮めるのは やっぱり手抜きだ!と反省して、ネタを一から作り直したり 楽に稼げそうな深夜番組のレギュラーの話が来ても ずっと舞台に立って漫才をやり続ける!という、神聖な誓いに反するのではと悩んだり。 処世術につながる調子のよさはまったくないのに お笑いへの情熱と真摯さだけは有り余るほど、というふたりが可愛くてたまりません。 それにしても、納豆をかきまぜるのにも、フリマで似顔絵を描くときも レッドバロンの後ろに跨って世田谷線を眺めるときでさえ 自作のはなうたを機嫌よく歌っているアカコに 『はなうた日和』といい、『ある日、アヒルバス』の社歌といい 山本さんは普段からふんふん♪ とはなうたを歌う方なのかな、などと想像して 微笑ましくなってしまいました。
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〈内容〉ヒトミとアカコは27歳の女漫才師コンビ。苦労性のヒトミと天衣無縫なアカコ、性格も境遇も異なる二人だが、“本物の漫才師"目指して奮闘中! お笑いに賭ける青春を描く、傑作成長小説。
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ハッピーエンド…だったのかな? いろんな問題もあったのでもう少し話を広げてほしかったです。 そのへんが物足りなく感じました。
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漫才コンビのアカコとヒトミ。人生や二人の関係にあれこれ悩みながらも成長していく。二人を取り巻く人たちのキャラがいい。前向きで爽やかな山本作品らしい話。
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