ポアロ登場 の商品レビュー
ポアロシリーズの短編集。 14作品が収録されていて、一つ30ページ程のすごく短いストーリーだった。 短いから今までの長編のような複雑さとかはないけれど、さくさく進むので通勤やお風呂に浸かりながらなどに読むのに良さそう。
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短編14編。ポアロ物は短編より長編の方がおもしろいと思った。短編だと登場人物の性格描写や心理描写があまりないせいからだろうか。 1924発表 2004発行 図書館
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エルキュール・ポアロシリーズ#3。短編集。 短編を続けて読んでいると「トリックパターン」が見えてくる(笑)。いわゆる「狂言回し」が必要なんだろうけど、相棒のヘイスティングズ邪魔くさい。
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ポアロ&ヘイスティングズの活躍がたっぷり! 短編集なので、謎があっけないというか、それで解決しているのか、やや唐突に感じるものもある。しかし、ポアロとヘイスティングズのコンビの会話が楽しい。かなりの割合で美人の依頼人が来るのもお約束。国家に関わる重要な話もあり、バラエティパックのように楽しめる。 「〈西洋の星〉盗難事件」ダイヤモンドが予告上通りに盗まれた。言われてみれば納得の事件。美しい女性に優しく、ややミーハーなヘイスティングズというキャラクターがよく出ている。14編の中でも印象に残ったのをいくつか。 「百万ドル債券盗難事件」債券が船で運ばれる間に盗まれ売りさばかれた。ポアロの推理に、そんな情報出てなかった、と思うけど、発表当時は常識だったのかもしれない。 「エジプト墳墓の謎」クリスティー大好きエジプトの話。呪いのようなオカルトをポアロが信じるのかと思いきや。犯人はなんとなくわかる、たぶんポアロがいつもと違う場所で活躍するのを楽しむ旅ミステリ。 「首相誘拐事件」イギリス首相が行方不明、このままではヨーロッパの危機。こういう設定がイギリスっぽい。それはともかく、ポアロの灰色の脳細胞は、現場に行かなくてもちゃんと事件を解決するという話。行ってしまったけど。 「ミスタ・ダヴンハイムの失踪」ジャップ警部から聞いた事件を推理するポアロ。このジャップ警部も、ホームズものに出てくるレストレード警部のポジションで、ホームズが好きだというクリスティーを感じる。3人の仲良しな感じがいい。 「チョコレートの箱」ポアロが過去の失敗を語る。この終わりの、調子に乗ったら「○○」と言ってくれ、というパターン、ホームズにもなかったかな。バークリーの「毒入りチョコレート事件」をも彷彿とさせる。結局、推理というのは、一番もっともらしい推測だということ。この話が一番好き。
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ヘイスティングが良いキャラクター!「この人がいない物語はさみしい」というのはわかる気がする。凡人の感覚があるからポアロの灰色の脳細胞が際立つし、イラっとする自慢話にも「まぁまぁ、そうカリカリしないで」と慰められる。12編の短編が収録されているなんて、とってもお得な一冊だった。
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ポアロ短編集。短編なので、事件がすぐに解決して飽きることなく読めます。名前とキャラクターが覚えられない私にはピッタリかも(笑)。『安アパート事件』が面白かったです。
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初めて読んだアガサ・クリスティ。名探偵ポアロシリーズの短編集。何話か意味がわからないのもあったけど、好きだったのは執事が主人を殺して料理を全部たいらげるけどライス・スフレだけ入らなかったから殺人がバレるやつ。
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名探偵ポアロシリーズに嵌るきっかけとなった一冊です。 これを読むまでに長編は何冊か読んでいましたが、そこまで夢中になるというほどではありませんでした。 でも、この短編ではポアロのキャラクターがとって魅力的に見えて! そこからポアロシリーズに一気に引き込まれました。 長編は謎解きの...
名探偵ポアロシリーズに嵌るきっかけとなった一冊です。 これを読むまでに長編は何冊か読んでいましたが、そこまで夢中になるというほどではありませんでした。 でも、この短編ではポアロのキャラクターがとって魅力的に見えて! そこからポアロシリーズに一気に引き込まれました。 長編は謎解きのじっくり楽しめる面白さがありますが、短編は短編で色々な事件を次々と楽しめるし、ちょこちょこっと気軽に読みたい気分の時には重宝するので良いなと思います。
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(内容) おしゃれで、潔癖で、自負心が強く、小柄な体格で風変わりなベルギー人が、“灰色の脳細胞”を駆使して、次々と難事件を解決する…いまや世界に知らぬ人のない名探偵エルキュール・ポアロが、よき相棒のヘイスティングズとともに14の謎に挑む!ミステリ史上屈指の名コンビが活躍する最初の...
(内容) おしゃれで、潔癖で、自負心が強く、小柄な体格で風変わりなベルギー人が、“灰色の脳細胞”を駆使して、次々と難事件を解決する…いまや世界に知らぬ人のない名探偵エルキュール・ポアロが、よき相棒のヘイスティングズとともに14の謎に挑む!ミステリ史上屈指の名コンビが活躍する最初の短篇集。新訳で登場。
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20ページ程度の短編が多いため、明らかにミスリードをねらっているものが分かったりその逆で話が飛躍してしまっているものもある。ポワロが失敗した「チョコレートの箱」は自分自身も騙されて面白かった。
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