青列車の秘密 の商品レビュー
出だしから、宝石を巡…
出だしから、宝石を巡りミステリアスに展開していく。登場人物の恋愛模様も見事で、ポワロが珍しく?行動的なのにも楽しませてもらえる。クリスティの作品を読むと旅をしたくなるのは私だけではないはず☆
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ポアロものの長編です…
ポアロものの長編です。列車内で起こった殺人事件にたまたま居合わせたポアロが謎解きをしていきます。高価な宝石がでてきたり、ロマンスもあったり、犯人も意外な人物で楽しく読めました。
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冒頭からドキドキワク…
冒頭からドキドキワクワクさせられる展開です。謎解きもお見事!
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列車内で起きた殺人事…
列車内で起きた殺人事件とそれにからむ宝石盗難事件をポアロが推理する。犯人を指摘する下りは少し安易すぎたかな。
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名探偵ポアロの活躍ぶ…
名探偵ポアロの活躍ぶりは脱帽!彼は・・で彼女は・・!?よくぞ見破った感が残る作品です。
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【ポアロ】 1928年クリスティー38歳。 クリスティー失踪後の精神的に不安定な時期。 私が唯一最後まで読めなかった『ビッグ4』の次に書かれた作品なので不安があった。 やっぱり冒頭から国際謀略の要素が出てきた。 私はどうしてもスパイとかこの手のものが苦手なんだけど、『ビッグ4』よ...
【ポアロ】 1928年クリスティー38歳。 クリスティー失踪後の精神的に不安定な時期。 私が唯一最後まで読めなかった『ビッグ4』の次に書かれた作品なので不安があった。 やっぱり冒頭から国際謀略の要素が出てきた。 私はどうしてもスパイとかこの手のものが苦手なんだけど、『ビッグ4』よりもミステリーが強くて安心した。 クリスティーの描く女性は毎回魅力的な人が多いけど、この作品の女性はイマイチ魅力が伝わってこなかった。ラブロマンスもなぜ?とあまり共感できず。 ポアロのことを知らないという使用人に対して、「悪いけど、きみの教養の程度が知れるね。世界の偉人に数えられる人間の名前だよ」と、自分で言っちゃうポアロは可愛い。 でもポアロは本当にすごい探偵だからね。 アントニイ・バークリーの謎に自信満々のユーモアのある探偵ロジャーと、洞察力抜群の完璧なポアロを交互に読むと楽しい。 甘いものと辛いものを交互に食べたくなるように、クリスティーとバークリーを交互に読むと、それぞれ違った面白さでより面白く感じる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遠出の機会があったので、せっかくなら電車(列車)の話を、とチョイス。南仏が主な舞台ということで、いつものイギリス作品とは違った雰囲気が味わえました。 ところで、この作品は短編の「プリマス行き急行列車」を発展させたものだそうで、そちらをドラマで見ていたので謎解きに関しては納得。 それより印象深かったのがキャサリン・グレー。 会う人すべてに”印象的な目”と評される聡明な女性で、先日読んだ『杉の柩』のエリノアを彷彿とさせました。 ……だからこそ、デリクを選んだのにはそっち?!と驚き。 私もまんまとナイトンの魅力に騙されていたのだなぁ。 これはまだドラマを観ていないので、南仏の景色と豪華な”ブルー・トレイン”が楽しみです(^^*
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ポアロシリーズの5作目。 一人の女性と彼女が所持している宝石を巡る事件が起こる。 もうほぼ全員怪しい。 列車を使ったトリックは流石。 恋模様も織り交ぜつつ上手に着地した感じ。 このシリーズは本当に読みやすい。
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探偵がポアロなのにセント・メアリ・ミード村のヒロイン、大金や”火の心臓”といういわく付きの宝石、そして、豪華寝台列車のブルートレイン内での事件。三角な恋愛模様などなど…魅力的な要素がいっぱいでとても面白かったです。犯人を当てることもできました。 序盤はゆっくりと人間模様の描写に...
探偵がポアロなのにセント・メアリ・ミード村のヒロイン、大金や”火の心臓”といういわく付きの宝石、そして、豪華寝台列車のブルートレイン内での事件。三角な恋愛模様などなど…魅力的な要素がいっぱいでとても面白かったです。犯人を当てることもできました。 序盤はゆっくりと人間模様の描写に当てられていて、ポアロが登場後は徐々にスリリングでスピーディーな展開になっていき、ラストがとても素晴らしい終わり方です。読後感も良く、余韻に浸れるような、まるで列車の発車から終着駅までの動きのような小説。ただ残念なのは、やはり偶然に頼り過ぎなことと、詰め込み過ぎてあの件はどうなんだろうというモヤモヤ感が残ってしまうのが残念かな。 ちなみにヘイスティングズは出てきませんが、ポアロの執事であるジョージ(ジョルジュ)や女性陣がいいサポートをしていて好感が持てます。対して、容疑者絡みの人たちのクズっぷりに萎えますけどね。 そんなわけで、一つ★を減らさざるを得ないですが、『スタイルズ荘〜』や『ゴルフ場〜』より断然『青列車の秘密』の方が好きですね。
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怪しい点、辻褄の合っていない点に目を向けて読めたから楽しかったー!ポアロがパズルのピースを埋めて、一つのストーリーにして語ってくれてすっきりした◎ ヘイスティングス不在で寂しかったけど、キャサリングレーが素敵だった。あと、ラストの「人生は汽車ですよ、マドモアゼル」のポアロの言葉が...
怪しい点、辻褄の合っていない点に目を向けて読めたから楽しかったー!ポアロがパズルのピースを埋めて、一つのストーリーにして語ってくれてすっきりした◎ ヘイスティングス不在で寂しかったけど、キャサリングレーが素敵だった。あと、ラストの「人生は汽車ですよ、マドモアゼル」のポアロの言葉が好き。
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