フューチャー・イズ・ワイルド の商品レビュー
夢中になること間違いなし!
強烈な表紙に、思わず手にとってしまった人も多いのでは?2億年後、人類滅亡後(!)の地球に現れる(予定の)奇天烈な生物たちは、驚くほどリアルだ。知的好奇心と遊び心を刺激され、大人も子供も夢中になること間違いなし!
yui
500万年後、1億年後、2億年後の生物。 生物学・古生物学は当然ながら、前提条件として地球科学や気象学からの予測が必要なため、思っていた以上に科学的。 数百万年単位のスパンで見れば、近年の温暖化なんて些細な問題なのでしょうか。 現在からみた古生物の異質さを考えたら、遠い未来にはど...
500万年後、1億年後、2億年後の生物。 生物学・古生物学は当然ながら、前提条件として地球科学や気象学からの予測が必要なため、思っていた以上に科学的。 数百万年単位のスパンで見れば、近年の温暖化なんて些細な問題なのでしょうか。 現在からみた古生物の異質さを考えたら、遠い未来にはどんな生物がいても驚かない。 そもそも現在の生物がどれだけ凄いかも分かってないだろうし…。 生物好きな自分的には、とても楽しめた一冊。 未来の生物を描いたSF小説をもっと読みたい。
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2億年後、そこにはもう人類もAIも存在しません。人類が滅んで1000年後に現れるナウシカたちも既にいないようです。 *** そこはまるで原始時代。 2億年後、地上では体重8トンの巨大なイカ[メガスクイド]が闊歩しているのだそうです。 イカに支配されている!!(((;゚Д゚))))...
2億年後、そこにはもう人類もAIも存在しません。人類が滅んで1000年後に現れるナウシカたちも既にいないようです。 *** そこはまるで原始時代。 2億年後、地上では体重8トンの巨大なイカ[メガスクイド]が闊歩しているのだそうです。 イカに支配されている!!(((;゚Д゚)))) *** こうして1億年単位でみてみると、地球って結局、生物が繁栄して滅んで、また繁栄して滅んでを繰り返しているだけのようにも見えてきます。 だとすれば何のためにそんなことをするのでしょうか。何のために地球は存在するのでしょうか。 答えはきっと出ないと思いますがそんな不思議を考える本でした。
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人類が絶滅した後のそのまた後、2億年後の地球の話。 現代に生存している生物を基に、架空の生物を大真面目に考案している。 地球がどうなろうと、生物は強かだ。 そこには野性しかないのかと思いきや、そうではない。 生物や地学が好きな方は読んでみると面白いかもしれない。
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出てくる生き物が気持ち悪くて、本当に大好きです。世界の説明も分かりやすく読みやすい。忘れた頃に繰り返し読んでいます
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中学生の時、友達に借りて読んだ本。 人間がいなくなった、未来の地球で、進化がどのように進むだろうかということを生物学の観点から考察したもので、とても興味深かった。ただ、現在からの年代ごと(500万年後、1000万年後、…)に多くの生物が紹介されているのだが、著者たちがどのような知...
中学生の時、友達に借りて読んだ本。 人間がいなくなった、未来の地球で、進化がどのように進むだろうかということを生物学の観点から考察したもので、とても興味深かった。ただ、現在からの年代ごと(500万年後、1000万年後、…)に多くの生物が紹介されているのだが、著者たちがどのような知見からその生物を想像するに至ったかを説明して欲しかった、というのはある。もう一つは、ぶっちゃけ2億年後の世界(本書では現在から2億年後までが考察の対象になっている)なんてどうなっているのか分からない上に答え合わせできる人なんていない(?)のだから、言ったもの勝ちだろう、というのは思った。それを言っちゃあお終いだが。こういったことをあまり気にしなければ、面白く読める本だと思う。
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子供に返って楽しめる。舞台は500万〜2億年後の地球、まじめに奇抜にその時の地球を考察する。イカがスーパーでっかくなってのしのし歩いたりする。ヤバイ、2億年後まで生きてたい。
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この書籍では、ぜん書とは違って人類滅亡後から「500万年後」・「一億年後」・「二億年後」の地球史と言いますが、地球活動史と生物進化史をそれぞれについて解説しています。
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ドゥーガル・ディクソン御大は、どこぞで、 「節足動物系はわけのわからん進化をするのでなるべくやらない」とかのことを言ってた気がするのだが、資料がない。 本書では節足動物が出まくり。あげくの果てに、シルバースイマーなぞといふ「ざっくりネオテニーで生活する甲殻類などの遊泳生物の呼称...
ドゥーガル・ディクソン御大は、どこぞで、 「節足動物系はわけのわからん進化をするのでなるべくやらない」とかのことを言ってた気がするのだが、資料がない。 本書では節足動物が出まくり。あげくの果てに、シルバースイマーなぞといふ「ざっくりネオテニーで生活する甲殻類などの遊泳生物の呼称」まで出る。 五百万年後、一億年後、二億年後と三つあってお得。
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なんでかは解らないのだが、このリテラシーの塊な方が発表当時の科学の頂点、先生方をかき集めて理屈を積み上げてでっち上げた未来世界、 一億年後の世界、現東アジア!!は、標高一万メートルの超巨大台地に、「どう見ても竹(一年に一ぺん、気が狂ったようなでかいススキ状の穂が出るが、ただ筍は...
なんでかは解らないのだが、このリテラシーの塊な方が発表当時の科学の頂点、先生方をかき集めて理屈を積み上げてでっち上げた未来世界、 一億年後の世界、現東アジア!!は、標高一万メートルの超巨大台地に、「どう見ても竹(一年に一ぺん、気が狂ったようなでかいススキ状の穂が出るが、ただ筍はできる)」が繁茂し、そこへ鶴が舞うといった、東洋におけるめでたいものになっているし、 二億年後の世界は、資料が南極不動説を唱えているにもかかわらず、全大陸がくっつくという、仏教説(は釈迦入滅後五十六億七千万年の後で人間がえらいこといるわけだが)における未来世界に酷似する。 このIDとしては、そういうのに興味をそそられる。
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