小生物語 の商品レビュー
ネットで公開されていた日記をまとめたもの。 まえがきでご本人が「この本に時間とお金を割くのはやめたほうがよい」と公言されているけれど、私にとっては面白い一冊でした。 日常の出来事にさりげなく不思議なことを盛り込んだ内容は、日記というよりもショートショートや短編を読んでいるような感...
ネットで公開されていた日記をまとめたもの。 まえがきでご本人が「この本に時間とお金を割くのはやめたほうがよい」と公言されているけれど、私にとっては面白い一冊でした。 日常の出来事にさりげなく不思議なことを盛り込んだ内容は、日記というよりもショートショートや短編を読んでいるような感覚。 所々に添えられた脚注も楽しくて、読みながら思わず笑ってしまいます。 それにしてもこの方の発想力は凄いですね。いつも驚かされるばかりです。
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わたしはこの本が大好きです。 生涯 好きな本にランクインすると思います。 乙一先生はデビューの頃から読んでいました。当時 わたしは小学生で「夏と花火とわたしの死体」は夢中になって読んでいました。 この本との出会いは5.6年前、待ち合わせに寝坊した友人を待つために、たまたま入っ...
わたしはこの本が大好きです。 生涯 好きな本にランクインすると思います。 乙一先生はデビューの頃から読んでいました。当時 わたしは小学生で「夏と花火とわたしの死体」は夢中になって読んでいました。 この本との出会いは5.6年前、待ち合わせに寝坊した友人を待つために、たまたま入った下北沢の古本屋でした。なんとなーく 購入した本をいまだに繰り返し、繰り返し読んでいます。 日記本なのかなーと思いきや、たまに乙一先生らしい怖い話もある。どこまでが本当でどこまでが嘘なのかなーと考えちゃいます。でも 全部本当だったらおもしろいな!ってぐらいの感じで読んでいます。ソファを購入した際に憑いてきた少年の話とか好きです♪
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多数の熱狂と興奮を喚んだ現代の「奇書」がついに文庫版で登場。希代のミステリー作家・乙一の波瀾万丈、奇々怪怪にして平穏無事な日常が独特の“ゆるゆる”な文体で綴られる。虚実入り交じった小説家の一六四日間をご堪能ください!文庫書き下ろし日記(三日分)付き。
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乙一さんがネットで書いていた日記を出版したもの。 日記なので短くて、本当か嘘かわからないような創作的内容のものもあり、なんともほのぼのしてます。 なぜか癒されました。
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どこまでが虚で、どこまでが実なのか。 読んでいるうちにわからなくなってきた……。 これは、エッセイではなく、小説なのだろうか?
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時々、私の友人の言っていることは本当なのか嘘なのか解らなくなるときがあり、読んでてその友人のことを思い出してました。真実を言ってばかりも時々悔しく感じたりする。ネット上、文字のみ、顔が見えないまま相手と疎通するいま、私の解釈は全然的外れだと思うけど、読了後、何かわかったような気が...
時々、私の友人の言っていることは本当なのか嘘なのか解らなくなるときがあり、読んでてその友人のことを思い出してました。真実を言ってばかりも時々悔しく感じたりする。ネット上、文字のみ、顔が見えないまま相手と疎通するいま、私の解釈は全然的外れだと思うけど、読了後、何かわかったような気がしてくるから、おもしろい。1ページ内でおさまったら、紙がグレーになる?
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小説を読んだことがあり、他の作家と違った書き口が気に入っていた。この本もすごく変わっていて面白く、ますます乙一が好きになった。
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乙一さんの本、初めて読んだので之以外の本が どんなのかは知らないが、 かなりギャップがあるみたいやね。 内容は、ほほほう、とライトで気晴らしにちょうどいい感じ。 とくに、本のはしっこの説明文が好き。 合コンのくだり、最高!
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乙一先生の日記エッセイ。 腹がよじれる面白さ。先生の人と違う目線と丁寧で優しい文体ゆえに生まれる笑いにこの先生きのこれるか。 菓子パンの話とリア充漫画家先生との打ち合わせ話が好き。
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