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幻夜 の商品レビュー

3.8

257件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    114

  3. 3つ

    68

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    5

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2021/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『白夜行』のアフターストーリーでしょうか…? 魔性の女と言う言葉は、この女性の為にあると言っても過言ではない人物・新海美冬さん、恐ろしくも美しい女性ですね…。 p.507の加藤刑事の心情がこの物語の核かなー…と、思いました。 変化の手法が鮮やかであり、更にパワーアップしていくのが美冬さん。 そして、美冬さんによって貶められた周囲の人物も、なんとか変わる事で生き続けていくのかなと。 女性はやっぱり強かですね。 そして怖いです。 美冬さんを遠目で一目見てみたいけど…いやー、会いたくはないですね(笑)

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2021/05/15

読後の短い思いのままの感想としては、 怖っ! 読み始めからどんな話か想像もつかず、 読み進めていくうちにどんどん引き込まれた。

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2018/12/29

再読の感想文、細部を忘れていたので再読の意味ありました。よくある成り変わり話のように匂わせながらラストまで引っ張って行くのが如何にも東野圭吾らしいね♪ あとはあなたが考えて下さいね っていう終わり方がミソです 笑。

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2017/10/31

2/3位読むのがたるい。展開もゆっくり。東野圭吾らしくない文調。初めからどう終わるのか?だけが疑問で読んでいたが、なんとも言えない終わり方。賛否両論あるだろう。阪神大震災で身元不明遺体がある事がストーリーを考えた発端かなと推測。

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2017/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 幻の夜を行く男と女。息もつかせぬ傑作長編! 阪神淡路大震災の直後に、出会った男と女。男が犯した殺人を知る女は、彼を徹底的に利用し、野心を実現していく。だが彼女にも恐るべき秘密が——。 【感想】

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2017/04/28

白夜行の二番煎じ、かな?という気がやはりしないでもない。面白くないわけではない。が、主人公たちの設定が似かよっているので、どうしても比較しながら読んでしまう。そして、何か本の少しだけ踏み込みの浅さ、みたいなものを感じつつ、読了した。個人的には白夜行の方が好きかな。 ちょいちょい...

白夜行の二番煎じ、かな?という気がやはりしないでもない。面白くないわけではない。が、主人公たちの設定が似かよっているので、どうしても比較しながら読んでしまう。そして、何か本の少しだけ踏み込みの浅さ、みたいなものを感じつつ、読了した。個人的には白夜行の方が好きかな。 ちょいちょいと白夜行との細かい接点みたいなものが仕込んであるのは、作者のちょっとしたサービス?遊び心?でも、やはり続編ではないかな。 順番に読んでよかった気がする。

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2016/05/07

阪神淡路大震災から始まり、地下鉄サリン事件など実際に起こった出来事を交えつつ進む話。 白夜行の続編かもしれないという噂は聞いてたのですが読んで納得でした。 (白夜行は2年ほど前に読了し印象深く覚えています) 時期的には白夜行のラストから3年後の話なんですね。 美冬が彼女なのか、...

阪神淡路大震災から始まり、地下鉄サリン事件など実際に起こった出来事を交えつつ進む話。 白夜行の続編かもしれないという噂は聞いてたのですが読んで納得でした。 (白夜行は2年ほど前に読了し印象深く覚えています) 時期的には白夜行のラストから3年後の話なんですね。 美冬が彼女なのか、それとも彼女になろうとしたのか、はたまた全く関係がないのか。 どれも断定することができず、頭を捻らせながら読んでました。 過去や中身的には彼女その人なんですけどね。 白夜行の時と同じく、読み進めていって物語の裏側が見えてくると怖くなりました。 ラストで雅也は刑事に邪魔されなければどうしていたのだろうか。 そして美冬は今後どう過ごすのかが気になりました。 東野圭吾さんがいつか女性側視点で本を出してくれないものかな。

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2016/01/02

 白夜行を読み、東野圭吾さんにハマった。現実の世の中にも、理不尽な事実がたくさんあると思いますが、この小説も「自分が主人公と同じような境遇に置かれたら、いったいどうするだう?」と問いを突き付けられているような緊張感にあふれている。  想像を絶するような状況で、ある判断をした主人...

 白夜行を読み、東野圭吾さんにハマった。現実の世の中にも、理不尽な事実がたくさんあると思いますが、この小説も「自分が主人公と同じような境遇に置かれたら、いったいどうするだう?」と問いを突き付けられているような緊張感にあふれている。  想像を絶するような状況で、ある判断をした主人公たちが、終わりのない償いの人生を歩み始める。強く相手を求めれば求めるほど、相手との距離は、離れる。相手の愛情を確かめようともがけばもがくほど、社会の掟に追い詰められていく主人公たち。自分の正義と、社会のルールとの間で翻弄されてゆく。

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2015/10/01

白夜行に続いて読んだ。 白夜行を読んだ後には、ドラマをレンタルしてまで踏み込んだ。 そこからの幻夜。 美冬は雪穂以上に恐ろしく感じた。 個人的には雅也の復讐に期待をしていた。 しかし最後の最後まで夜は美冬の傍から離れなかった。

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2015/03/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テレビドラマを見てから読んだ。やっぱりドラマより原作のほうが深い。ドラマでは白夜行との繋がりを示すような場面があったけど、実際のところどうなのか知りたかった。風とともに去りぬが出てくるあたりに白夜行へのオマージュっぽい雰囲気はあるけど、あとは読者の想像に任せるというかんじ。ラストはドラマのほうが対決っぽくて盛り上がったかな。

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