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グラスホッパー の商品レビュー

3.6

502件のお客様レビュー

  1. 5つ

    81

  2. 4つ

    169

  3. 3つ

    183

  4. 2つ

    36

  5. 1つ

    6

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2015/11/03

映画観てないんですけどキャスト見たらまた本を読みたくなって再読。 健太郎と孝次郎が本当に可愛くて大好き。 なんか殺し屋が悪すぎないというか嫌じゃない人たち。 クマのプーさんの頭文字でPK…このセンスの伊坂さんがたまらんのです。

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2015/11/02

2015/11/2 913.6||イサ (3階日本の小説類) 妻を殺された元教師の「鈴木」 自殺に追い込む名手の「鯨」 ナイフ使いの「蝉」 かなりブラックな職業の全く関係の無い3人がそれぞれの物語の中で繋がっていく。 サスペンスなのかコメディなのか?? この小説、映画化されて...

2015/11/2 913.6||イサ (3階日本の小説類) 妻を殺された元教師の「鈴木」 自殺に追い込む名手の「鯨」 ナイフ使いの「蝉」 かなりブラックな職業の全く関係の無い3人がそれぞれの物語の中で繋がっていく。 サスペンスなのかコメディなのか?? この小説、映画化されて11月7日から全国ロードショー!! ぜひ、映画も見てみたい作品!!

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2015/10/14

映画化されるのを知って再読。章立てに印鑑が使われていたこと以外はストーリーは全く忘れていた。この著者の作品は読んだ時は面白いと思うのだが、記憶に残らない。社会派小説でもないし本格ミステリーでもない、社会の片隅で起こっている小さな事件がテーマとされることが多いのですぐ忘れてしまう。...

映画化されるのを知って再読。章立てに印鑑が使われていたこと以外はストーリーは全く忘れていた。この著者の作品は読んだ時は面白いと思うのだが、記憶に残らない。社会派小説でもないし本格ミステリーでもない、社会の片隅で起こっている小さな事件がテーマとされることが多いのですぐ忘れてしまう。そう言えばゴールデンスランバー以来、死神の精度しか読んでいなかった。読もうとは思うのだが後回しになってしまっている。

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2015/10/12

面白かった!途中マンネリすることはあったけど、特に後半は予想外の展開でわくわくした! ストーリーの入り方も個人的にとても好きで、するっと彼の世界観に入っていけた気がする。

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2015/10/12

殺し屋達が殺し合うのに、どこか人間味を感じさせるキャラクターばかりで、違う世界の話なのに、そう感じさせない。 なんだか完璧に強そうな人の名前が、運命のレシピか何かに書かれているかのように繋がり、殺し合う。これは確かに本に書かれていることだけれども。すっきりとした結末ではないと思う...

殺し屋達が殺し合うのに、どこか人間味を感じさせるキャラクターばかりで、違う世界の話なのに、そう感じさせない。 なんだか完璧に強そうな人の名前が、運命のレシピか何かに書かれているかのように繋がり、殺し合う。これは確かに本に書かれていることだけれども。すっきりとした結末ではないと思う。文庫版があるなら、違いを読み比べたい。 現実でも様々な名前を名乗るものたちが、それぞれの目的のもとに偶然も混ざりつつ、関係していく。よくある日常を殺し屋たちの世界として書くことで、見え方が変わる。 私は殺し屋ではないが、バッタのように、他者と関係することに慣れ、麻痺してくるような感覚になったことがある。ネットを介した繋がりはそれを助長したように感じるが、恩恵も多い。 便利な方に進んでいく。世の中はそうであれ、私は気分がいいほうに進んでいこうと思う。 伊坂さんの作品は、セリフなどによく聖書のように意味ありげな名言のようなものが多く出てくる。それによくハマるらしい。いちいち共感させられてしまって、まるで哲学の話をしているような気分になる。 聖書を詳しく読んだことはないけれど、物語に織り混ぜて、伝えるというのは洗脳的で効果的な手法だと思う。 でも、伊坂さんはそれを強く伝えたいと思っていなさそうだ。あくまで、娯楽小説としての魅力を作るツールにしている。

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2015/09/24

映画化されると聞いて何度目かわからないけれど再読。 読めば読むほど発見がある。 この人はあの話に出てきた人だな、 このエピソードはあの話のあそこと 繋がってるんだな。 今回も発見を楽しみながら読むことができた。 ストーリー的にはたしかにうまくいきすぎ感はある。しかし、鈴木は鈴...

映画化されると聞いて何度目かわからないけれど再読。 読めば読むほど発見がある。 この人はあの話に出てきた人だな、 このエピソードはあの話のあそこと 繋がってるんだな。 今回も発見を楽しみながら読むことができた。 ストーリー的にはたしかにうまくいきすぎ感はある。しかし、鈴木は鈴木なりに。お人好しはお人好しなりにがんばったんだから、いいんじゃないかな。 ジャッククリスピン曰く… はわからないけれど 明日からも たかをくくらず、 生きてるみたいに生きようね。

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2015/09/05

マンガの魔王にミックスされていた作品。 殺しの手口だったり 殺し屋を職業とすることだったり すごくエンターテイメントでした。

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2015/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

想定はしていたけど、グロい描写が多くてちょっと辛かった。伊坂幸太郎さんは、時々こういうグロい描写の本書くんだよな。私はグロいの苦手だけど、それでもグロだけで終わらないから読んだけれど。 妻を引き殺された元中学教師の鈴木。復讐の為に非合法な仕事をしている寺原(引き殺したのは寺原の息子)の会社に潜り込む。が、怪しまれて何の因果もない男女を殺すように脅される。すんでのところで、復讐の目的だった寺原が目の前で車に轢かれる。それが『押し屋』と呼ばれる殺し屋の仕業だろうということで、怪しい男を追うと住宅地の一軒の家に入って行った。そこには『あさがお』と名乗る男と妻と息子2人がいた。 鯨は自殺専門の殺し屋。仕事の現場から、寺原の息子が車に轢かれる場面を目撃する。押し屋の仕業だと気付いた鯨は、自らの過去の因縁を精算するため押し屋を追う。 殺す事になんの躊躇いも持たず一家皆殺しなどを受ける蝉は、自殺専門の殺し屋の殺人を依頼される。が、現場に遅刻したせいで依頼主が自殺していた。仕事の失敗を取り返すため、寺原が血眼になって探している『押し屋』を先に始末する事で株を上げようと押し屋を探す。 『押し屋』の家族が良い感じだったので、押し屋一家(?)が死ぬのは忍びないと思ったし、良い人な鈴木にも死んでほしくなかったけど、この流れ的には全滅だろうかとも思ったり。蝉と鯨は死なないと押し屋は助からないだろうし、蝉と鯨が死んだとしても、鈴木は寺原からずっと追われ続けるかもなーとも思ったから、あの結末で安堵したような気分になった。 ただやっぱり、最後のとこ読むと、鈴木のこれからに不安を感じる。

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2015/01/15

残酷な表現が多くて、途中気分が滅入ったが、ストーリーはおもしろかった。最後はスッキリ終わるので、さっぱりと読み終われた。

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2014/08/27

【要旨】元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。 どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。 鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。 一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。 それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、...

【要旨】元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。 どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。 鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。 一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。 それぞれの思惑のもとに――「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。 伊坂ワールド全開。 「鯨」と「蝉」とそれぞれの周りの人間との会話が何とも不思議でちょっとおしゃれ。 「鈴木」と「押し屋」らしき一家との会話も不思議。 ちょっと不思議なWorldで面白かった。

Posted byブクログ