グラスホッパー の商品レビュー
《令嬢》という非合法組織のトップである寺原の息子に復讐しようとする鈴木。 その息子を「押し屋」が殺す瞬間をみた、自殺をさせる殺し屋・鯨。 家族など女、子供も容赦なく殺す、蝉。 三人の視点で物語は進んでいく...
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
復讐するために非合法な商売をする会社に入った一般人の鈴木と闇を抱えた殺し屋2人の物語。 轢き逃げで死んだということで押し屋が鈴木の妻を殺した、みたいなどんでん返しがあるかと思ったが、そんなこともなく割と予想通りに淡々と物語が進んでいった。 結果を見ると勧善懲悪みたいな印象を受けたが、薬を売って一般人を破滅に導いていた鈴木がなにも罰を受けないのはなんだかもやっとした。 それともそこまで含めて鈴木の幻覚だったのかと考えると、全体的にどこか現実感がない雰囲気だったのはそのため? 続編があるみたいなのでそれも読んでみたい。
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777から読んでしまったので、改めて殺し屋シリーズの第一弾を読んでみた。 伊坂幸太郎がそうなのか、殺し屋シリーズがそうなのか視点を変えて展開していくこのやり口。 俺は好き。 それぞれが全然違うスタートから交わりあっていく様。 素敵やん。 マリアビートルも楽しみだ。
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奥さんの死で教員を辞め会社に入ったが、会社も色々鯨の心境が読めない。殺し屋もいろいろ居るがこーゆー殺人は少し疲れる。
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殺し屋シリーズ第1作目。登場人物のキャラがたっていて面白い。殺し屋のお話しなのでそれなりの描写があったりするのだけれど、伊坂作品はキャラや構成などでそれらを負担に感じさせない。面白かったです。
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引き込まれて一気に読了! 妻を殺害され相手先に潜入就職 でも加害者が殺害されてしまう 麻薬、殺人請負、自殺請負、劇団、押し子
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初の伊坂作品。設定や視点は斬新に思ったが、斬新すぎてついて行けなかった。感情移入出来なかった。鯨の特異能力やその代償は何故生じるか?鈴木の向こう見ずな性格形成も妻の死だけでは説得力に欠ける。キャラクターの背後のエピソードを深堀されていたらもっと感情移入出来たのだろうか? どうやら...
初の伊坂作品。設定や視点は斬新に思ったが、斬新すぎてついて行けなかった。感情移入出来なかった。鯨の特異能力やその代償は何故生じるか?鈴木の向こう見ずな性格形成も妻の死だけでは説得力に欠ける。キャラクターの背後のエピソードを深堀されていたらもっと感情移入出来たのだろうか? どうやら続編があるらしい。気が向いたら読んで見ようか。
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かなり前に1度読んだのですが、マリアビートルをまた読もうと思ったので、先にこれをと再読。あっさり描写されているけれど、結構内容はえぐいですよね。そして映画はもっとだったように思います。最後なかなか電車が途切れないのは幻覚ではない?
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元気な殺し屋もいれば、静かな殺し屋もいる。悪いやつだらけ。 鯨の存在が不気味で怖い。 爽快感はあまりないかな。
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復讐したいお人好しの男と3人の殺し屋の物語。 これまで接点のなかった4人がどんどん繋がっていく。 でも、ちょっとわからなくて他の人の感想とか見てみたら…え?そうなの?って未だにモヤモヤしているのです。とりあえず近いうちに『マリアビートル』も読んでみたいと思ってます。
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