悪党 の商品レビュー
スペンサー・シリーズ…
スペンサー・シリーズ24作目。 黒人少年による白人女子学生の殺人事件の再調査を依頼されたスペンサー。だが、彼に最大の危機が・・・。シリーズのなかでも特におすすめです。
文庫OFF
スペンサーシリーズ。何作目になるのだろうか。もう読む前から見開きの登場人物の7割方が知った名前。 本作では珍しくスペンサーがやられるストーリー。これからリベンジするところ。やっぱり面白い。
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何年かぶりでの再読。 スペンサー・シリーズの第二十四作目。 ここ数冊、解説を書かれていらっしゃる方が、皆さん一回は「マンネリ」と云う言葉を使われています。 まぁ、無理もなく・・、月曜日の八時四十なん分だかに、カクさんが「えぇ~い! 静まれぇ~ッ!」と言うような、金さんが肩脱ぎ...
何年かぶりでの再読。 スペンサー・シリーズの第二十四作目。 ここ数冊、解説を書かれていらっしゃる方が、皆さん一回は「マンネリ」と云う言葉を使われています。 まぁ、無理もなく・・、月曜日の八時四十なん分だかに、カクさんが「えぇ~い! 静まれぇ~ッ!」と言うような、金さんが肩脱ぎになって桜の紋々を見せびらかすような、殊、展開と云う意味に於いては正にその通りであったりします。 御老公が「わっはっはっは」と高笑いする代わりに、或いは金さんが「これにて一件落着ッ!」と白洲を引き上げていく代わりに、スペンサーとスーザンは一件を振り返りディスカッションします。 時に「勧善懲悪」から逸れることもありますが、結末も、まぁ大体に於いて似たようなものです。 カクさんやスケさんが悪人たちを懲らしめる場面と同じように、ホークやヴィニーがスペンサーの為にならない者を撃つシーンが、血生臭くないの救いであったりします。 スペンサー・シリーズ一気読破を試みてから、ほぼひと月経ちました。 https://plus.google.com/u/0/105615501398111406750/posts/8ShCzk2SEU2 残り10冊ぐらいでしょうか・・
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★粗筋★ 濡れ衣を着せられた黒人が、本当は無実であったのか真相を究明すること。それが今回の依頼だった。 事件の目撃者、被害者のボーイフレンド、ボーイフレンドの両親。何から何まで嘘ばかりで、何も判らない。 話を拒む関係者を、いつものようにつつき回し、真実を炙り出す! 今回は、ス...
★粗筋★ 濡れ衣を着せられた黒人が、本当は無実であったのか真相を究明すること。それが今回の依頼だった。 事件の目撃者、被害者のボーイフレンド、ボーイフレンドの両親。何から何まで嘘ばかりで、何も判らない。 話を拒む関係者を、いつものようにつつき回し、真実を炙り出す! 今回は、スペンサーが撃たれるという稀な展開でしたが、弱った彼をホークとスーザンが見守りながら復活させるというなかなか粋なストーリーでした。 腕がたつ殺し屋の描写は上手かったです。なかなかアホな人物ばかり描くパーカーですが、この殺し屋は真面目に書きすぎてて違和感ありまくりでした。 ホークとスペンサーの会話のやり取りは、人種差別をもユニークに流してて上品な笑いになりますな~。
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帯に書いてあるからネタばれをするけど、この物語でスペンサーは瀕死の重傷を負う。シリーズでは今のところこの作品のみ。無敵のスペンサーが唯一敗北すれすれまでいった作品である。 正直言うと、一人称で書いてある作品で、主人公が長い間意識不明になるっていうのはどういうもんなんだろうと...
帯に書いてあるからネタばれをするけど、この物語でスペンサーは瀕死の重傷を負う。シリーズでは今のところこの作品のみ。無敵のスペンサーが唯一敗北すれすれまでいった作品である。 正直言うと、一人称で書いてある作品で、主人公が長い間意識不明になるっていうのはどういうもんなんだろうという興味で読み始めたといっていい。すでにこのシリーズは、マンネリが楽しい、という域に到達していると思う。 もっとも最初に感じた興味はあっさりと裏切られて、むしろ「敗北した」スペンサーが立ち上がるまでの姿が興味深かった。もっともディック・フランシスじゃないから、そのあたりもあっさりとしたものだけど、あっさりとした中に執念のようなものが感じられて、実はけっこう感動した。 物語そのものはいつものパターン。脇役登場のサービスは嬉しい。スーザンはお荷物。ちょっと読んでいて疲れてしまった。 2005/7/27
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スペンサー・シリーズ24作目。タフガイのスペンサーが今作では瀕死の重傷を負う。かつてない危機にどう立ち向かうのか。
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