おぞましい二人 の商品レビュー
ムーアズ殺人事件という実際の殺人事件を基にして書かれた話 当時は返品が相次いだという逸話も頷けるくらい、淡々とただ殺人夫婦の一生が描かれている本です 事件を知ったゴーリーが、描かずにはいられなかったということですが、これを描くことで何を表現しようとしていたのだろうか 色々考えてし...
ムーアズ殺人事件という実際の殺人事件を基にして書かれた話 当時は返品が相次いだという逸話も頷けるくらい、淡々とただ殺人夫婦の一生が描かれている本です 事件を知ったゴーリーが、描かずにはいられなかったということですが、これを描くことで何を表現しようとしていたのだろうか 色々考えてしまう作品だと思います
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実際の話を元にしたゴーリー本。ずっと前から欲しくて、本屋を辞めるときに記念に買いました。話は定番だけど、そのさっぱり感が好き。
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実際にあった話らしいです。 絵本の中で何度も子供を殺してきた彼が、その事件に興味を持っていろいろ調べたんだとか。
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大人のための絵本作家、っていうのをこれでよく実感した。実際に起きた殺人事件を書いたもの。「おぞましい」ほどぴったりな言葉はないと思う。「絵本の中で子供を殺す」っていうとんでもないことは、ゴーリーには慣れてるはずのことだけど、この本では他と違うんだろうな。このとんでもないことが読む...
大人のための絵本作家、っていうのをこれでよく実感した。実際に起きた殺人事件を書いたもの。「おぞましい」ほどぴったりな言葉はないと思う。「絵本の中で子供を殺す」っていうとんでもないことは、ゴーリーには慣れてるはずのことだけど、この本では他と違うんだろうな。このとんでもないことが読む人に伝えるものって、なんだか、あると思う。読んだ人にしかたぶん解らないけど。
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現実のとある事件を見て、書かずにいられなかった作品だそうです。話は割と現実味があって、イイ気持ちにはなりません…犯罪映画の背景の模様がカワイくて好きです
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1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかとなった。「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言うエドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって心底動揺させられ、...
1965年に明るみに出た「ムーアズ殺人事件」。イギリスで二人の男女が4年にわたり5人の子供を残虐に殺して荒野(ムーア)に埋めていた事実が明らかとなった。「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら言うエドワード・ゴーリーが、この現実に起きた悲惨な事件によって心底動揺させられ、描いたのが本書である。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
たとえば食事のおぞましさなんかが私には理解できなかったりするのだけれど、それでもやっぱりこの人たちはおぞましい人で、伝わってくるのはなぜか悲しさ。
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「救いようがない」点が唯一の救い。やるせなさ全開です。凹むのにもっかい読みたくなる。でもこんな本家に置いときたくない。
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救いようがない話だよな、形態は絵本だけど子どもに読ませる話じゃない。なのにこの異様なまでの中毒性はなんなんだろ。これがエドワード・ゴーリーかあ。
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立ち読みで初めてであったエドワード・ゴーリーの世界。 こういう黒ペンだけで描かれるシンプルな世界がすきなんです。 皮肉な感じも好き。
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