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おぞましい二人 の商品レビュー

3.8

108件のお客様レビュー

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2010/09/16

ハロルドは内的、モナは外的環境によってこういう人格形成に至ったんですよね。それに二人が自身を異常を認識していたかは描かれていない。行為の理由が怨恨か愛情かも。その辺りは考えさせられますね。 反面教師的絵本でもありますか。反面でありながらも、自分も同類なのではないかという気もする...

ハロルドは内的、モナは外的環境によってこういう人格形成に至ったんですよね。それに二人が自身を異常を認識していたかは描かれていない。行為の理由が怨恨か愛情かも。その辺りは考えさせられますね。 反面教師的絵本でもありますか。反面でありながらも、自分も同類なのではないかという気もする。 力作ですね。

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2010/06/09

「もう何年も本の中で子供たちを殺してきた」と自ら語るゴーリーが、実話を元に描いた1冊。批判を受けることは覚悟の上、それでも描かずにはいられなかった、ということなのでしょう。。。

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2012/08/22

「おぞましい」って、結構強烈な表現。 え?この表紙の人物はどうゆうことなの?? 実際に起きた事件をもとに描かれた作品。 微細な線でモノトーンに描き込まれた画から、淡々とした短い文章から、 静かに狂気が滲み出してくる。 「うろんな客」とか、「おぞましい二人」とか、 訳語がとても気が...

「おぞましい」って、結構強烈な表現。 え?この表紙の人物はどうゆうことなの?? 実際に起きた事件をもとに描かれた作品。 微細な線でモノトーンに描き込まれた画から、淡々とした短い文章から、 静かに狂気が滲み出してくる。 「うろんな客」とか、「おぞましい二人」とか、 訳語がとても気が利いているのでしょう。 一目見たら、気になって仕方が無い。

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2010/05/04

ふと手にした絵本に描かれていたのは、救いようのない世界の、うつろな男女の日常だった。 まるで、余白を埋め尽くすかのようなエッチングの傷が、圧迫感と猥雑さを醸し出しているよう。 深く深く人間の心理をえぐることで、作者は何をうったえようとしているのかな。

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2010/01/13

事実を淡々と語られる事のおぞましさ。 感情の行き場がない、というより感情が沸き起こって来る感覚もない。 まさに「おぞましい」、本当にイヤになる話。 ここまでどうしようもない本もあるか…

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2009/10/04

実在する人物をモデルに描かれているのですが… 現実の方がもうちょっとおぞましいかも(笑) 絵本は薄ら寒い感じに怖かった。

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2009/10/07

本。 なんじゃこりゃ! 題名にもなっているけど、おぞましい〜。 こんな絵本があったんですネ。 でも子供は読まない方がいいんでないの? 独特な絵と淋しい感じというか、冷たい感じというか それでいて何故か引き込まれてしまった自分がいるのは 何故でしょうか。 読み終わっ...

本。 なんじゃこりゃ! 題名にもなっているけど、おぞましい〜。 こんな絵本があったんですネ。 でも子供は読まない方がいいんでないの? 独特な絵と淋しい感じというか、冷たい感じというか それでいて何故か引き込まれてしまった自分がいるのは 何故でしょうか。 読み終わった後に爽快感はなく心は晴れませんが だがしかし、この作者の他の作品が気になってしまうのは エドワード・ゴーリーの魅力なのでしょうね、 と思わせる作品でした。 エドワード・ゴーリーはすごい絵本作家だと思うけど、 落ち込んでいる時や、ブルーな時は読まない方がいいかも。

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2009/10/04

実際にあった事件をもとにしたらしい。確かにいたなー、こんな人たち。 男も女も普通の生活をできるぐらいのギリギリなダメ人間なところがリアル。

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2009/10/04

イギリスで実際に起きた子供殺しの夫婦の殺人事件を、基に絵本化したものだそうです。 これが、ゴーリーの絵本の中で唯一のホラーだ、と。 二人の救いのない一生を描いた作品。 不幸を背負って生まれ、成長し、結婚、殺人、別れ、死ぬ。 ゴーリーの表現力に脱帽。

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2009/10/04

これは珍しく肉感が少しある。 ゴーリーがどうしても書かないといけないと思って書いた唯一の絵本らしい。 実際にあった事件がもとになっています。

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