ピンク・バス の商品レビュー
この異様な感じ。なんともいえない。だるくてだるくて、イライラしてたまらないんだけど、やめられない。で、読み終わったらなぜかすっきり。 角田さんやっぱりすごいです。
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この前読んだはずなのに余り印象に残ってないな。取り合えず、「ピンク・バス」が一体なんだったのか謎 角田さんのいいところは日常を描くことだがこれは不可解な部分が強烈過ぎて読むのが大変だった。言い換えればそれだけ世界に入れこめる良い作品とも言うが、私は余り好きではない。
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お得意の苦手なタイプの同居人が押しかけるお話。 結局ピンクのバスが何だったのか分かんないのが夢の様なほわほわした雰囲気を出していた。
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短編2作品でした。とくにピンクバスの歪んだ世界観がすごく好き。 妊娠が発覚したばかりの妻と夫。家族にさえ存在を隠すような夫の姉。 この話私にはさっぱりつかめなかったのですが、何度も読み返してしまいます。妊婦特有の精神的トラブルなのか? 人間の脳のシワ1つずつ広げちゃったらこんな風...
短編2作品でした。とくにピンクバスの歪んだ世界観がすごく好き。 妊娠が発覚したばかりの妻と夫。家族にさえ存在を隠すような夫の姉。 この話私にはさっぱりつかめなかったのですが、何度も読み返してしまいます。妊婦特有の精神的トラブルなのか? 人間の脳のシワ1つずつ広げちゃったらこんな風になってしまうのかも。
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倦怠感や焦燥感があって、でも微妙な希望があって、なんとも不思議な小説。印象が残っているようで、忘れてしまっている。生きていくと、いろんな事があるけど全てを覚えているのではなく、体外が忘れてしまっていてふとあるとき突拍子もなく思い出してしまう。そういう、ふと思い出してしまうものを小...
倦怠感や焦燥感があって、でも微妙な希望があって、なんとも不思議な小説。印象が残っているようで、忘れてしまっている。生きていくと、いろんな事があるけど全てを覚えているのではなく、体外が忘れてしまっていてふとあるとき突拍子もなく思い出してしまう。そういう、ふと思い出してしまうものを小説にしていると思う。なんとも存在感があるのか無いのか・・・夏のアスファルトの輻射熱で揺らめく景色のように、ありふれていて意識しないと無視してしまう。
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短編集。タイトルにもなった「ピンクバス」という話が一番面白かった。主人公はピンクのバスにあのまま乗って行ったらどうなっていたのだろう。この別の話も書いて欲しいなぁ、なんて思ったりする。
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