ポル・ポト“革命"史 の商品レビュー
裕福な家庭に生まれフランス留学までしたクメールルージュ幹部による知識階級の破壊と超農本主義。矛盾してます。また、大量虐殺の反省も無いまま現在に至る状況には人間の恐ろしさを感じます。
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※このレビューにはネタバレを含みます
ぱらぱらとしか読んでいないので、評価するのははばかられる。ポルポトの生涯を追った本であり、学術書である。 共産主義というものの本質が明らかになっている。
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原始共産主義。思想による狂気。文明知識人の徹底した粛清。その先に理想の国家??理解しがたいが実際に行われた恐ろしい事実だ。 映画 キリングフィールドを並行して見て欲しい。
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1975年4月からの3年9カ月間で、当時のカンボジア人口の5分の1を殺してしまったポル・ポト政権。「アジアのヒトラー」との悪名がついて回るポル・ポトという革命家はどのような経緯で生まれ、政権下で実際に何をしたのか。こうした点を、筆者が自身の新聞記者時代の経験、そして海外の研究者...
1975年4月からの3年9カ月間で、当時のカンボジア人口の5分の1を殺してしまったポル・ポト政権。「アジアのヒトラー」との悪名がついて回るポル・ポトという革命家はどのような経緯で生まれ、政権下で実際に何をしたのか。こうした点を、筆者が自身の新聞記者時代の経験、そして海外の研究者の成果なども取り込みながら、明らかにしようとした一冊です。 原始共産制を掲げ、本来は人間の解放をめざす潮流の1つであったポル・ポト革命が、なぜ上記に挙げた「20世紀最大の蛮行」になってしまったのか。筆者は、その理由として(1)「バブル革命」、(2)「人間不在の革命」、(3)「借り物革命」、(4)「子ども革命」、(5)「自主独立偏執病革命」(6)「ブレーキのない革命」、という、ポル・ポト派による革命の6つの特徴を挙げて分析しています。 終章では、政権崩壊以降、森のゲリラへと戻って行ったポル・ポト派の動向、とりわけ彼らの最期に焦点を当てることで、「革命が乗り越えられなかったもの」とは何なのかについての筆者独自の主張が展開されています。2番目の妻との間に生まれた子供を溺愛したポル・ポトや親族を仏教様式の大規模な葬儀で送りだすかつての政権有力者たち、彼らの姿は革命が「家族の絆と宗教」を乗り越えることができなかったことを示している、というわけです。 ポル・ポト政権下で実質的に鎖国政策がとられたことや政権崩壊後も90年代半ばまで政治混乱が続いたこともあり、未だに謎が多いとされるカンボジア現代史ですが、筆者自身の経験に加え、他国の研究者の成果なども統合するかたちで詳細に説明してくれています。 当時の関係者たちのバックグラウンドやその発言まで、ここまで事細かにカバーしている本はそうそう多くないため、資料としての価値も高いと思います。 カンボジアへ関心がある方には、必読の一冊として、是非お勧めしたいです。
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カンボジアにおけるポルポト派、シハヌークの与えた影響を知ることができた。集団を暴走させる時の状況(恐怖心、無教育⇒偏った情報の提供)の人間の恐ろしさを感じた。
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「日本のジャーナリスト、学者にも「解放勢力」を応援し、主観的に「ポル・ポトは虐殺していない」と唱え続けた人たちがいた。」そのことを明らかにする・・・というようなことが確か朝日新聞の書評には書いてあったと思ったのだが・・・・そんなことは何一つなかった。したがって、僕の知らない新しい...
「日本のジャーナリスト、学者にも「解放勢力」を応援し、主観的に「ポル・ポトは虐殺していない」と唱え続けた人たちがいた。」そのことを明らかにする・・・というようなことが確か朝日新聞の書評には書いてあったと思ったのだが・・・・そんなことは何一つなかった。したがって、僕の知らない新しい事実はなかった。 「なぜ同胞を殺したのか」(NHK出版)以上のものではなかったなー。
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なぜポル・ポトはあんなことをしたのか…独裁者とは…。良識ある人々が次々と殺されていったという謎…。 独裁者は自分の家族にだけ優しい、というのを読んで悲しくなった。 家族が出来たらむしろ国民や異教徒、異民族にも同じ愛情を持って接してほしい、これは無理な願いだろうか…
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カンボジア旅行後に復習として読んだ本。 大虐殺が、正義として行われていた時流の恐ろしさ。 そして、それは歴史と呼ぶには、新しすぎるほど、最近のできごと。
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カンボジアのことをアンコール遺跡だけを見て、感動し、愛していた。 カンボジアにはもっと知らなければならない過去が山ほどあることを気付かせてくれた一冊でした。
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旅行がきっかけでカンボジアの内戦について興味が湧いて読んだ本。4年間で100万人以上を虐殺したポル・ポト政権(クメール・ルージュ)が一体どうしてそうなったのか、誰も止める者はいなかったのか、この本を読んでもまだよくわからない。この蛮行はほんの30〜40年前に行われおり、カンボジア...
旅行がきっかけでカンボジアの内戦について興味が湧いて読んだ本。4年間で100万人以上を虐殺したポル・ポト政権(クメール・ルージュ)が一体どうしてそうなったのか、誰も止める者はいなかったのか、この本を読んでもまだよくわからない。この蛮行はほんの30〜40年前に行われおり、カンボジアでお世話になったガイドさんの親族もきっと犠牲になっていたんだろうなー、、、とやるせない気持ちになります。 この1冊だけではポル・ポトのことは理解しきれないので、引き続き漁ってみたい。
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