なつのいちにち の商品レビュー
絵だけで夏が伝わってくる むしとりあみもって なに取りに行くのかな? 子供はセミかなーと ハァハァと階段のぼって クワガタとりでした 高いところでなかなかとれない姿に共感 子供は木を揺らせばいいんだよと とれたときの喜び 雨に濡れないように お腹にかくして噛まれないかなと...
絵だけで夏が伝わってくる むしとりあみもって なに取りに行くのかな? 子供はセミかなーと ハァハァと階段のぼって クワガタとりでした 高いところでなかなかとれない姿に共感 子供は木を揺らせばいいんだよと とれたときの喜び 雨に濡れないように お腹にかくして噛まれないかなと心配する 夏が待ち遠しい
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とにかく絵が好きで一目惚れ。 田舎に住む少年の夏の1日。 頭の中で井上陽水さんの「少年時代」が 流れます♪(私の場合w) 昔ゲームでやった 【ぼくのなつやすみ】思い出すなぁ~♥
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2歳9ヵ月 図書館の昆虫特集で。 とにかく、絵が美しい。 夏の暑さ、生き物の躍動感、夏休みのワクワク感 川の涼しさ、全てが伝わってくる。 ちょっと泣きそうになる。 物語もクワガタを取ろうとする男の子の頑張りと、夕立の中喜びとともにかけていくラストシーンが素敵。 夏生まれの子がいたらプレゼントに買ってあげたい素敵な絵本。 後日、買いました。 躍動感が素晴らしい。 娘も読みつつ、自分も古き良き日本の夏(自分が経験したものよりもっとイメージ上の原体験みたいな)の郷愁に恋い焦がれています。
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10歳息子と読了。 自分自身がこのような体験をしたことはないけど、ノスタルジーそのもの。読んだだけで、感情が揺さぶられる。なんだろう、この感じ。 色鮮やかな風景、ダイナミックに切り取られた構図。 主人公の少年の息遣いや高揚感。 「日本の夏休みとは」と海外の人に説明するにはもうこの絵を見せるだけで十分説明になってくれると思う。 ストーリーも良いが、ビジュアルを眺めるだけでも美しすぎる一冊。 レビューが高評価だったので、夏に合わせて図書館で借りてみたんだけど、その理由が頷ける。 でもどちらかというと子どもよりも大人の心を掴む絵本なのかな。 しばし脳内でタイムスリップして、夏休みを楽しめた。
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2017.8.13 男の子の夏の1日。カブトムシ、麦わら帽子、入道雲、青い空、生い茂る緑。全体からびしびし伝わる夏の空気と男の子の息遣い。昔の記憶の中の夏の1日を切り取って見させられたよう。こういうのって残るんだろうな。眩しい。
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夏にぴったりの絵本。夏休み前に、必ず読み聞かせる一冊。 少年の頃、あったなあーと。 そして、いまの子供たちには、 少年時代は、こうだったんだよーと。 変わらないもの、変わりゆくもの、 ちゃんと伝えたいです。
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子供の頃の理想の夏がこの中にあった。 どこか懐かしく、どこかかなしいあの頃の夏ともう一度出会える本です。 ついビックブックも欲しくなりました。
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濃い藍色に沈む夜空。 アーケードに連なるちょうちんの灯り。 露店から漂う林檎飴の甘酸っぱい匂いと 少しずつ遅れて響く花火の音。 うちわを手に浴衣を着て着飾った人たち。 扇風機からの生ぬるい風と ラジオから聞こえるプレイボールのサイレン。 縁側で食べるスイカのみずみずしさと 喉を刺すキンキンに冷えたラムネの味、 夕立を予感させる切なく甘い雨の匂い。 子供の頃はいつまでもいつまでも ずっと続いていくような気がしていた長く暑い夏の日。 けれどもそんなことはあり得ないって、大人になった僕は知っている。 だから夏の夕方は 切なくて物憂げで気だるいのだ。 子供の頃の僕はいつだって冒険への扉を探していた。 山や川はもちろん、 押し入れの中も屋根裏部屋も工事現場にだって 冒険への扉は潜んでいた。 映画『スタンド・バイ・ミー』や『グーニーズ』に出てくる少年たちのように 子供だけが入れる秘密基地を作ったり、 山を探検したり、早朝に起きてカブトムシを捕りに行ったり、 如何わしい本を探して夜のピクニックに出向いたり(笑)、 自転車レースしたり、 アスレチックコースを作ったり、 毎日が冒険の連続だった。 この絵本を開くとそんな夏の日が 鮮烈によみがえってくる。 あついあつい夏の日。男の子は虫取網を持って出かけていく。 空にはたくさんのカモメと入道雲。あたり一面のたんぼのあぜ道。 そして海岸沿いをひた走る男の子。 兄にいいところを見せるため 『きょうはひとりでクワガタムシをつかまえるんだ。』 でっかい牛小屋の前を通り、 神社の石段をハァハァ言いながらのぼり、 生命力の光を撒き散らしながら 山を脱兎のごとく駆けめぐる男の子が本当にかっこいい。 山は生きものたちの宝庫だ。 鬼ヤンマやカワセミ、蝶の大群、森の中こだまするセミの鳴き声、 ショウリョウバッタにてんとう虫、 そして男の子は 目標のでっかいクワガタムシをみつける。 高い木の上にいるクワガタムシは 子供にとっては鯨ほどの巨大な敵に見えたに違いない。 案の定、力の差は歴然。何度やっても何度やっても届かない。 泥まみれになり地面に叩きつけられ、何度も木から落ちながらも 決してあきらめない男の子。 そしてついに彼は自分だけの力で、 クワガタをつかまえるのだ。 頼りない男の子はいつしか たくましい少年の顔に変わる。 降りしきる雨の中、ずぶ濡れになりながらも クワガタをつかまえた喜びを隠しきれない少年をみごとに閉じ込めた カラフルで躍動感みなぎるダイナミックな構図が素晴らしい。 意気揚々と緑の中かけぬけていく少年を見開きのアップでとらえたページの迫力は 壁に飾っておきたいほどのカッコ良さである。 子供は屋根から飛んだり、ブランコで回転したり、川で泳いだり、木から飛び降りたり、 遊びの中から『危険』を体験して 無意識にその、さじ加減を覚えていく。 ここから先は死が待ってるということを 子供ながらも遊びの中で 『感覚』として身体が理解していくのだ。 山の中、巨大な敵に一人で立ち向かっていった少年も 今日の冒険譚を忘れることはないだろう。 自分の足を使って、見て触って、肌で感じた『生の体験』は、 どんなに年月が経とうとも記憶の核となって、 自らを支えてくれる。 誰もの記憶の底に眠る『あの暑い夏の日』を真空パックしたかのような、 音や匂いまで閉じ込めた秀逸な絵本なので、 夏にトリップしたいときに 何度も見返せるのも嬉しい。
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ビッグブックを見つけたので、1年生で読んでみました。 ある程度「昭和」な大人の視点だと、懐かしくてノスタルジー満点でこんな素敵な一日って!と思うのですが… 今の子どもたちって、たった一人であんなに冒険はできない。 あんなのどかな土地にはなかなか巡り合えない。 クワガタは知ってい...
ビッグブックを見つけたので、1年生で読んでみました。 ある程度「昭和」な大人の視点だと、懐かしくてノスタルジー満点でこんな素敵な一日って!と思うのですが… 今の子どもたちって、たった一人であんなに冒険はできない。 あんなのどかな土地にはなかなか巡り合えない。 クワガタは知っていても、牛小屋の前がクサいなんて知らないかもしれない。 寂しい世の中になったもんだよね、とメンバーと話していました。 静かに聞いてくれていたけれど、それが引き込まれていたのかポカンとしていたのかまでは一年生ではちょっと判断できませんでした。 伝わっていたらいいな。そして伝えたいです。
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1歳4か月 絵が素敵。字が少ないので、絵を見ているし、見やすい。 虫や鳥がきれいに描かれている。 カワセミ、セキレイ、トンボが出てくるページがお気に入り。 私はミドリのうみ、一面たんぼのページが好き。 一生懸命クワガタをとるところ、カッコイイとたかだかあげるところ、夏らしくてい...
1歳4か月 絵が素敵。字が少ないので、絵を見ているし、見やすい。 虫や鳥がきれいに描かれている。 カワセミ、セキレイ、トンボが出てくるページがお気に入り。 私はミドリのうみ、一面たんぼのページが好き。 一生懸命クワガタをとるところ、カッコイイとたかだかあげるところ、夏らしくていい本。
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