富嶽百景・走れメロス 他八篇 の商品レビュー
太宰治って、自虐的でくら~いイメージがあって読まず嫌いしてたんですが(走れメロスは除く)、改めて読むと面白いね。 収録作もバリエーション豊富でよかったね。 「駆け込み訴え」なぞは、なかなかアイデア小説でしたな。 作者の半生を、描いた「東京八景」ちゅうのが一番面白かったですな。 ...
太宰治って、自虐的でくら~いイメージがあって読まず嫌いしてたんですが(走れメロスは除く)、改めて読むと面白いね。 収録作もバリエーション豊富でよかったね。 「駆け込み訴え」なぞは、なかなかアイデア小説でしたな。 作者の半生を、描いた「東京八景」ちゅうのが一番面白かったですな。 うすうす知ってはいたものの、すんごい人生歩んでますなぁ 井伏鱒二のあとがきも、なかなか読み応えあり。
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みんなのレビューが興味深かったので、読んでみたくなった。 太宰さんって国語の教科書でしか読んだことないから、 短編ってどんな風なんだろう。 太宰デビューとなりますか、どうか。
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駆け込み訴えが目当てで購入。 一人称小説であることを最大限にいかしているなぁ、と感嘆。 ユダのキリストにたいする愛憎が凄まじいです。ヤンデレだよヤンデレ。 目当ては駆け込み訴えだったのですが、女生徒も気に入りました。 おっさんがよく中二病少女の心理を事細かに描けるよね。 ...
駆け込み訴えが目当てで購入。 一人称小説であることを最大限にいかしているなぁ、と感嘆。 ユダのキリストにたいする愛憎が凄まじいです。ヤンデレだよヤンデレ。 目当ては駆け込み訴えだったのですが、女生徒も気に入りました。 おっさんがよく中二病少女の心理を事細かに描けるよね。 さすがに本人が中二病なだけあるけれど、男の人が少女を主人公にここまで描けちゃうのはすごいなぁ。
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走れメロスは大人になってからこそ読むべき。 信じること、身が滅ぼうとも守り抜きたいもの、友情、善に変わる。 何度でも泣ける。 富嶽百景は私にはつかみどころがなくて難しい。だから研究向きなんだろうけど。
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『富嶽百景』→ガクセイの頃から気になる本だった。この短編だけは、太宰作品の中で唯一、まともに読んだ(つまり、ほかの作品は、ろくに読んでいない)井伏先生が放屁なさった…こんなところだけ印象に残る…わりと最近に映画化されたとネットで知ったが、観る機会も無く過ぎてしまった。『走れメロス...
『富嶽百景』→ガクセイの頃から気になる本だった。この短編だけは、太宰作品の中で唯一、まともに読んだ(つまり、ほかの作品は、ろくに読んでいない)井伏先生が放屁なさった…こんなところだけ印象に残る…わりと最近に映画化されたとネットで知ったが、観る機会も無く過ぎてしまった。『走れメロス』は中学のときに教科書で読んだ記憶。ブログを書いていて、メロスが一瞬、鼻歌?か口笛?かを口ずさむ場面が気になって、再読した覚えがある。友との約束のため、走るメロスも、一瞬、口に流行り歌などが出るという、何でもない場面が、なぜか印象に残っていたのだ…
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「走れメロス」 岩波文庫他 短編集の中の一編です。有名な話なのでストーリーはご存知なのでは。 初めて読んだのは教科書でしたが、世界史が好きになってから読むと、また新たな発見がありました。 ピタゴラス教団やらシラクサの僭主ディオニュシオス1世やら。
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全体的にオチというオチは無いんですが、とにかくイイ。なにはともあれイイ。苦悩と苦労、人間の心の闇の部分の描き方が素晴らしい。走れメロスはモチロンいいのですが、他の作品と比べると浮いてます(笑)個人的には女生徒、きりぎりすが良かったです。
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はるか昔「走れメロス」を読んで、男の友情があまりにも熱すぎて、読んでるこっちが恥ずかしくなってしまった記憶がある。それだけに、高校生の時に「富嶽百景」を読んだことが、なかなか太宰いいじゃんと思いなおすきっかけになった。富嶽百景は名作。
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10の短編からなる。 『走れメロス』は言わずと知れた名作。 『畜犬談』がかなりおもしろかった。犬のことを恐れ、嫌いなはずなのに飼うことになる。そして最後には好きになってしまう。太宰らしいユーモアあふれる作品。その他『おしゃれ童子』『俗天使』がおすすめ。
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何故かは当人たちもまったく理解できてませんがクラス中を爆笑に陥れた走れメロス、あれは後半に向かうにつれて音読する人がまともに読めなくなってきました、笑いすぎで(…)太宰はあまり詳しくはないですが富嶽百景は明るい方なのかな?読み出すと止まらない本でした。言葉の使いかたが効果的かつ印...
何故かは当人たちもまったく理解できてませんがクラス中を爆笑に陥れた走れメロス、あれは後半に向かうにつれて音読する人がまともに読めなくなってきました、笑いすぎで(…)太宰はあまり詳しくはないですが富嶽百景は明るい方なのかな?読み出すと止まらない本でした。言葉の使いかたが効果的かつ印象的。暗かろうが明るかろうがはっきりしていて好きです。
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