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夜叉ヶ池・天守物語 の商品レビュー

4.1

76件のお客様レビュー

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2009/10/04

神話的な感じかな?幻想と現実、人間世界と妖怪世界の対立する怪しい世界が美しく展開される物語で。 私は泉鏡花のが一番好き。

Posted byブクログ

2009/10/04

美文なのは分かるけれど、今の時代にこれは流石に読みにくい!ので、理解しようと全文手で書き写しました。最近流行の、えんぴつで奥の細道。のようなものです。 そうすることではじめて、細かい場所にまで気配りが行き届いた、美しくて美しすぎてなんだかコワイこの日本語の世界を垣間見れた気がしま...

美文なのは分かるけれど、今の時代にこれは流石に読みにくい!ので、理解しようと全文手で書き写しました。最近流行の、えんぴつで奥の細道。のようなものです。 そうすることではじめて、細かい場所にまで気配りが行き届いた、美しくて美しすぎてなんだかコワイこの日本語の世界を垣間見れた気がしました。うーん、すごい。

Posted byブクログ

2009/10/04

「天守物語」。これを歌舞伎で観た時は感動した。白鷺城の天守閣に住む美しい魔物と人間の恋。ラストはオペラ的大団円。「夜叉ヶ池」も名作。

Posted byブクログ

2009/10/04

鏡花が書いた戯曲だが、小説としても楽しめた。やはり文体が美しい。二話が微妙にリンクしている。悲恋気味。

Posted byブクログ

2009/10/04

泉鏡花を読むきっかけになったのは歌舞伎役者、坂東玉三郎主演の映画をTVで観たのが始まりでした。それからは「夜叉ケ池」を皮切りにどんどん鏡花文学に耽溺した高校生活でもありました。

Posted byブクログ

2009/10/04

天守物語 高楼を行き来する間に、迷いながらも段々と魔物に惹かれて行く図書之介の姿が、美しい文章でいかにも人間らしく描かれている。その背中を押したのは人間の醜さ、身勝手さであり、また迷い無き魔物の愛であった。

Posted byブクログ