七姫物語(第1章) の商品レビュー
読み始めから目が滑る滑る。なんだこの文章。 パッと見ても特別おかしいわけじゃないのにとにかく目が滑る。 電子機器の説明書を読んでいる気分だった。 幸いだったのは、その説明書が比較的言葉数が少なく簡単だったこと。 それでも8割読み飛ばして、ほぼ台詞だけを追う状態で、 やっとなんとか...
読み始めから目が滑る滑る。なんだこの文章。 パッと見ても特別おかしいわけじゃないのにとにかく目が滑る。 電子機器の説明書を読んでいる気分だった。 幸いだったのは、その説明書が比較的言葉数が少なく簡単だったこと。 それでも8割読み飛ばして、ほぼ台詞だけを追う状態で、 やっとなんとか読み終えました。 雰囲気は独特で結構好きです。 ボーイミーツガールの初々しさや、静かな感じとか。 でもとにかく文章が……。 どんなにいい物語でも、頭に全く入ってこなければ意味がないわけで。 イラストはパキッとしてきれいなんだけどなー。 文章や雰囲気もそれに合っていると思うんだけどなー。 うーん。
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相変わらずいろんな陣営のキャラが情勢の説明をするだけで進んでいく話。何かしらカラの資質が開花して、大きなことをするかと思えばそうでもなく、あとがきを見て、あー終わりだったんだという感じ。思えば全巻通して世界観と雰囲気を楽しむだけしかなかったけど、まあそれで満足だったとも言える。
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よく庶民は王家のことを嫉妬し熱望するだろうと思うが、やはり王家は王家で苦労がある。苦痛がある。天皇家はたぶん庶民になりたいんだと思う。戦争している国は平和を愛するが、平和は戦争を好む。暴力は暴力を生むが、平和なんてまやかしにすぎない。戦う無力な少女は国民のために何ができる。なにも...
よく庶民は王家のことを嫉妬し熱望するだろうと思うが、やはり王家は王家で苦労がある。苦痛がある。天皇家はたぶん庶民になりたいんだと思う。戦争している国は平和を愛するが、平和は戦争を好む。暴力は暴力を生むが、平和なんてまやかしにすぎない。戦う無力な少女は国民のために何ができる。なにもできない。だから何かするのだ。隣の芝は青い。青すぎてきれいだ。
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高野さんの金賞受賞作。 ある大陸の片隅、七つの主要都市がそれぞれ掲げる七人の姫達の物語。 三巻くらいまでは読んだんだけど、そこから先が買ってあって積み状態だったり…。
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全6巻完結。最終巻がなかなか出なかったが、読み終えて全ての姫を愛おしく思えたシリーズです。イラストがとても好き。
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すごくすごく丁寧で、生き生きと描かれているキャラクタに作者の作品に対する愛情が感じられる。 そう頻繁に読み返すものではないけれど、フトしたきっかけに再度読みたくなるような作品。 この作者の七姫物語以外の作品も読んでみたいのだけど、残念ながら無いみたいなんだよねぇ。
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続刊待ちのため布教中です 個人的な萌えつぼを押さえに押さえた素晴らしい作品。 好奇心旺盛な子どもってどこか怖いところがあって でも、そういうところこそが魅力なんだよね。
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最初はとっつきにくかったけど、途中から話に引き込まれて、面白くなりました。クロハの正体は、名前からして、もう。 主人公がまだ12歳ということで、どんな大人、というか姫になるのか、成長が楽しみ。 読んでいたら十二国記が無性に読み返したくなりました。
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世界をつくっていく大人たちをちっちゃな主人公が見つめている物語。 イラストの影響もあるとは思うのですがそこに流れる空気が鮮やかでとても素敵です。
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新しい作家さんとの出会い。 ライトノベルは、ほんとに奥がふかいなぁ。と、しみじみ思う。 フシギな、とても魅力ある物語世界だった。 「あとがき」を読んで納得。2年ぐらい温めてから書き始め、何度も挫折して、完成。それから、何度も何度も、少しずつ作り直し続けてできあがったもの、らしいか...
新しい作家さんとの出会い。 ライトノベルは、ほんとに奥がふかいなぁ。と、しみじみ思う。 フシギな、とても魅力ある物語世界だった。 「あとがき」を読んで納得。2年ぐらい温めてから書き始め、何度も挫折して、完成。それから、何度も何度も、少しずつ作り直し続けてできあがったもの、らしいから。 月の名称も、季節感があって、オリジナルで、美しい。 一月=命月(みことづき) 二月=雪終(ゆきおわり) 三月=息吹月(いぶきづき) 七月=空澄(からすみ) キャラも多彩。ヒカゲとクロハが好き。 続刊あるらしい。 ヤバい。ハマるかも。
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