午前三時のルースター の商品レビュー
斗真君が出演したドラマの原作。確か2000年頃のサントリーミステリー大賞だったかな。大分経ってから読んだので新鮮だった。
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旅行代理店に勤務する長瀬は、得意先の中西社長に孫の慎一郎のベトナム行きに付き添ってほしいという依頼を受ける。慎一郎の本当の目的は、家族に内緒で、失踪した父親の消息を尋ねることだった。現地の娼婦・メイや運転手・ビエンと共に父親を探す一行を何者かが妨害する…最後に辿りついた切ない真実...
旅行代理店に勤務する長瀬は、得意先の中西社長に孫の慎一郎のベトナム行きに付き添ってほしいという依頼を受ける。慎一郎の本当の目的は、家族に内緒で、失踪した父親の消息を尋ねることだった。現地の娼婦・メイや運転手・ビエンと共に父親を探す一行を何者かが妨害する…最後に辿りついた切ない真実とは。サントリーミステリー大賞受賞作。
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一気に読めたけど、何となく話の展開の予想はできた。でも面白い。相変わらずカーキチなところもあるし。エロがほぼないのは残念(笑)
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ベトナムで失踪した父を16才の息子が旅行業者の営業マンと探しに出る。 父親と裏の世界とのつながりを頼りに捜索し、少年が大人に成長していく。 ミステリーだと思いながら読むにはちょっと物足りない気がしたがまあまあ良かった。
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1011 デビュー作だけあって垣根作品原点って感じ。少年が大人になると決意した時の決断力は凄い。第17回サントリーミステリー大賞・読者賞受賞
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ルースターってなんやろ?いまいちつかめてませんが、楽しめました。武器の無い主人公のアクション映画って感じです。
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生きている以上、どうしたって逃げ切れない状況というのは誰にでもある。だけどそれは終わりでも行き詰まりでもない。どうしようもない選択肢でも「覚悟を決めて選べるかどうか」。ひとすじの希望を見いだせるかどうかはそこにかかっている。 予定調和なハッピーエンドは待ってないけど、かすかな光明...
生きている以上、どうしたって逃げ切れない状況というのは誰にでもある。だけどそれは終わりでも行き詰まりでもない。どうしようもない選択肢でも「覚悟を決めて選べるかどうか」。ひとすじの希望を見いだせるかどうかはそこにかかっている。 予定調和なハッピーエンドは待ってないけど、かすかな光明を残してくれる作品。
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最初から最後まで文体がクールで、それが主人公の視点であることが感じられるとともに、物足りなさもある。クールで緻密な構成だが、すこし現実離れした設定なのは、私がベトナムを知らないからなのか?と疑問。 一方で、本来の主人公は少年であり、ベトナムに父親を探しにいくのだが、少年主体でなく...
最初から最後まで文体がクールで、それが主人公の視点であることが感じられるとともに、物足りなさもある。クールで緻密な構成だが、すこし現実離れした設定なのは、私がベトナムを知らないからなのか?と疑問。 一方で、本来の主人公は少年であり、ベトナムに父親を探しにいくのだが、少年主体でなくても、心情と周辺の情景で表現しているところに、読み進める面白さがあるのではないかと思う。映画でうまく表現できたらカッコいいのかなとも思う。
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少々苦手意識のあった作家ですが、すいすい読めてまあまあ面白かったです。不自然に感じた点もありましたが。 どんな道を選んで生きるか、は個人の自由。時間が経って彼が自分の選択を悔やむことがなければいいなと思いました。
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映画も見てるようなスピード感で読めた。通勤時間には、あまり深く考えずスルスル読めるこんな本が最適。なので、★4つ!
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