あの空をおぼえてる の商品レビュー

ジャネット・リー・ケアリー(著者),浅尾敦則(訳者)

2009/10/04

交通事故で亡くなった妹に手紙を書く、というお話で、内容はすべて手紙形式になっています。家族がバラバラになりかけているのを必死に気を引いてなんとかしようとするウィルがすごく切ない。めっちゃ感動する話やし、手紙形式で読みやすくなっているので是非読んで欲しいです。

2009/10/07

ウィルの思いや家族の思い、それぞれが切なくて、優しくて涙の止まらない作品でした。
手紙形式でなお作品の優しさが増しているようにも感じます。

2013/05/24

外国文学は苦手だけど、とても良かったです。感動しました。

妹に宛てた手紙と言う形式も、とても良い。もう一度読みたい。

2014/04/29

この本は少年が事故で死んでしまった妹へ送った日記と生活をつづったものがたり。
日記だから、背景や時間の説明もなし。少年の日記だけで物語を読んでいく本。

2009/10/04

少年は、天国にいる妹に手紙を書き続けた・・。
かわいらしい、優しい物語、ですね。
映画で見てみたい気もします。

2009/10/04

ウィルと妹の思い出一つ一つが胸にしみました。本当に涙がとまりませんでした。家族のあり方を教えてくれる、感動の一冊。

2009/10/04

妹が死に、自身も重症を負った１１歳の少年ウィル。
彼は妹へ手紙を書き始めた。
手紙にするのはそれが誰にも知られない二人の秘密だったから。そして両親が悲しむのを見たくないから。妹の死を悲しみながらも、落ち込んでいる両親を懸命に励まそうとするウィル。
しかし、両親にはその思いがなかなか伝わらず、もしかしたら２人にとっては自分より妹のほうが大事だったのではないか、死ぬべきだったのは自分なのではないか、そんなことを考えてしまう。
暗くなりがちな話を、ウィルという少年の書いた「手紙」という形を使うことで、少年ならではの幼さや、純粋さが混じり、全体的にあたたかい雰囲気に包まれている。
しかし、だからこそ幼い少年の目から見た、両親の苦しみ、妹を失った悲しみ、家族がバラバラになっていく切なさ、そういったものもより強く感じる。
それでも、最後には家族のこれからが見えるような終わり方でしめられる。
単純にイイ話の部類に入れられるだろうが、それだけではない話だと思います。

2009/10/04

亡き妹への手紙でストーリーが進んでいく話。妹への愛がこもった手紙、娘を失った両親を必死で元気つけようとする姿、まだ１１歳なのに背負ったものは大きくてそれでもあきらめないウィル。そのまっすぐさを思わず自分と重ね合わせてしまった。妹を思い出して書き綴る昔の様子があまりにも温かくてせつなくなる。

2009/10/04

死んでしまった妹、ウィニーに手紙を書き続ける１１歳の少年ウィル。その手紙の形式で綴られていく彼の行動に、時に笑わされたり、涙したり。中１の弟に、読書感想文用の本として貸してやった所、大絶賛でした。（笑）

2009/10/04

後半泣きまくりました!!ウェニーがいなくなってしまって元気をなくしてしまった両親を少しでも元気づけようと頑張っているウィルが切なかった…。ウィルの愛情、優しさに感動しました。読み終わった後、私の汚い心の中がスッキリした感じになりました。