あの空をおぼえてる の商品レビュー
感動する本でした。読んでいて泣きそうになりました。今までで一番感動する本だったと思います。映画化もされていますが本で読んだ方が数倍感動できると自分は思います。是非一度読んでみて下さい。
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実際には大きな混乱と深い悲しみを抱えているはずのウィルが、ウェニーに書き綴る手紙はいつでも明るさを忘れない。子どもに救われる親の姿が、ウィルの手紙の中に写し出されてもいる。身近な人の死ほど、なかなか実感が伴わないもの。様々な体験を通してゆっくりと、その事実を受け入れていこうとする...
実際には大きな混乱と深い悲しみを抱えているはずのウィルが、ウェニーに書き綴る手紙はいつでも明るさを忘れない。子どもに救われる親の姿が、ウィルの手紙の中に写し出されてもいる。身近な人の死ほど、なかなか実感が伴わないもの。様々な体験を通してゆっくりと、その事実を受け入れていこうとする強さを感じた。
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妹が死んでしまってから妹へ手紙を書き始めたウィル。 妹の死を悲しみながらも、落ち込んでいる両親を懸命に励まそうとしている姿に、私は胸が熱くなりました。しかし、両親にはその思いがなかなか伝わらなくて、もしかしたらお父さんやお母さんにとって自分よりも妹のほうが大事だったのではないか、...
妹が死んでしまってから妹へ手紙を書き始めたウィル。 妹の死を悲しみながらも、落ち込んでいる両親を懸命に励まそうとしている姿に、私は胸が熱くなりました。しかし、両親にはその思いがなかなか伝わらなくて、もしかしたらお父さんやお母さんにとって自分よりも妹のほうが大事だったのではないか、と考えるウィルがかわいそうになりました。 しかし、親にとって自分の子供に順位をつけることはできないのです。 二人とも大事で、どちらもいなくなってはいけない存在なのです。 この作品は、ウィル、お父さん、お母さん、ウィルの友達といったいろいろな目線で見れる、泣ける、感動する、命についてとても考えさせられた作品です。
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ジャネット・リー・ケアリー 「さくら」海外版 一緒に交通事故にあい 一人天国へ旅立ってしまった妹へむけて綴る手紙 悲しみ嘆き続ける両親にはいえないこと ひとり抱えたものを吐き出すように 自分の名前にこめられた意味を背負いながら 決して涙々ばかりではないです
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妹と兄 二人して交通事故にあい、妹だけが死んでしまった 残された家族のおはなしです 妹、ウェニーの死を受け入れられない両親 死んだ妹のことしか見ようとしないため、自分を見てもらえない兄 その家族がラストに向かって進んでいく道筋は大きくうねっています けれどその一つ一つが積み重なっ...
妹と兄 二人して交通事故にあい、妹だけが死んでしまった 残された家族のおはなしです 妹、ウェニーの死を受け入れられない両親 死んだ妹のことしか見ようとしないため、自分を見てもらえない兄 その家族がラストに向かって進んでいく道筋は大きくうねっています けれどその一つ一つが積み重なっていく過程が、まるで音楽のように調和していて有限の世界で美しく響き渡ります 映画は見ていないけれど、絶対原作の方が面白い自信があり!
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交通事故に遭った2人の幼い兄妹。 妹は死に兄は奇跡的に生き残る。 この悲劇的な事故を境に心が散り散りなる家族の様子を、主人公の兄が妹に宛てた日記という形で物語る。 妹の死を悲しむ親に何とか元気を出してもらおうとけなげに頑張る11歳の兄。 だがいつも空回りをして親からは邪険にさ...
交通事故に遭った2人の幼い兄妹。 妹は死に兄は奇跡的に生き残る。 この悲劇的な事故を境に心が散り散りなる家族の様子を、主人公の兄が妹に宛てた日記という形で物語る。 妹の死を悲しむ親に何とか元気を出してもらおうとけなげに頑張る11歳の兄。 だがいつも空回りをして親からは邪険にされてしまう。 健気で涙を誘う物語のはずであるが、何故か冷静に見てしまい物語の世界に入り込むことが出来なかった。 亡くなった妹に宛てた日記を通して物語が進むという形式は斬新であるものの、それ故に文面的には多少の不自然な点が有ったことと、主人公の言葉で書くことにより、かえって主人公の心情が見えなくなってしまったことが要因ではないかと思う。 本作品は日本で映画化されているが、映画の方はその特質上第三者視点で描写せざるをえない部分が多いので、かなり切なく悲しい作品に仕上がっているのではないかと想像する。
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公開中の映画の原作。カリフォルニア→岐阜、長男が主役→みんなが主役、というように、映画化するときに大きな変更をしつつも、テーマや肝となるエピソードは共通しています。その変更による誤差の調整をするときに、映画化に絡む関係者の商業視点(子役と主演俳優の作品に占める割合とか)と、観客へ...
公開中の映画の原作。カリフォルニア→岐阜、長男が主役→みんなが主役、というように、映画化するときに大きな変更をしつつも、テーマや肝となるエピソードは共通しています。その変更による誤差の調整をするときに、映画化に絡む関係者の商業視点(子役と主演俳優の作品に占める割合とか)と、観客へのプレゼンみたいなもの(わかりやすさ)とかの、いろいろなものが混ざった感じ。試写会を見たとき、原作には無かった大人目線をたくさん足したんじゃないかな、と漠然と思ったのですが、原作を読んだら、大人目線は少ないどころかゼロでした。ということを考えると、ほとんど日記みたいな原作を、上手に映画にしたなぁ、という感じです。 原作をそのまま映画にできなかったのはわかるけど、逃げ出す人が変わっていたのと、ウィル(映画ではえいじ)が迷子になったワケが全然違ったのは、なんで変えたのかなぁ、と、思いました。
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兄から、天国にいる妹への手紙。悲しみを乗り越えて、再び家族の絆が結ばれる。父の職業が写真家っていうところが、ポイント?だと感じました。表紙のイラストとラストがすごく重なって、ラストの方で泣かされました!! 動物たちの癒しにも、心を温められました。蜘蛛が好き。猫と犬君もいいけど。 ...
兄から、天国にいる妹への手紙。悲しみを乗り越えて、再び家族の絆が結ばれる。父の職業が写真家っていうところが、ポイント?だと感じました。表紙のイラストとラストがすごく重なって、ラストの方で泣かされました!! 動物たちの癒しにも、心を温められました。蜘蛛が好き。猫と犬君もいいけど。 それにしても、ラストに明かされるのパパの台詞が・・・ 日本で、映画化されました!!
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とても切ないお話で、最後にはもう、本当に安堵と切なさで泣いてしまいました。 事故で亡くなった妹に、兄が手紙を書くお話ですが、その兄の心境がとても複雑で、「大丈夫だよ!」と言ってあげたくなります。 だって、自分が死ねばよかっただなんて、まだ幼い子供が考える事ではないでしょう? 中学...
とても切ないお話で、最後にはもう、本当に安堵と切なさで泣いてしまいました。 事故で亡くなった妹に、兄が手紙を書くお話ですが、その兄の心境がとても複雑で、「大丈夫だよ!」と言ってあげたくなります。 だって、自分が死ねばよかっただなんて、まだ幼い子供が考える事ではないでしょう? 中学の時に友人から借りて読んだのですが、今でもあの気持ちを忘れられません。 命はとても儚くて切なくて、失われてしまった命よりも、残された命の方がとても辛いのだと実感し、同時にその命を、今生きている時間を大切にしなければと思いました。 家族を大切にしていきたいです
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兄のウィルが天国にいる妹に書く手紙。 だいぶ昔に借りた本だから少ししか覚えてないけど、切なかった。
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