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中世騎士物語 の商品レビュー

3.5

27件のお客様レビュー

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本書は、ブルフィンチ…

本書は、ブルフィンチによって編纂されたアーサー王伝説について物語としてまとめたもの。後に、角川文庫で大久保博が訳したものである『新訳 アーサー王物語』が出版された。本書はこの新訳に比べると読みづらかった。

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アーサー王物語の簡約…

アーサー王物語の簡約版ですね。せっかくですから、マロリー編の『アーサー王の死』を読みましょう(ちくま文庫から出てます)。

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2024/08/06

ようやく読み終えた。 面白くてロマンがあり、物語に引き込まれた。 ラーンスロットは泉の魔女の力を頂いて強くなれた のに、周りからは彼自身の力だと思われてるところに理不尽さを感じた。 それと、当時のあいさつは、「あなたに神の寵愛がありますように」みたいなことばが普通だったのかな...

ようやく読み終えた。 面白くてロマンがあり、物語に引き込まれた。 ラーンスロットは泉の魔女の力を頂いて強くなれた のに、周りからは彼自身の力だと思われてるところに理不尽さを感じた。 それと、当時のあいさつは、「あなたに神の寵愛がありますように」みたいなことばが普通だったのかな?

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2023/09/20

図書館で借りた。 アーサー王だったり、マビノジョン(マビノギオン)、ロビンフッドなどが収録されている1冊。 中世と言えども世界観は幅広いと感じた。古代ギリシアのブルータスの子孫と言われたり、はたまたシェイクスピアが参考にした話と言われたり。 肝心の物語の中身はあまり自分には理解...

図書館で借りた。 アーサー王だったり、マビノジョン(マビノギオン)、ロビンフッドなどが収録されている1冊。 中世と言えども世界観は幅広いと感じた。古代ギリシアのブルータスの子孫と言われたり、はたまたシェイクスピアが参考にした話と言われたり。 肝心の物語の中身はあまり自分には理解しきれませんでした。。

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2023/09/03

アーサー王の物語よりも、マビノジョンのほうが話が凝っていて面白い。水滸伝もそうだけど、昔のお話って同じパターンの繰り返しが多い。

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2023/04/14

「アーサー王物語」と「マビノギオン」の概略から、広大な伝説の世界へと我々を導く、中世騎士物語の入門書。 岩波文庫の初版が1942年、以降長く読み継がれている名翻訳。トマス・マロリー『アーサー王の死』からの抜粋かと思われる前半と、『マビノギオン(マビノジョン)』というウェールズ民...

「アーサー王物語」と「マビノギオン」の概略から、広大な伝説の世界へと我々を導く、中世騎士物語の入門書。 岩波文庫の初版が1942年、以降長く読み継がれている名翻訳。トマス・マロリー『アーサー王の死』からの抜粋かと思われる前半と、『マビノギオン(マビノジョン)』というウェールズ民話の抄訳である後半からなる。巻末にわずかだが、ロビン・フッドやベーオウルフなど英国の伝承も収録。 こういった中世ヨーロッパにおける伝説・伝承の物語は、おそらく今日のファンタジーというジャンルの源流の一つなのだろうが、ここに描かれるアーサー王と円卓の騎士たちの世界は、日本で異世界(転生?)ファンタジーなどと呼ばれているものとは精神性がまったく違う。そこにあるのは騎士道の精神であり、彼らは「主君への忠誠・名誉と礼節・貴婦人への愛」(Wikipedia)を備える高潔な人物たちである。……はずなのだが……。 実際に読んでみると、ツッコミどころが多数。もちろんこれは、物語として面白いという意味で。不倫や横恋慕、略奪に裏切り、何かあればすぐに決闘で決着をつける武闘派っぷり。ちょっと何かのネジがはずれているんでない?と思わせる話が多くて笑う。もちろん美しい純愛を感じる話もあり、とにかく恋愛要素に欠かない物語群は楽しい。 円卓の騎士たちのキャラクターがすごく立っており、それぞれの冒険とロマンスが素直に面白い。彼らの個々のエピソードのあとに、最後のミッション的な聖杯(聖盃)探索へ続き、そこから思わぬ展開に続いていく流れは中々に読み応えがある。 ファンタジー好きとしては、魔術師マーリンの活躍をもっと見たいのだが、そういう話も探せばあるのだろうか。 後半のマビノジョンの方は、アーサー王たちの話もあるが、どことなくアラビアン・ナイト風なファンタジー短篇集といった感じ。こちらも、趣は異なるが濃密な物語群で楽しめた。 前作『ギリシャ・ローマ神話』と同様、本書はこれら中世騎士の世界に飛び込んでいくきっかけとなる入門書として優れたものだと思われる。なお本訳は名文ではあるが、やはり訳が古くてわかりにくい部分がある。特に人物名などの固有名詞は今日親しまれているものと異なるものがあるので、ここから他の関連作品に手を付けるときには注意が必要かも。

Posted byブクログ

2021/11/18

アーサー王やエクスカリバーは小説やアニメでよく出てきますが、もとのお話しはどうなんだ?と思い手にしました。アーサー王伝説とイギリスの騎士道についてがひととおり分かる本です。今、書店に並んでるのは第81刷。たくさんの人に読まれ続けているんですね。

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2021/08/03

アーサー王とその騎士たち、は、まだ理解できる。と言うか、それぞれの登場人物が、それなりに人間らしい。いや、兜を突き破るほどの斬撃で、剣が頭蓋骨まで達しても、命乞いして、助かったとか言ってて、マジでタフだなおい、くらいの荒くれっぷりはあるけど。 にしてもマビノジョンはヤバい。いきな...

アーサー王とその騎士たち、は、まだ理解できる。と言うか、それぞれの登場人物が、それなりに人間らしい。いや、兜を突き破るほどの斬撃で、剣が頭蓋骨まで達しても、命乞いして、助かったとか言ってて、マジでタフだなおい、くらいの荒くれっぷりはあるけど。 にしてもマビノジョンはヤバい。いきなり相手の城に押しかけて、突然皆殺しにして宝物を奪ったり、その他残虐非道っぷりが、相手が悪者かどうかの説明もないまま行われるもんだから、もう。そういうの気にしないタイプなん? あまりの酷さに読んでて笑ってしまって、B級ホラーの趣さえある。肉食人種怖い。

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2020/06/07

この本のおかげで、やっと、何度も挑戦しては途中で挫折してしまってきていたアーサー王物語を、了読することができました。

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2018/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物語というよりは伝承を集めたものなので、話の内容としてはツッコミどころ満載なものだがそこは軽く流して読むのがコツか。 一つ発見なのは、聖杯は得た者の望みをかなえる、というここでの「望み」とは神のために生きるという旧時代の騎士道の極みのこと。現代でこのアーサー王伝説をベースにした物語とか多いけど、そこで出ている文字通りの望みとは違うんだな。

Posted byブクログ