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中世騎士物語 の商品レビュー

3.5

27件のお客様レビュー

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2011/03/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファンタジー好きな一読者として、ちょいと真面目に騎士道たるものを知っておこうと思って読んでみた。 中世の世界観や騎士の文化、精神論などが最初に書かれており、勉強になる。面白い。 それが終わるとほぼアーサー王の逸話。断片では知っていても、こうして多くを紹介されると、なるほど圧巻される。当時の騎士文化の理想とされた高潔さや強さといったものがよくわかる。 余談としては、どうも当時の人は気を失いやすすぎる。20回くらい、思わぬ対面などで「気絶した」の言い回しが出てくる(笑)

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2010/06/27

むか~し買ってた本。騎士も大好き。昔は湖の騎士ことランスロットが好きだったけど、今はあんま好かん。好みって変わるもんですねぇ。最近また読んでみようと手にとったけど、最近カタカナ名前が苦手なもんで、とんと読み進まない事態に。

Posted byブクログ

2009/10/26

いや~、これまた久しぶり あ~んど 文字が小さめなので読み応えがありました~。  もっとも目新しいことは特に何もなくて(^^;)お馴染みの物語がとっても読み易く、コンパクト(?)にまとまっている・・・・そんな感じの本です。  この本を初めて手に取った学生時代ほどは引き込まれなかっ...

いや~、これまた久しぶり あ~んど 文字が小さめなので読み応えがありました~。  もっとも目新しいことは特に何もなくて(^^;)お馴染みの物語がとっても読み易く、コンパクト(?)にまとまっている・・・・そんな感じの本です。  この本を初めて手に取った学生時代ほどは引き込まれなかったけれど、楽しみながら読むことができたので文字の小ささの割には、どんどん読み進むことができました。  構成がいいと思うんですよね。  まず最初、序説の部分に騎士ってどんな人? どんな装束? 当時の社会階級って?? みたいなことが的確にまとめられていて、それに続くのが英国の神話的歴史の物語。  ここでシェイクスピアでお馴染みのリア王なんかもとりあげられています。  これに続くのがアーサー王と円卓の騎士の物語。  これはどこをどう読んでもトマス・マロリーの「アーサー王の死」が底本でしょうね。  で、更にはウェールズの中世騎士物語集である「マビノギオン」からの抄訳が続きます。  これで終わるのかと思うとさにあらず、最後の最後は英国民族の英雄伝説ということで「ベーオウルフ」「アイルランドのキュクレイン」「ヘレワード」そして「ロビンフッド」の物語がさわりだけ紹介されている・・・・・そんな構成です。  ね、これだけ見ても結構お得感のある構成でしょ(笑) (全文はブログにて)

Posted byブクログ

2009/10/19

主にアーサー王伝説について。 アーサー王と円卓の騎士たちを語ることで、当時の騎士たちの暮らし、理想、そして騎士道とは何かを描いている。 古い本なので訳が読みづらい部分があるが、純粋に騎士物語として評価すれば悪い本では無いと思う。 英米文学に興味のある方は是非。

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2009/10/04

ロンドンの由来はトロヤノヴァ(新しいトロイア)→トリノヴァントゥス→ロンドンだったんですね。 ローマといい、トロイア好きですねみんな。

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2009/10/04

19世紀のアメリカの作家、トマス・ブルフィンチのアーサー王物語を含む中世騎士物の伝承を収録、解説した本。歴史と騎士道の解説、ブルータスからのブリテンの成り立ち、マギノビオン、リア王やロビンフットも入っていて、中世物語の入門に便利な本。しかも文庫で安い! 作者が19世紀の人なので、...

19世紀のアメリカの作家、トマス・ブルフィンチのアーサー王物語を含む中世騎士物の伝承を収録、解説した本。歴史と騎士道の解説、ブルータスからのブリテンの成り立ち、マギノビオン、リア王やロビンフットも入っていて、中世物語の入門に便利な本。しかも文庫で安い! 作者が19世紀の人なので、現代人には「ちょっと待て!」な部分もあるが突っ込みも含めて読むのが楽しい読み方。(中世の物語はたいていそうだが(笑)) ブルフィンチはてっきりイギリス人だと思っていたが、これを書くためにチェックしたらアメリカ人だった。この本自体が、イギリス文学を読むアメリカ人向けに書かれた入門・手引書だったそうだ。イギリス文学を読むために、イギリス人には前提の神話・伝説の知識を得たいアメリカ人向けの解説書。結果西洋の伝説になじみのない日本人にもわかりやすい本になっている。 訳は作家の野上弥生子。1942年の出版なのでさすがに訳文は古めかしいが、かえってそれが雰囲気を出している。一部固有名詞については当時は発音がわからなかったらしく、一般的でない表記もある。アーサーの母親、コーンウォール公爵夫人イグレインが「アイジャーン」だったり(^^;) スペルは普通Igraine か Ygraine なので(前者は特に)アイジャーンと読めないこともない。美女の名前には語感はいまいちだが…。考えてみると半世紀以上そのままで出してる岩波もすごいな(笑)

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2011/12/07

繋がりの無い短編がずらずらと並ぶことも有り、ひじょ〜に読みにくいのですがゲームなどである程度ファンタジー用語に親しんで知る人ならば、あまり苦労せずに読めるかと。

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