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ロビンソン・クルーソー(上) の商品レビュー

3.9

17件のお客様レビュー

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悪天候でただ一人無人…

悪天候でただ一人無人島に漂着したロビンソン・クルーソー。かれは、難破した船に積んであった食料や道具などを持ち出して、営々と無人島での生活を始めます。終盤ではスペクタクルな場面も用意されていますが、やはり見所はイギリス人らしい合理精神を発揮して、生産活動に勤しむロビンソン・クルーソ...

悪天候でただ一人無人島に漂着したロビンソン・クルーソー。かれは、難破した船に積んであった食料や道具などを持ち出して、営々と無人島での生活を始めます。終盤ではスペクタクルな場面も用意されていますが、やはり見所はイギリス人らしい合理精神を発揮して、生産活動に勤しむロビンソン・クルーソーの姿でしょう。何もない無人島が農業や牧畜によって、次第に豊かになっていく様子には非常にわくわくさせられます。

文庫OFF

子供のとき読んで以来…

子供のとき読んで以来2~30年振りに読んだ。合理精神とアイデアを発揮しての無人島開拓の話は素晴らしいのだが、今読むと白人の植民地主義的自己主張も強く感じる。

文庫OFF

2026/04/17

●2026年4月17日、図書館で借りて読んでる「あなたの中の「天才」の見つけ方」の267ページに出てくる。 「年齢は問題ではありません、歴史がそう教えてくれています。ダニエル・デフォーが『ロビンソン・クルーソー』を書いたのは60歳前でした。セルバンテスが『ドン・キホーテ』を出し...

●2026年4月17日、図書館で借りて読んでる「あなたの中の「天才」の見つけ方」の267ページに出てくる。 「年齢は問題ではありません、歴史がそう教えてくれています。ダニエル・デフォーが『ロビンソン・クルーソー』を書いたのは60歳前でした。セルバンテスが『ドン・キホーテ』を出したのは58歳のときでした」

Posted byブクログ

2025/03/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ピューリタンについてのデフォーの思想がロビンソンの生き様に投影して描かれた本。 無人島では日夜衣食住の整備に勤しんだり、ブラジルの農園の利益配分を細かに計算するところは、勤勉で利益追求を善とするピューリタンの主義が背景の一つとして垣間見られる。 そうした類の描写は他多数。 荒波に揉まれに揉まれまくった半生から、ロビンソンは神への厚い信仰心を培うことになる。神への感謝はロビンソンの中に高尚な慈悲心を生み出し、野蛮な土人を教化して従僕にしたり、無人島生活の途中で出会ったスペイン人やイギリス人を手厚く迎え入れて無人島を豊かにし、やがてロビンソンは「一国の王」に上り詰める。 ロビンソンの逞しくてしなやかな生き様は、時代を超えた普遍的な人間像であり、現代社会に生きる自分にも力強いエネルギーを与えてくれる。 そのエネルギーとは何か。下巻の解説で無神の孤独と有神の孤独に関する論考が参考になるかも。 現代人はよりすがるものがなくて漫然とした孤独感を抱えている。ロビンソンが頼もしく見えるのは、彼が信仰に基づく有神の生活を送っているからだろう。 解説を読めばロビンソンの物語ぐっと豊穣になる。

Posted byブクログ

2024/12/01

孤島での28年の生活を通じて、一人の人間が文明を再構築していく物語——。『ロビンソン・クルーソー』は、単なる冒険譚を超えて、近代的個人の誕生と文明の本質を問う寓話として読むことができます。 主人公クルーソーは、難破によって文明から切り離された状態から、道具を作り、農耕を始め、住...

孤島での28年の生活を通じて、一人の人間が文明を再構築していく物語——。『ロビンソン・クルーソー』は、単なる冒険譚を超えて、近代的個人の誕生と文明の本質を問う寓話として読むことができます。 主人公クルーソーは、難破によって文明から切り離された状態から、道具を作り、農耕を始め、住居を建て、そして時間を刻むことで、徐々に「文明」を再構築していきます。注目すべきは、彼が常に細部にこだわった記録をつけ続けることです。これは単なる日記ではなく、むしろ近代的な観察眼と合理的精神の表れとして読むことができます。 物語の転換点となるのは、フライデーとの出会いです。彼との関係は、支配と教育という形を取りながらも、徐々に相互理解へと発展していきます。この展開には、18世紀イギリスの植民地主義的な世界観が如実に表れていますが、同時に、他者との出会いを通じた自己認識という普遍的なテーマも含まれています。 デフォーの文体の特徴は、その徹底的な具体性にあります。道具の製作過程や日々の労働が、まるで実用的なマニュアルのように詳細に描写されます。この「リアリズム」は、後の小説技法に大きな影響を与えることになります。 現代において本作を読む意義は、「個人」と「文明」の関係を根本から問い直せる点にあります。デジタル技術が発達し、人々が相互接続される現代だからこそ、孤立した個人が文明を再構築していく過程には、新たな示唆が含まれているように思えます。 また、近年の環境問題や持続可能性への関心から、本作を「自給自足」や「ミニマルな生活」の物語として読み直す動きもあります。しかし重要なのは、クルーソーが決して「自然に帰る」のではなく、あくまでも文明の再構築を目指したという点でしょう。 本書は「漂流譚」というジャンルの原型を作り出しただけでなく、近代小説の基礎を築いた作品としても評価されています。

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2016/12/12

歴史的名作。ロビンソン・クルーソーの無人島生活は哲学や経済学の観点から語られることもあり、色々な点で勉強になる。何度読んでも面白い本。

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2014/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

唖然。PC的なことは、むしろ歴史的な資料として受け止めるとしても。「こんな話だったのか・・・」と言うのが率直な感想。(「・・・」のあたりが実感)子供の頃に繰り返し読んだあのお話は、二次創作だったんだね。いや、そういう意味でも読んでよかったよ。 だいたい、上下巻に分かれてることからして、そんなに長く続くものか?と訝しんでたんだけど。上巻で既に、島から帰ってきちゃってるからね。なんならさらにオオカミ相手にもうひと冒険しちゃってるからね。さすがに下巻はもういいや・・・ 宗教どっぷりな内容ではあるんだけど、逆に、いかに宗教というものが(例えば神から付与されるものではなく)人間の心理の中からつくり出されるものなのか、ということが読み取れる。儚く脆い人間の精神が、安全弁として作り出すのが信仰心である、なんてね。ああ、むしろそういう心理作用に着目して読むべきなのかもしれないな。その点では真に迫った内容なのかもしれない。 あとは、潮流に流されることの怖さ。これがリアルで。シーカヤック始めよっかな、という淡い思いが軽く挫けました。どうもありがとう。

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2014/03/16

昔のことだとは頭ではわかっていても現地人に対する態度や表現がどうしてものれなかった。宗教の話をする展開になると話の流れにブレーキを踏まれたような印象。あと同じことが複数回出てくることにも…。 もっとサバイバル物かと思ってたので生き抜いていく過程が自分にはうまくいきすぎてるように感...

昔のことだとは頭ではわかっていても現地人に対する態度や表現がどうしてものれなかった。宗教の話をする展開になると話の流れにブレーキを踏まれたような印象。あと同じことが複数回出てくることにも…。 もっとサバイバル物かと思ってたので生き抜いていく過程が自分にはうまくいきすぎてるように感じられた。

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2013/08/15

フライデー:「世界は広い。」 フライデー父:「でもどこも同じだ。大事なことは自分を見失わないことだ。」 幼少期(私の場合はバブル後期)に読む「児童書」と、大人になったはずの今(崩壊期)に読む「児童書」、まるで違う本じゃないかと思うほど、感じ方が異なる。良書とは、はしゃいだ時代で...

フライデー:「世界は広い。」 フライデー父:「でもどこも同じだ。大事なことは自分を見失わないことだ。」 幼少期(私の場合はバブル後期)に読む「児童書」と、大人になったはずの今(崩壊期)に読む「児童書」、まるで違う本じゃないかと思うほど、感じ方が異なる。良書とは、はしゃいだ時代でも、落ち込んだ時代でも、人に感動や真実を与えてくれるものだと思う。そして、そういうものこそ、実はいつだってシンプルでストレートなものだ。

Posted byブクログ

2013/01/07

何度も読み直してる本。 読書初めには向いてそう。 冒険したいなーとワクワクさせてくれる、そんな本です。

Posted byブクログ