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三幕の殺人 の商品レビュー

3.5

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    21

  3. 3つ

    24

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2022/09/28
  • ネタバレ

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2022/09/27 読了。 図書館から。 まさかの犯人と動機でした。 木を隠すなら森に…。

Posted byブクログ

2022/03/28

ポアロシリーズ。 だけど、ポアロ視点でなく、基本、別の登場人物視点で進むのが特徴。とはいえ、普通のポアロ作品同様に楽しめるものであった。 残念であったのは、キーとなる動機の部分が、ちょっとイマイチに感じたこと。そういう話だとしたら、実際は殺人ではなく別の手段でやったのではないのか...

ポアロシリーズ。 だけど、ポアロ視点でなく、基本、別の登場人物視点で進むのが特徴。とはいえ、普通のポアロ作品同様に楽しめるものであった。 残念であったのは、キーとなる動機の部分が、ちょっとイマイチに感じたこと。そういう話だとしたら、実際は殺人ではなく別の手段でやったのではないのかなぁと思うのだよね。

Posted byブクログ

2021/12/19
  • ネタバレ

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助演・名探偵ポアロ。 パーティーでカクテルを飲んだバビントン牧師が死亡。また別の場所でそのパーティーにもいた医師バーソロミュー・ストレンジがワインを飲んで死んだ。パーティーを開いた元俳優チャールズ・カートライトは、友人である医師の死と牧師の死を結びつけ連続殺人だと捜査を始める。仲間は美術・演劇のパトロンでありチャールズの友人であるサタースウェイト、そしてチャールズと接近中の若い娘エッグことハーマイオニー・リットン・ゴア嬢。3人の探偵劇に、ポアロがアドバイスする。この推理劇の結末はいかに。 あくまで主役を食わないように注意しても名探偵ポアロが場を攫ってしまうのは自明のこと。3人が足で稼いだ手がかりを聞いたポアロは、動機を推理し、狙われた者に忠告し、証拠の破壊を防ぎ、犯人を突き止める。 別の物語に出ていたサタースウェイト氏が再び登場。今回も観察力、語りは健在で、読者は多くをサタースウェイト氏の口を通して見聞きすることになる。ポアロはヒントを出したからサタースウェイト氏にも真相にたどり着く可能性はあったと言うが、彼はそのポジションの人ではないだろう。しかし実に有能なワトソンとも言える。 特定の人を狙うことが不可能で、動機も考えられない第一の殺人。第一の殺人で何かに気付いたはずの人が殺される第二の殺人。同じく口封じと考えられる第三の殺人。それぞれの動機が明らかにされると、どの殺人もなるほどと言える。現実にはあまり起こり得ないと思うが、真相が明らかにされた時のスッキリ感は素晴らしい。 クリスティー作品にもはや不可欠と言ってもいい「おきゃんなお嬢さん」エッグの活躍が心地よい。それもあって犯人はあらら…という感じだったが、犯人ぽく描写されて実は問題なかった若き友人が彼女のパートナーに相応しいのだろう。トミーとタペンスのように尻にひかれそうな未来も見えるけど。

Posted byブクログ

2021/12/11

フーダニットであり、ホワイダニットでもある名作。最初の事件は始まって早々に起き、ポワロも少しだけ登場しますが、この本の中ではポワロ自らはあまり捜査せず、捜査の主役はチャールズという俳優。第一と第二の事件から登場人物の中から犯人が絞られるように見せつつ描かれるストーリーは、なかなか...

フーダニットであり、ホワイダニットでもある名作。最初の事件は始まって早々に起き、ポワロも少しだけ登場しますが、この本の中ではポワロ自らはあまり捜査せず、捜査の主役はチャールズという俳優。第一と第二の事件から登場人物の中から犯人が絞られるように見せつつ描かれるストーリーは、なかなか犯人が分からず、昔読んだにも関わらず、すっかり騙されてしまいました。三つ目の殺人は正直余計だったんではと、そこだけがやや不満点。最後のポワロの気の利いたジョークも良かったです。

Posted byブクログ

2021/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ひどーい!牧師さん可哀想!いけすかない系の若い女の子と一緒になりたいからっていい歳したオッサンなのにいい加減にしてよ!と罵詈雑言ツッコミを入れたくなった。ABC殺人事件は他に読ませどころが色々あるからか、犯人のクズさが気にならなかったのに。

Posted byブクログ

2021/09/05

ポアロさんがあんまり出てこないです。 このお話のキャラが三人、自分たちで捜査をしながら推理をしていきます。最終的にはポアロが出てきますが、中々の非道な犯人に驚愕です。

Posted byブクログ

2021/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

月1冊のお楽しみのポアロ9冊目。今回は少しイヤらしい展開。勿論犯人は外れたのだが、納得がいかない。理由はネタバレになるから書けないが、俳優、演劇に精通する者だからと言ってそこはバレるでしょということが多々。またこの動機では犯人に辿り着かないのでは?と不愉快にも思う。これって負け惜しみなのかな?でも、犯行のトリックや最後のポアロの詰将棋には恐怖を感じる程の迫力が満載。今回のヒロインのエッグは可愛らしさが炸裂した!そろそろ戦争に巻き込まれる時期だが、このようなエンターテインメントの大切さがひしひしと伝わる。

Posted byブクログ

2021/06/01

ポアロ ヘイスティングズがいなくて寂しい。それどころかポアロも登場機会が少なくてビックリ。ロマンス関係のシーンが多いけれど、主要人物の母であるレディ メアリーの述懐が印象に残った。 メモp.200「わたくしはほんとに愚かな娘でしたの 略 親は警告しますけれど、それも無駄ですわー若...

ポアロ ヘイスティングズがいなくて寂しい。それどころかポアロも登場機会が少なくてビックリ。ロマンス関係のシーンが多いけれど、主要人物の母であるレディ メアリーの述懐が印象に残った。 メモp.200「わたくしはほんとに愚かな娘でしたの 略 親は警告しますけれど、それも無駄ですわー若い娘は信じませんから。まったくこう申し上げるのもなんですが、あの人は悪い人だなどといわれると、より魅力を感じてしまうものなのですよ。自分の愛をもってすれば男性を改心させられるなんて思ってしまいましてね」 1935年でも2022年でも人間の心理は変わらないものだなあ。

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2021/05/24

友人の不審死をめぐって三人の男女が調査を行うが…ポアロの捜査方法に慣れていると、どうにも真相に近づいているように思えずもどかしい…。最後のポアロの謎解きはすばらしいが、読者に手がかりが全て開示されているわけではないので、殺人の動機は、確かにパズルのピースはぴたりとはまるが、しっく...

友人の不審死をめぐって三人の男女が調査を行うが…ポアロの捜査方法に慣れていると、どうにも真相に近づいているように思えずもどかしい…。最後のポアロの謎解きはすばらしいが、読者に手がかりが全て開示されているわけではないので、殺人の動機は、確かにパズルのピースはぴたりとはまるが、しっくりこない。

Posted byブクログ

2021/03/25
  • ネタバレ

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初めて犯人の予想があたった! タイトルとチャールズ卿の性格でなんとなくこの人の話なんだろうなって それでも執事の件はぜんぜん思いつかなかったのですごいびっくりした 今まで読んだ中でもかなり面白かった でもチャールズ卿を疑ってなかったらなんでポアロが出てこないんだろうってイライラしたかもしれない エッグのことも好きな演技をしてるだけだろうと思ってたのに違った サタスウェイトさんの見る目を疑ってはいけなかった

Posted byブクログ