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牧師館の殺人 の商品レビュー

3.7

56件のお客様レビュー

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    19

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ミス・マープルの長編…

ミス・マープルの長編作品。あいかわらず、ミスディレクションが上手い作家ですねえ。

文庫OFF

ミスマープルシリーズ…

ミスマープルシリーズ初の長編。静かな村で起きた殺人事件をマープルが推理する。

文庫OFF

2024/10/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミス・マープルの長編デビュー作。正統派本格ミステリでした。列車が遅れた事を知り、「あ! あの人が犯人だな!」と思ったが、そこから先がペケ。結び付けることができずに解決編。なあんだ、そういうことか。言われてみれば犯人のあの行動は本人が言っていたこととは矛盾するよな。そして「くしゃみ」! なるほどね。

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2024/08/28

たまたまYouTubeでミス・マープルの映画を配信してて、見たら面白かったので読んでみた。マープルシリーズ1作目とのこと。 語り部はマープル…ではなく、マーブルの住む村の教区を管轄する牧師、クレメント。ここで一瞬戸惑うが、教区員の信頼を得た彼だからこそ、語り部としてふさわしいと思...

たまたまYouTubeでミス・マープルの映画を配信してて、見たら面白かったので読んでみた。マープルシリーズ1作目とのこと。 語り部はマープル…ではなく、マーブルの住む村の教区を管轄する牧師、クレメント。ここで一瞬戸惑うが、教区員の信頼を得た彼だからこそ、語り部としてふさわしいと思った。 ポアロシリーズと同じく、様々な証言にヒントがたくさん隠れているのに、初見でそれに気づくのは難しい。2回目読むとこれがあのときの!となるんだけどな。アガサ・クリスティの特徴なのか、小難しいトリックはほとんど出てこず、人間の心理的側面からの証言や行動から犯人を突き止めていくアプローチなので読む側も推理できそうなもんなんだが、そうもいかない。 ちなみにミス・マープルは一登場人物として出てくるのみ。だが勿論核心を突くのはマープルなので、存在感はバッチリ。

Posted byブクログ

2024/08/09

登場人物が多いのにそれぞれにちゃんと個性があるのはやはり描写の素晴らしさやお話の展開などがあるのだと思う。マープルものはいくつか読んだことがあるが原点を読めて良かった。

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2024/02/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

セント・メアリ・ミードは意地悪ばあさんが多すぎる。犯人は大体予想した通りで、女たらしのイケメンはクリスティ作品だと犯人率高い気がする。グリセルダの電車のくだりは結局何だったのか?

Posted byブクログ

2024/01/15

ミス・マープル最初の事件。 多分オーディブル向きではない話だったのだろうと思う。聞いていてなんだかダラダラした印象を覚えた。ミス・マープルを含めストーリーテラーの主人公のキャラクターはとても丁寧に描かれていて、親近感を覚えるのだけれど、その分だけトリックや事件の解決のシーンに爽快...

ミス・マープル最初の事件。 多分オーディブル向きではない話だったのだろうと思う。聞いていてなんだかダラダラした印象を覚えた。ミス・マープルを含めストーリーテラーの主人公のキャラクターはとても丁寧に描かれていて、親近感を覚えるのだけれど、その分だけトリックや事件の解決のシーンに爽快感がなくて、ちょっとがっかりしてしまう。 重ねて書くが、オーディブル向けではなかったのだろう。

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2023/12/30

2003年発行、早川書房のクリスティー文庫。マープル物。マープルはどこにでもいる普通のお婆さん、というイメージだったから、村の人から少し変わり者扱いされているのが意外だった。もっとも他の作品でも若干その傾向はあるもののはっきりとは描写されていないように思う。話そのものはマープル物...

2003年発行、早川書房のクリスティー文庫。マープル物。マープルはどこにでもいる普通のお婆さん、というイメージだったから、村の人から少し変わり者扱いされているのが意外だった。もっとも他の作品でも若干その傾向はあるもののはっきりとは描写されていないように思う。話そのものはマープル物らしい筋立てだと思う。 解説:「解説」(ミステリ評論家)吉野仁、他:「『牧師館の殺人』によせて」マシュー・プリチャード(編集部訳)(マシュー・プリチャードは、アガサ・クリスティーの娘ロザリンドの息子)、

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2023/12/27

イギリスの小さな村で起きた殺人事件。ミス・マープルの推理が光る。狭い村社会とその生活を知ることができる一作

Posted byブクログ

2023/12/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

初めてのマープル作品で読みました。閉鎖的な村の中で起きた殺人事件に対して、牧師の視点で描かれており、最も犯人ではないと考えられる人間が犯人であるというポアロ一作目のスタイルズ荘にも通じる描かれ方をしている。 心を打ったセリフは『若い者は年寄りはばかだと思ってるけど、年寄りは若い者がばかだということを知っている』で、最後に出てきて思わず頷いてしまった。

Posted byブクログ