牧師館の殺人 の商品レビュー
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初ミスマープル。興味はあったがなかなか手がだせなかった。古風な言い回しやジョークが入ってこない部分もあったが、回り回ってのストーリー展開が面白かった。厚いのでじっくりと時間はかかる。そのゆっくりな運びが好きな人はよいと思う。
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原書と照らし合わせながら読んだ。 その前に児童向きに翻訳されたものを読んで いたので、それとの違いに驚いた。 田村隆一さんという訳者は言葉を忠実に訳され、 カタイ印象の文章に感じられた。 しかし、私はそもそも昔風な文章がすきなので 次第になじめた。
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ミス・マーブルが近所にいたら怖いなぁと思いつつ、でも、他人の事って気になるよねぇなんて思いながら読みました。
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ミス・マープルの1作目。 ポアロは読んだことありますが、マープルはこれが初めて。 自分の周りにマープルみたいな人がいたら落ち着かないだろうなぁ。
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図書館で。ミス・マープルの第一巻。やはり古典と言われるだけあって面白かったです。 それにしても探偵に独身の初老のご婦人程適している存在は無いってのはわかる気がする。詮索好きでおしゃべり好きでとっつき良い。なるほど。 犯人はえ~?と言う感じでした。個人的に疑っていた男の子はかすっ...
図書館で。ミス・マープルの第一巻。やはり古典と言われるだけあって面白かったです。 それにしても探偵に独身の初老のご婦人程適している存在は無いってのはわかる気がする。詮索好きでおしゃべり好きでとっつき良い。なるほど。 犯人はえ~?と言う感じでした。個人的に疑っていた男の子はかすってもいませんでした。でもあのご婦人が旧妻ト言うのは何と無くわかったのですが…。 次も借りてきて読もうと思います。面白かったです。
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回りくどいミスマープル物。 アガサクリスティを楽しく読むにはコツがある。それは、現代の小説と同じ読み方をしないこと。 最近流行りの本は、読みやすくテンポがとにかく早い。 忙しい現代人に合わせているのだろうか。 脚本を読むように、映像を想像し、のんび~~り先を急がず読むとアガサクリ...
回りくどいミスマープル物。 アガサクリスティを楽しく読むにはコツがある。それは、現代の小説と同じ読み方をしないこと。 最近流行りの本は、読みやすくテンポがとにかく早い。 忙しい現代人に合わせているのだろうか。 脚本を読むように、映像を想像し、のんび~~り先を急がず読むとアガサクリスティーの世界を贅沢に堪能できるだろう。
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ミステリー強化キャンペーンその3。 なんとなく、古典。 社会派や漫画や新本格がいじる前の、基本形というか素朴なというか、いかにもミステリーなお話。 ある突然の殺人事件、謎の多い新入り、粗野な警官、噂話。 密室も社会悪も必要なくて、平穏な田舎町の小さな人間関係においても人間のすべ...
ミステリー強化キャンペーンその3。 なんとなく、古典。 社会派や漫画や新本格がいじる前の、基本形というか素朴なというか、いかにもミステリーなお話。 ある突然の殺人事件、謎の多い新入り、粗野な警官、噂話。 密室も社会悪も必要なくて、平穏な田舎町の小さな人間関係においても人間のすべての感情は起こっている。「でもね、それが人間ってものですよ。」 劇的などんでん返しとか奇抜なトリックとかがなくて、たぶんここに書かれていることをすべて動員して組み立てれば推理できるんだろうけど、そもそもあんまり自分の推理力に恃むところのない私は、この長さと緻密さにちょっとぐへぇ、となった。 ミス・マープルのキャラクターはほんとに良いけど、もっとこう、日常系ならそれなりのぐいぐい突っ込む感じがほしい。
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語り手は牧師。 ミス・マープルの視点で語られていることはなく、読者は牧師とともに事件の中にいる。 読者がマープルの反応もヒントにしながら謎を考えることができるので、謎解きに新鮮さがあって面白い。 これぞ推理小説ですね。 それにしても小説中に、事件を楽しむ人々の姿、ホームズにあこ...
語り手は牧師。 ミス・マープルの視点で語られていることはなく、読者は牧師とともに事件の中にいる。 読者がマープルの反応もヒントにしながら謎を考えることができるので、謎解きに新鮮さがあって面白い。 これぞ推理小説ですね。 それにしても小説中に、事件を楽しむ人々の姿、ホームズにあこがれて推理をする人々が描かれているんですが、日本だとこうもあからさまに好奇心丸出しで推理する一般人を描くことってそうないと思います。 そのあたりにちょっとびっくりしました。 いやぁ、『老嬢』という言葉はあこがれますね。
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図書館より うわさ好きのおばあさんミス・マープルが村の牧師館で起こった殺人事件に挑むミステリー。 登場人物がけっこう多く、人間関係も話が進むごとにごちゃごちゃになっていく感じはあるのですが、クリスティーの筆の巧さと、登場人物たちの身分が一人一人はっきりしているので、登場人物一覧...
図書館より うわさ好きのおばあさんミス・マープルが村の牧師館で起こった殺人事件に挑むミステリー。 登場人物がけっこう多く、人間関係も話が進むごとにごちゃごちゃになっていく感じはあるのですが、クリスティーの筆の巧さと、登場人物たちの身分が一人一人はっきりしているので、登場人物一覧を見ながらなら十分わかるかな、と思います。 『アクロイド殺し』でも感じたのですが、村のうわさ好きのおばあさんたちの描写が特に秀逸。皮肉やユーモアを交えた話の語り手である牧師の語り口もいいです。 様々な証言や証拠を積み重ねてのラストも見事だったのですが、話としては地味な印象でなかなか事件の全容が見えてこないので、少し中だるみ感はありました。
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ミス マープル。 映像作品を先に拝見しました。牧師がよくでてくるし、牧師の住んでいる家もよくでてくる。 牧師館で、おしゃべりというイギリスの文化、風土とを知るのによい。 人間性の観察にたけたミス マープル。イギリスでの女性同士の会話に役立つかも。 イギリスに行くときには、話題にするためにぜひ読むことをお勧めします。
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