レインレイン・ボウ の商品レビュー
「月曜日の水玉模様」の番外編というか、スピンオフ。友達が亡くなっても、残された人たちは一生懸命、日常を生きていかなきゃなんないんですよね。
Posted by
高校時代ソフトボール部のメンバーだった7人が、同じくメンバーの一人知寿子の葬儀で再会。 メンバー1人1人を主人公とする連作短編集。
Posted by
○2009/07/03 これ、月曜日は〜の続編なの!?そういえば確かに主人公は陶子さんだったっけ。うわー、読み終わっても全然気付かなかった(笑)まぁ変なイメージが付いてしまうよりかは良かった…かな? これぞ加納さん!という、7つの連作短編集(そういえば月曜日は〜も7つだったっけ...
○2009/07/03 これ、月曜日は〜の続編なの!?そういえば確かに主人公は陶子さんだったっけ。うわー、読み終わっても全然気付かなかった(笑)まぁ変なイメージが付いてしまうよりかは良かった…かな? これぞ加納さん!という、7つの連作短編集(そういえば月曜日は〜も7つだったっけ。陶子シリーズは7つ縛り?面白いなぁ)。チーズの死を皮切りに、渦巻く事件(!?)が一つ一つ明らかに。 20代半ばの女性たちが主人公、ということで、学生ほど気楽で純朴でもなく、中年ほど擦れすぎてもなく。考え方に明確な差が出始めたころ?いろんな人がちょっとずつだけど見れたから面白かった。まぁでも、性格的にテンプレというかベタだなぁと思う部分は無きにしも非ず。 今回は疑問から解決までに長いこと費やしてたかなぁ。そう、かもしれない。でもなぜ?チームメートだからこそ分かった部分とそうじゃない部分と、他人ってこんなこと考えてるのかなー、とか、考えてみると面白いかも。 それほど超興奮!というわけでもなかったんだけど(特に女性を中心にした日常だったからかな?)。言葉は悪いかもしれないけど無難な加納さん、だった。
Posted by
高校のソフトボール部に在籍した9人。チーズこと千寿子の死とともによみがえり明らかになる7人の心境。7年後、専業主婦の美久、編集者の陽子、保育士の佳寿美、看護師の緑、ニートのりえ、栄養士の由美子、OLの陶子。そして里穂。読みやすいが期待しすぎるとちょっと肩透かし。気分転換に。
Posted by
あっさりとした感じで、強い印象は残さない。 24ー25歳の女性を主人公としたオムニバスで、ミステリーも挟みこまれているが、 それほど惹き付けられるミステリーではない。 まぁ、女がこれだけ集まればタイプはばらつくよねぇと思った。
Posted by
短編集なんだけど、繋がっている、みたいな感じでしょうか。 嫌いなわけじゃないんですが、好きでもなかったかと。 個人的には陶子が好きですね。
Posted by
不思議な現象を、普通にありそうなことに混ぜてかける。 数少ない作家さんの一人だと思う。 前に「ささらさや」読んだ時もそうだったけど。 これもいい
Posted by
加納さんの作品は、優しく穏やかだけど、その中にほんの少し澱みやミステリーがある。 この作品でも、人と人との絆が、時に優しく結びつき、時に絡まった糸のように苛立ちや嫉妬を孕ませている。 高校の弱小ソフトボール部の元チームメートの9人。そのうちの7人の視点から描かれる虹色の7つの...
加納さんの作品は、優しく穏やかだけど、その中にほんの少し澱みやミステリーがある。 この作品でも、人と人との絆が、時に優しく結びつき、時に絡まった糸のように苛立ちや嫉妬を孕ませている。 高校の弱小ソフトボール部の元チームメートの9人。そのうちの7人の視点から描かれる虹色の7つの物語。 残りの2人が卒業後歩んだ謎めいた道筋を辿る事で何年ぶりに、過ぎ去った青春時代を振り返り、今の自分を見つめることとなる。 高校卒業してからの数年間は人によって歩む道が大きく異なる時期。その頃を懐かしく思い起こさせてくれる作品だと思う。
Posted by
どことなくミステリーの雰囲気があった。 最初まったく関係ないような出だしだったのに、 いずれはすべてひとつのことにつながってくる。 なんだかとっても丹念に構成されているのだなぁと。 それぞれ人が想うことは違うけど、 やっぱり過去にとらわれて生きるものであり、 もしかしたら過去に...
どことなくミステリーの雰囲気があった。 最初まったく関係ないような出だしだったのに、 いずれはすべてひとつのことにつながってくる。 なんだかとっても丹念に構成されているのだなぁと。 それぞれ人が想うことは違うけど、 やっぱり過去にとらわれて生きるものであり、 もしかしたら過去に生かされるのかもしれない。
Posted by
雰囲気はまぁまぁ好きでした。短編集が1つの流れの中に収まっているっていう形も好きです。 2006/6/11
Posted by