文庫版 塗仏の宴 宴の始末 の商品レビュー
宴の支度の続き。今回は京極堂の事が少し明らかになるお話でした。 自分の目的に夢中になって我先にと山を登ろうとする人々の様はまさに百鬼夜行。 それにしても大佐…絶対に知り合いになりたくないタイプです。
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宴の支度から宴の始末へ。 最後、爽快!複雑に絡まりあっていた事柄が、京極堂に依って見事に解きほぐされてスッキリ。そう言われてみれば、なるほど、簡単なことだったのだなと納得させられてしまうからすごい。 やっぱり面白い、京極堂シリーズ。大好き。
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京極堂シリーズ第六作。 2000頁に及ぶ大作。遂に分冊です。 今回は6つの宗教団体が入り組む、とてもスケールの大きなお話。 やはり圧倒的に面白い! 読みだすと止まらない。 後半、警察や街を覆う不明瞭な苛立ち。 独房の中の不自由な安心感。 京極堂の言葉が場にもたらす鮮やかな...
京極堂シリーズ第六作。 2000頁に及ぶ大作。遂に分冊です。 今回は6つの宗教団体が入り組む、とてもスケールの大きなお話。 やはり圧倒的に面白い! 読みだすと止まらない。 後半、警察や街を覆う不明瞭な苛立ち。 独房の中の不自由な安心感。 京極堂の言葉が場にもたらす鮮やかな秩序。 ひとつひとつの状況の描写がすごいと思った。 読んでいてここまで場の雰囲気が伝わってくるなんて。 そしてなにより、師匠と堂島さんの世界観! 確かなもの、客観性の担保となるものなんてどこにも存在しないのだと。 だから眼前の事象に依存するのは馬鹿げたこと? だから壊してしまってもよい? そうじゃない、という。 すべてどちらでもいいことで、だから自分の判断がすべてだ、というのは正しいかもしれない。 それでも信じているもの、たとえば家族という関係は信じている間は確実にそこに存在しているもので。 だから人が手を加えるべきではない。 天の意思には従いますよ。でも、あなたの意思に従うつもりはない。 うん、京極堂はかっこいいね。 さすがだ。 そして私はただひたすらに、関君の精神の回復を祈ります。
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楽しい宴は終わる いや、終わらせるのか? 終わった時にでてきたものは・・・ 探偵の登場がいつもカッコいいんだな 2009.12.23~12.27
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軍に催眠術じゃ何でもありですよね。 本末転倒、妖怪学は面白いです。 蘭童子といい、織作の四女といいお子様かしこすぎないですか。
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シリーズの中では、あまり印象に残らない作品。悪くはないけどね、、、ちょっとマンネリ感が出てきたところ。
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いつもにまして薀蓄が難しかった気がする。妖怪の説明覚えていられません。 関君が非常に可哀相なのと、木場修と榎さんの頼もしさが印象的。 始末の後半からどどっと面白くなりました。 一度うぶめの夏から読み返したほうがいいかもなあ。
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相変わらずのページ数にもかかわらず、飽きずに読めます。というか、読んでしまう!京極堂・・・。うん、やっぱりかっこいいね。なんかたくさん登場人物がいすぎて、お祭りみたいな感じでしたw
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人が多すぎて何がなにやら。 状況把握力の低い人間が読むもんじゃなかった。 やっぱり、うぶめの京極堂が一番カッコイイなぁ。
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京極堂シリーズ第七弾。 蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で捕まっている関口、 伊豆韮山の山中深くに分け入ろうとする宗教団体、 そして、消えたはずの村に住む人々。 接点は果たしてあるのか!? 驚愕の宴の真相とは。 宴の支度の解決編です。 相変わらず登場人物が多くて、 ちょっと朦朧と...
京極堂シリーズ第七弾。 蓮台寺温泉裸女殺害犯の嫌疑で捕まっている関口、 伊豆韮山の山中深くに分け入ろうとする宗教団体、 そして、消えたはずの村に住む人々。 接点は果たしてあるのか!? 驚愕の宴の真相とは。 宴の支度の解決編です。 相変わらず登場人物が多くて、 ちょっと朦朧としながら読んでました。 これはもう一度読んでみようと思ってます。 でも全ての事柄が解れていく様は 読んでても気持ち良かったです。 今回は関口がどうなるのもカモ冷や冷やでした(´□`;) 助けてあげてほしい・・・
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