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石の猿 の商品レビュー

3.8

43件のお客様レビュー

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2011/05/28

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 中国の密航船が沈没、10人の密航者がニューヨークへ上陸した。同船に乗り込んでいた国際手配中の犯罪組織の大物“ゴースト”は、自分の顔を知った密航者たちの抹殺を開始した。科学捜査の天才ライムが後を追うが、ゴーストの正体はまったく不明...

図書館の本 内容(「BOOK」データベースより) 中国の密航船が沈没、10人の密航者がニューヨークへ上陸した。同船に乗り込んでいた国際手配中の犯罪組織の大物“ゴースト”は、自分の顔を知った密航者たちの抹殺を開始した。科学捜査の天才ライムが後を追うが、ゴーストの正体はまったく不明、逃げた密航者たちの居場所も不明だ―果たして冷血の殺戮は止められるのか。ドンデン返しとサスペンスの天才ディーヴァーの大人気シリーズ第四弾。 どんでん返しとまでは行かないけれど、いつも後半はぐいぐいひきつけられてほぼ一気に読みきってしまうライムシリーズ。 今回は中国人とか東洋の風習?が入っていてまた別な意味でおもしろかった。 そうか、リプトンティーも入れ方をかえれば味も変わるのね。 サックスはこのまま漢方続けて欲しいなぁ。 The Stone Monkey by Jeffery Wilds Deaver

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2011/03/09

南部の沼地とチャイナタウンとは、続けて美味しい舞台セッティングです。登場人物紹介がネタばれだったり展開が予想できたりいろいろありますがシリーズの中では現時点で一番好きです。そして一番嫌な犯人でした。

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2010/03/02

リンカーン・ライム シリーズの四作目 米国沿岸警備隊に追い詰められた中国からの密航船を今回の犯人である中国の殺し屋ゴーストが船員、密航者もろとも爆破するところから話が始まる。ところが運よくその難を逃れ上陸してマンハッタンに隠れ住んだ密航者達がいた。 その密航者を執拗に追い、と...

リンカーン・ライム シリーズの四作目 米国沿岸警備隊に追い詰められた中国からの密航船を今回の犯人である中国の殺し屋ゴーストが船員、密航者もろとも爆破するところから話が始まる。ところが運よくその難を逃れ上陸してマンハッタンに隠れ住んだ密航者達がいた。 その密航者を執拗に追い、とどめを刺そうと画策するゴースト。それを阻止しようと、四肢麻痺で車いすのライムの頭脳とパートナーであるサックスの眼が科学捜査を軸にフル回転する。 表題の『石の猿』毎回不思議な題名が付いているが今回は、お守りのネックレスにぶら下がっている石に彫られているしゃがんだ猿、西遊記の孫悟空のことでです。 中国人がベースの話なので 老子や孔子の言葉、閻魔帳、お香に薬草、風水などがでてくる。なかで一番おもしろかったのは、悪鬼は人の後ろを付いてくるそうで、その悪鬼は尻尾で力を発揮するので、尻尾を切ってしまえば力が弱まる。っでどうするか・・・それはこの本を読んでからのお楽しみ^^

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2010/01/31

ライムシリーズ第四作。何故今回のタイトルだけ日本語なのかは、謎(笑)。 やはりどんでん返しはあるのだけれど……なんか、今回は読めちゃったな。文春の新刊紹介見たのがまずかった。あれ、ある意味ネタばれしてませんか? それでもスピーディかつスリリングな展開はやはり読ませるし、最後に明か...

ライムシリーズ第四作。何故今回のタイトルだけ日本語なのかは、謎(笑)。 やはりどんでん返しはあるのだけれど……なんか、今回は読めちゃったな。文春の新刊紹介見たのがまずかった。あれ、ある意味ネタばれしてませんか? それでもスピーディかつスリリングな展開はやはり読ませるし、最後に明かされる「真の目的」にも納得。このシリーズに関しては、あいかわらずの好評価。シリーズファンとしては、ライムやサックスの心境の変化なんかも、かなり読み応えあるしね。

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2011/07/31

読書完了日2009年10月8日。うーーーーーん………。今までのシリーズの中では一番「……」かなぁ…。

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2009/10/10

話が掴めてしまった。 それもかなり最初の方で。 ミステリーやサスペンスのドキドキやハラハラはなかったけど、 すこしホロッとくる部分があったのは良かったかな。 中国人独特の祖先や迷信にたいする目に見えないものへの思想と アメリカの目に見えるものが真実という対比が面白かった。 ボ...

話が掴めてしまった。 それもかなり最初の方で。 ミステリーやサスペンスのドキドキやハラハラはなかったけど、 すこしホロッとくる部分があったのは良かったかな。 中国人独特の祖先や迷信にたいする目に見えないものへの思想と アメリカの目に見えるものが真実という対比が面白かった。 ボーンコレクターやコフィンダンサーの方が断然面白かったな。

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2009/10/04

ライムの今度の敵は、中国大陸からアメリカまで中国人密入国者を送り届ける蛇頭にして最悪の殺人鬼“ゴースト”。 その卓越した頭脳で密入国船の位置を割り出し、沿岸警備隊によってあと一歩のところまで迫ったライムたちだったが、“ゴースト”は意外な手を使って彼らの手を逃れる。ライムは、ニュー...

ライムの今度の敵は、中国大陸からアメリカまで中国人密入国者を送り届ける蛇頭にして最悪の殺人鬼“ゴースト”。 その卓越した頭脳で密入国船の位置を割り出し、沿岸警備隊によってあと一歩のところまで迫ったライムたちだったが、“ゴースト”は意外な手を使って彼らの手を逃れる。ライムは、ニューヨークの街に潜り込んだ“ゴースト”を狩り出し、姿を消した密入国者家族を見つけて救い出すことは出来るのか。 ・・・と言うわけで、今回はゲストのソニー・リーがいいキャラです。 中国人家族の描写にも特に違和感なし。いや詳しくはありませんが。 さて、次も読むか。

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2009/10/07

J.ディーバーっておもしろいんですが、分厚いんですよね。 この本も通勤中に読んでたんですが、何しろ重い。かばんに入らないときには手に抱えていました。 そこまでして持ち歩く価値があるおもしろさ。きっともうすぐどんでん返しが、とわかっていて、いざそこにくると「おお」と楽しく驚かされる...

J.ディーバーっておもしろいんですが、分厚いんですよね。 この本も通勤中に読んでたんですが、何しろ重い。かばんに入らないときには手に抱えていました。 そこまでして持ち歩く価値があるおもしろさ。きっともうすぐどんでん返しが、とわかっていて、いざそこにくると「おお」と楽しく驚かされる。アメリアとライムの関係も順調です。

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2009/10/04

リンカーンシリーズの中で一番好き。 シリーズ的には、少しネタが尽きて中国を絡めてくるのは、 二番煎じ感が否めないが、それでも面白かった。 リンカーンと心通じ合わせた人が失われるのはつらい。

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2011/09/30

<リンカーン・ライム・シリーズ>第4弾。期待を裏切らない面白さは、相変わらず。多くの読者が「あっ!」と驚かされるだろう。もちろん、それは1度では済まない。ただし、前3作品を読んだ読者の多くが、今回の犯人の正体は見破ったかもしれない。それは、この『石の猿』は犯人当てに重点を置いた作...

<リンカーン・ライム・シリーズ>第4弾。期待を裏切らない面白さは、相変わらず。多くの読者が「あっ!」と驚かされるだろう。もちろん、それは1度では済まない。ただし、前3作品を読んだ読者の多くが、今回の犯人の正体は見破ったかもしれない。それは、この『石の猿』は犯人当てに重点を置いた作品ではないからだと思う。重点が置かれていたのは、ライムの心の変化だろう。今回の事件で知り合った、中国公安局刑事との交流がライムの新たな感情を呼び起こしている。ライムは友人を得た喜びを感じている。障害ゆえに凝り固まりがちだった彼の心が、たとえわずかでもほぐされていく場面は、なんとも感慨深く、爽快だった。残念ながら厳しい結果も待っているが、希望も見える。それにしても、ジェフリー・ディーヴァーという作家はよくもまあ、こんなに面白い話を次々と書けるものだと感心する。シリーズはまだまだ続く。嬉しいかぎりだ。

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