オリエント急行の殺人 の商品レビュー
そういえば読んでなかったと思って読んでみました。再読かと思うくらい伏線に気付けるのも、ここまで有名なアレだからアレですな。
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歴史に残る名作なだけある。 途中まで物語に合わせて推理を頑張っていたけど、登場人物の多さに断念。 物語の結末はとても好きでした。
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初ポワロでした。 なるほど、自尊心が高くていらっしゃる。 訳者の語彙選択のセンスとあまり合わず、100%楽しめていないように感じて残念だった。 小田原評定なんて言わないんだからもうちょっと違う単語使ってよw 別の訳者でまた読んでみようかな?
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・シリア アレッポ ・ビザンティウム=コンスタンティノープル=イスタンブール ・内証: 表向きにせず、内々にしておくこと。 ・タウラス山脈=トロス山脈
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―― ベルギー人が小田原評定てw 意識して読み直してみると、圧倒的な素材感がある。映像化やオマージュが山ほど展開されているのも納得。これを脚色したい、演出したいと云う欲は尽きまい。 変化する時代に合わせて国籍であるとか性質的な部分を当て嵌め直したりも出来るんだろうな...
―― ベルギー人が小田原評定てw 意識して読み直してみると、圧倒的な素材感がある。映像化やオマージュが山ほど展開されているのも納得。これを脚色したい、演出したいと云う欲は尽きまい。 変化する時代に合わせて国籍であるとか性質的な部分を当て嵌め直したりも出来るんだろうなぁ。原作にこの発想が自然とあるのが、それも時代か。 ミステリは時代を映す。流行り物好きだもんね。 良くも悪くもなるということで、☆3
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アガサ・クリスティは、大好きな高橋留美子がはまったって言ってたのと、あとやっぱり基本だから読んどこうと思って何冊か借りてきました。年が変わるまでに借りたのぜんぶ読み切りたいなーー 今の時代、あまりにも有名なこの話をなんも知らん状態で読むことは難しいよな。それができたらどんなによ...
アガサ・クリスティは、大好きな高橋留美子がはまったって言ってたのと、あとやっぱり基本だから読んどこうと思って何冊か借りてきました。年が変わるまでに借りたのぜんぶ読み切りたいなーー 今の時代、あまりにも有名なこの話をなんも知らん状態で読むことは難しいよな。それができたらどんなによかったかと思う。わたしも誰が犯人か読む前から知っとったので、その前知識がある上で読んだよ。 それでも、このアリバイでどうやって????いやこの人はやっぱり違うんやない???とかなんとかそれなりに楽しめたので、それはそれでよかったよ。 結末だけ知ってるみんなも!読んで損はないとおもうよ! いろいろな国の人が出てくるのやけど、それぞれの国のよその国に対するイメージとか偏見とか、そーいうのが難しかったな。わたしが持っとる価値観やないので、読んでてスっと入ってこん。誰がなにじんかなかなか覚えられんかったな。
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アガサクリスティの4大有名作のひとつ。英語原題だとすぐに謎は分かりそうだけど、描かれ方と謎解きの両方が凄い。
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久々のミステリー。おもしろかった。 ポワロと一緒に謎解きしたかったけど、登場人物が多く、覚えていられなかったので断念。 こういうパターンは今ではたまにあるので、途中でなんとなくわかったけど、当時は相当斬新だったんだろうなぁ。
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学生時代に読んでいましたが、久々に本屋で購入して再読。トリックから犯人から何もかもすっかり忘れてしまっている自分にびっくり。おかげで?今回も初読と変わらず楽しめました。今回ポワロと一緒に行動するブークとコンスタンチン博士と一緒にえ?え?と混乱してました。最後の終わり方はとてもほっ...
学生時代に読んでいましたが、久々に本屋で購入して再読。トリックから犯人から何もかもすっかり忘れてしまっている自分にびっくり。おかげで?今回も初読と変わらず楽しめました。今回ポワロと一緒に行動するブークとコンスタンチン博士と一緒にえ?え?と混乱してました。最後の終わり方はとてもほっとして、良かった〜と気分良く読み終えることができました。相変わらず面白くて他のアガサクリスティ作品も再読しようと早速購入してきました。
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初めてのアガサ・クリスティ。映画や舞台にもなっているオリエント急行殺人事件を読んでみた。読んでみた、言っても全くの偶然で突然読むことになり、名前くらい聞いたことのある作品を読むことが出来たのはラッキーだった。 これだけ有名な作品なのだから既に色んなことが言われてるのだろうけど...
初めてのアガサ・クリスティ。映画や舞台にもなっているオリエント急行殺人事件を読んでみた。読んでみた、言っても全くの偶然で突然読むことになり、名前くらい聞いたことのある作品を読むことが出来たのはラッキーだった。 これだけ有名な作品なのだから既に色んなことが言われてるのだろうけど、すぐに気付くのは国民に対する偏見、ステレオタイプがやたらと出てくること。アメリカ人の台詞なんか翻訳も「僕はかまいませんぜ。」(p.178)みたいな変な語尾になっている。そして「チューインガムを吐き出してポケットに突っ込んだ」(p.180)り、というのがアメリカ人のステレオタイプらしい。「この犯罪は、きわめて緻密に計画され、思慮深く実行されたもののような気がするのです。あらゆることを考えに入れた、知能的な犯罪です。いわゆる、ラテン民族の犯罪ではない、これは、冷徹で機略に富んだ人間の犯罪だーアングロ・サクソン民族の頭脳ですよ」(p.193)というポワロの言葉もあり、ポワロの巧みな推理にもいくらか影響を与える程に、この種の偏見が含まれている。一応、「イギリス人というものは、ひどく冷静な人種だ。」(p.277)「イギリス人というものは、買収しにくいものだ。えらく取っつきにくい人種だからな。」(p.278)という感じで、アングロ・サクソン系もけなされている。これのアジア人バージョンとかで読んでみたい。ほとんどタブーなんだろうけど。日本を舞台にして県民性のステレオタイプなら許されるだろうか。 話自体はやっぱり面白いし、まさかの展開になるあたりがたまらない。「さて、私は、このへんで、いよいよそれを実行に移すことにいたしましょうーあなた方の目の前でね。おふたりもめいめいやってごらんなさい。さあ目をつぶって考えるのです…乗客のなかで、ひとり、もしくはそれ以上の人物がラチェットを殺した。それははたして何者か」(p.277)とか、もちろんポワロがそこにいる2人の別の人物に言っているのだけれど、明らかに読者に問いかけている感じで、古畑任三郎みたいだ。でもこの「〜してごらんなさい」とか英文解釈教室の伊藤和夫っぽい感じが先に浮かんだのはおれだけだろうか。 今度は英語で読んでみたいし、映画も見てみたいと思った。偶然でこれを読めたことがラッキーだった。(19/08/06)
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