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神の守り人 帰還編 の商品レビュー

4.1

69件のお客様レビュー

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2012/05/20

良い終わり方だったと思う。ハッピーエンドとは言えないけれど…。 アスラが普通の幸せを手に入れられる日がくれば良いのに。 守り人シリーズはやっぱり面白い。

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2012/01/18

タルの民はナユークを見ることのできる者をひっそりと隔離していたが、アスラの母は掟を破り処刑された。ロタ国の南北の対立、タルの民への差別、それらの状況を操り、アスラを利用しようとするシハナ。 祭りの儀式のときにアスラの怒りは「神」を呼び込むが、バルサたちの助けでアスラは我に返るが、...

タルの民はナユークを見ることのできる者をひっそりと隔離していたが、アスラの母は掟を破り処刑された。ロタ国の南北の対立、タルの民への差別、それらの状況を操り、アスラを利用しようとするシハナ。 祭りの儀式のときにアスラの怒りは「神」を呼び込むが、バルサたちの助けでアスラは我に返るが、深い眠りについてしまう。

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2011/09/04

守り人シリーズ。先に天と地の守り人を先に読んでしまったので、一部ストーリが見えていたが、絡まった種族とそれぞれの伝説がノユークとバルサ、タンダを絡めて、ロタ王国で繰り広げられる物語。思わず助けてしまったバルサが中心だが、今回はかなり傷も負う。孤児どおしのつながりと殺人の世界に踏み...

守り人シリーズ。先に天と地の守り人を先に読んでしまったので、一部ストーリが見えていたが、絡まった種族とそれぞれの伝説がノユークとバルサ、タンダを絡めて、ロタ王国で繰り広げられる物語。思わず助けてしまったバルサが中心だが、今回はかなり傷も負う。孤児どおしのつながりと殺人の世界に踏み込むか踏み込まずにとどまれるか。バルサの心情が思いやられる。

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2011/07/21

おもしろかったです~♪ バルサとシハナとの戦いのシーンがゆっくりな描写なのにスピード感があってすごい。 のちのちまたどこかで対決しそうな気配がしますが・・・。

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2011/06/23

バルサは、強いことを誇りに生きている人だと思った。 それだけでないことが、むしろ痛みをかかえつつ、強さを求める自分をみつめつつ生きる人だった。 ひとつの価値だけでなく、いろんな見方や価値観があるということ、そういうことを否定することはしない。 ファンタジーの中に、大切なメッセ...

バルサは、強いことを誇りに生きている人だと思った。 それだけでないことが、むしろ痛みをかかえつつ、強さを求める自分をみつめつつ生きる人だった。 ひとつの価値だけでなく、いろんな見方や価値観があるということ、そういうことを否定することはしない。 ファンタジーの中に、大切なメッセージや問いかけがいっぱいつまった上橋ワールドを楽しめます。 このシリーズの中で、今のとこ、これが一番好きです。

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2011/04/29

夕暮れの光が、王城の裏庭を黄金色にそめている。(p.8) シハナのたくらみでサーダ・タルハマヤとして (2003年06月07日読了)

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2010/10/23

アスラは自らの力にめざめ、サーダ・タルハマヤ“神とひとつになりし者”としておそろしい力を発揮しはじめる。それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた…はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか(「BOOK」データベースより) 史実の正しさを信じるほど馬鹿では...

アスラは自らの力にめざめ、サーダ・タルハマヤ“神とひとつになりし者”としておそろしい力を発揮しはじめる。それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた…はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか(「BOOK」データベースより) 史実の正しさを信じるほど馬鹿ではないつもり。 でも善悪の表裏を明確にするのって難しいよなぁ。 どちらかが完全なる善で、どちらかが完全なる悪って事自体、あんまりあり得ることではないし。 これはそれを考え続けることの大切さを学べる本なのではないかしら? 多感な少年少女時代にこそ読んでいただきたい一冊ですね。

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2010/04/25

「来訪編」のラストでアスラに示された希望がことごとく潰えてしまいました… アスラ自体の罪とも言い切れないにしても殺戮を行ったわけだから、力を二度と使わないとか何とか決意して違う場所で新たな生活を送るっていうのも何だかな…とは思っていたんだけど、それになんといってもちびっ子向けの本...

「来訪編」のラストでアスラに示された希望がことごとく潰えてしまいました… アスラ自体の罪とも言い切れないにしても殺戮を行ったわけだから、力を二度と使わないとか何とか決意して違う場所で新たな生活を送るっていうのも何だかな…とは思っていたんだけど、それになんといってもちびっ子向けの本だしなと甘く見てたとこもありますが、それにしてもかわいそうでかわいそうで (T.T)。

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2010/12/21

バルサが助けた少女は、謎の美少女アスラ。ロタ王国建国の伝説にまつわる恐ろしき神、”タルハマヤ”がアスラには宿っていた。王家に仕える隠密カシャルのスファルやシハナに追われながらも、アスラを見放すことができないバルサ。チキサとともにアスラを守ろうとするのだったが・・・。アスラは自らの...

バルサが助けた少女は、謎の美少女アスラ。ロタ王国建国の伝説にまつわる恐ろしき神、”タルハマヤ”がアスラには宿っていた。王家に仕える隠密カシャルのスファルやシハナに追われながらも、アスラを見放すことができないバルサ。チキサとともにアスラを守ろうとするのだったが・・・。アスラは自らの力に目覚め、サーダ・タルハマヤ“神とひとつになりし者”としておそろしい力を発揮しはじめる。それは、人の子としてのアスラの崩壊を意味していた。アスラは「神の子」か、それとも「災いの子」か。はたして、バルサたちはアスラを救うことができるのだろうか? ラストシーンは本当に圧巻の場面でした。アスラが宿り木の輪をちぎった瞬間は、本当に大変なことだったろうなぁと思う。アスラがどうなるのか、どきどきして最後はほっとしたという感じ。でもアスラがその後、無事に目覚めたのか気になったので評価低めです。幸せな未来が待ってるといいのですがね。一番印象に残ったのが悲恋に終った王弟の恋。思わず涙しそうになったエピソード。こんな悲しい話が実際の世では生まれないでほしいと、強く思います。全体のストーリーも見事だし、人の心の闇が丁寧に描かれている作品だと毎回思う。人としての模範的生き方が表れているような気がする。

Posted byブクログ

2009/11/26

守り人シリーズ6冊目。(旅人&来訪編含めて) “幸せ”について、考えさせられた本書。 ラストは今後へ繋がる予感を感じさせるものでした。(アスラはどうなるのでしょう)

Posted byブクログ