アクロイド殺し の商品レビュー
「あなたの小さな灰色の脳細胞を使いなさい。わたしの行動の裏には、常に理由があるのです」 読み終わってにやり。 だって、私途中から犯人分かったんだも~ん。 それにしても、クリスティは凄い!! 本当にミステリの女王だ。 絶対的なものを感じた。 『オリエント急行』の時は、まだクリ...
「あなたの小さな灰色の脳細胞を使いなさい。わたしの行動の裏には、常に理由があるのです」 読み終わってにやり。 だって、私途中から犯人分かったんだも~ん。 それにしても、クリスティは凄い!! 本当にミステリの女王だ。 絶対的なものを感じた。 『オリエント急行』の時は、まだクリスティ初心者だったので、とってもとっても最後の展開に驚いたのだけれど、こちらはだいぶ免疫がついた後だったので、わかってしまったのだよ、ヘイスティングくん。 最後は、読み終わりたくなくってニヤニヤ、ゆっくり読んでた。 それぐらい楽しめる1冊。 【11/27読了・初読・大学図書館】
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色んな意味でクリスティの最高傑作になるんだろう。ほとんど予備知識がない状態で読んだから、見事に騙された。フェアかアンフェアかって議論があるみたいだけど、自分は全然フェアだと思う。むしろそこを議論している時点で負けなんじゃないかと。
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たまに作品の終盤から読み結末を確認してから通読する、という読書スタイルの方を見かけるが、この作品については絶対に結末から読んではいけない。 この作品で衝撃を受けたら「アクロイドを殺したのはだれか」で二度目の衝撃を受けるのがおすすめ。
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秋の読書週間☆ というわけで、ミステリー本いくつかまとめ買いしました。 第1弾、アガサクリスティ。 1人称の書き方でこの物語は始まります。 登場人物の個性が強く面白い。 けど、まぁこれはトリックというよりは、なるほど といったかんじです。 よんで損はしません。 Oc...
秋の読書週間☆ というわけで、ミステリー本いくつかまとめ買いしました。 第1弾、アガサクリスティ。 1人称の書き方でこの物語は始まります。 登場人物の個性が強く面白い。 けど、まぁこれはトリックというよりは、なるほど といったかんじです。 よんで損はしません。 Oct 2009
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自殺した未亡人。彼女を脅迫していた人物を知ったロジャー・アクロイドが殺害され消えた青年。引退したポアロが事件を調査する。 2009年7月12日購入 2009年8月25日読了
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ミステリのパターンはおおまかに分けるとそんなにパターンがあるわけではありません。 絶対やっちゃだめだろ、ってのはあるんですが、あえてその1つを利用したのが本書であり、 えー!て読者に思わせるためだけのトリックによって成立しています。 まぁでもいろんなパターンが出尽くした、という...
ミステリのパターンはおおまかに分けるとそんなにパターンがあるわけではありません。 絶対やっちゃだめだろ、ってのはあるんですが、あえてその1つを利用したのが本書であり、 えー!て読者に思わせるためだけのトリックによって成立しています。 まぁでもいろんなパターンが出尽くした、というのはすでにアガサクリスティが書いてしまった、 ということなんですね、今となっては。
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アガサ クリスティーの名探偵ポアロシリーズの中の一冊。 傑作と言われたり、アンフェアと言われたりしてる小説ですが、 個人的には好きな作品です。 犯人は途中で気がついた人にはわかるけど、 気がつかないとラストまでわからない話だと思われます。 村の地主、アクロイド氏の死に、ある婦人...
アガサ クリスティーの名探偵ポアロシリーズの中の一冊。 傑作と言われたり、アンフェアと言われたりしてる小説ですが、 個人的には好きな作品です。 犯人は途中で気がついた人にはわかるけど、 気がつかないとラストまでわからない話だと思われます。 村の地主、アクロイド氏の死に、ある婦人の死と彼に宛てられた手紙、 息子の失踪など様々な謎が絡み合うミステリー。 出てくる人が、みんな何か隠し事をしてたり挙動不審だったりで、 仕舞いには全員怪い!と思われてきますが、 果たしてアクロイド殺しの犯人は・・・ 話のオチについて語られることが多い作品なので、 まだ内容を知らなくて、これから読もうと思ってる方は 事前情報入れないで読むことをオススメします。 あと、巻末の解説には思いっきり犯人が書かれているので あとがき先に読んでしまうタイプの方は注意が必要です。
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このオチは反則だ!と当時のミステリー界から ブーイングをくらった(らしい)クリスティの大傑作! (とわたしは思う) 「そして誰も・・」も名作だとは思いますが、初読(中学) して具合が悪くなったのは後にも先にもこの作品だけです。 たぶん人間の根源にある「悪」というものをあからさま...
このオチは反則だ!と当時のミステリー界から ブーイングをくらった(らしい)クリスティの大傑作! (とわたしは思う) 「そして誰も・・」も名作だとは思いますが、初読(中学) して具合が悪くなったのは後にも先にもこの作品だけです。 たぶん人間の根源にある「悪」というものをあからさまにされた のと、心底だまされたのがショックだったのかも。 でもだまされる喜び(M)を知ったのもこの作品で、何度読んでも (ネタバレしてても)やられた!と思うのはわたしだけじゃないはず。 とはいえ謎解きしながら読む方は早くに犯人がわかっちゃうみたいですね わたしは本も映画も推理しない単純成人なのでいまだに楽しめますが・・ 他のクリスティ作品ではマープルものが好きです。
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推理小説として「フェア」か「アンフェア」か、と話題になった作品だという話を聞いて読んでみた。 フェア、アンフェア論争については、私の興味の範疇じゃないけれど、 自分がミスリードされる感覚がハラハラして楽しかった。
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この作品の犯人が判明したのが深夜一時位で、 その後まもなく読了したが、 ショックでその後なかなか寝付けなかった。 見事なまでにミステリーの女王の狙いにはまり、 さんざんその手の上で踊らされ、 最後は衝撃の谷底に突き落とされてしまった。 まさしく本作品は 「絶対他の誰かに結末は...
この作品の犯人が判明したのが深夜一時位で、 その後まもなく読了したが、 ショックでその後なかなか寝付けなかった。 見事なまでにミステリーの女王の狙いにはまり、 さんざんその手の上で踊らされ、 最後は衝撃の谷底に突き落とされてしまった。 まさしく本作品は 「絶対他の誰かに結末は言わないで下さい。」って作品。 この作品を読む前に、何らかの方法で「オチ」を知ってしまった クリスティーファンはあまりに不幸である。 初回に読んだ時のショックを受けられないのだから。 どこでどのように突き落とされるのか、既に分かっている ジェットコースターに乗るようなものである。 次回本作品を読む際には、一回目と同じような読後感は 絶対得られない作品であるため、 重箱の隅をつつくように、一回目では読み取れなかった 伏線を探しながら、じっくり読み進めてみたいと思う。
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