竜の騎士 の商品レビュー
銀の竜ルング 猫に似たコボルトのシュヴェーフェルフェル 人間のみなしごベン、そして人造小人の飛び脚……さまざまな登場人物が旅の仲間となり、恐怖や不信感を乗り越えて、勇気と友情、そして他者を信じる心をもって、さまざまな困難を乗り越えて「空の果て」を目指します! サクサク読めました...
銀の竜ルング 猫に似たコボルトのシュヴェーフェルフェル 人間のみなしごベン、そして人造小人の飛び脚……さまざまな登場人物が旅の仲間となり、恐怖や不信感を乗り越えて、勇気と友情、そして他者を信じる心をもって、さまざまな困難を乗り越えて「空の果て」を目指します! サクサク読めました。 人間の勝手な行動が、例えば自然の崩壊であったり、錬金術で化け物を作り出したりする。 結局、人間の欲深さが全ての悪の根源だ。 だからといって今のこの便利な生活を捨てることも出来ない自分がいる。出来る限りエコで地球に優しい生活を目指すしかないかも……。
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十数ページまでは読むのが億劫に感じた。しかし、いつの間にかグイグイ引き込まれていて、あっという間に読み終えた。キャラがとてもイキイキとしているし、読んでいて光景が目に浮かぶ。これぞまさにファンタジーだと思える物語。
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どろぼうの神様が面白かったので図書館で借りて読みました。竜の騎士と言うほど大活躍ではないですが竜と人間とその他生物、と言ったところでしょうか。キャラがそれぞれ個性的で良いですね。個人的にはシェヴァーフェルフェルがお気に入り。日本にも来ないかな~。日本だってシイタケもシメジもエノキ...
どろぼうの神様が面白かったので図書館で借りて読みました。竜の騎士と言うほど大活躍ではないですが竜と人間とその他生物、と言ったところでしょうか。キャラがそれぞれ個性的で良いですね。個人的にはシェヴァーフェルフェルがお気に入り。日本にも来ないかな~。日本だってシイタケもシメジもエノキダケもナメコもエリンギもマイタケもマッシュルームもスーパーで手に入るし!(運が良ければアワビタケやタモギタケ、季節があって懐が豊かならマツタケも手に入るし)天然モノじゃないとイヤ、とか言われちゃいそうですが・・・。 是非短い人生のうちで竜に会ってみたいなあとは思いますが難しいでしょうねえ。
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タイトルがツボで(竜で騎士だもの…)なんとなく借りたら、作者さん「どろぼうのかみさま」の方でした。 いつか読みたい本リストに入ってるんですよ…! 中身は竜、コボルト、ホムンクルスにねずみに人間がわちゃわちゃして、 最初喧嘩もするけど仲良くなり、協力のおかげで目的も達成するという...
タイトルがツボで(竜で騎士だもの…)なんとなく借りたら、作者さん「どろぼうのかみさま」の方でした。 いつか読みたい本リストに入ってるんですよ…! 中身は竜、コボルト、ホムンクルスにねずみに人間がわちゃわちゃして、 最初喧嘩もするけど仲良くなり、協力のおかげで目的も達成するという非常に美味しい本でした。 子供がよんだら冒険にわくわく、大人が読めば絆の暖かさにほっとできるような一冊です。 みんながしあわせになれる物語はやっぱりいいなぁ。
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西欧でのドラゴンや伝説上の生き物、錬金術に対する考え方や愛着がわかる物語です。家族愛や同胞愛に溢れ裏切りも無くお勧めです。
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竜と少年と妖精たちの~胸はずむファンタジー。 竜が暮らしている山奥にまで、ついに人間達が開拓にやってきた。 若い銀の竜ルングは、他の竜が隠れ住んでいると言い伝えられる「空の果て」を探しに行こうと考える。 竜は月の光をエネルギー源とし、月のない夜には飛ぶパワーを失う。 竜の吐く火...
竜と少年と妖精たちの~胸はずむファンタジー。 竜が暮らしている山奥にまで、ついに人間達が開拓にやってきた。 若い銀の竜ルングは、他の竜が隠れ住んでいると言い伝えられる「空の果て」を探しに行こうと考える。 竜は月の光をエネルギー源とし、月のない夜には飛ぶパワーを失う。 竜の吐く火は、生き物を癒す力を持っていた。 一緒に行くのは、山コボルトのシュヴェーフェルフェル。猫みたいな顔でふさふさした毛のはえた小妖精の女の子だ。機敏で賢く、きのこが大好きな食いしん坊。 竜たちは、山コボルトの歌を聴くのが大好きで、良く一緒にいるのだ。 まずは、港の倉庫に住む船ネズミのギルベルトに、地図を貰いに行く。 人間の男の子ベンと出会い、ひとりぼっちのベンと助け合う。 ベンは、いつしか竜騎士と呼ばれる存在に。 竜を食べる巨大な金色の竜ネッセルブラントの危険な存在。 かって錬金術師に作られたのだった。 長い間、竜の行方が知れなくなり、ずっと探し続けている。 ネッセルブラントの召使いだった小さなホムンクルス(人造小人)の「飛び脚」は、命令に従い、魔法のカラスに乗ってルング達を追っていく。 エジプトで人間に捕まり、檻から助け出してくれたベンと同行することになるが、実はスパイなのだ。 シュヴェーフェルフェルは飛び脚を怪しみ、何かと当たるのだが。 飛び脚は、何も知らないベンにしだいに信頼を寄せるようになり、苦しむ。 岩小人のキースバルトは、飛び脚のかわりに、ネッセルブラントの召使いにさせられている。 飛び脚が裏切ったのではと思うが…? 次から次へと危険に襲われるが、助けてくれる人も次々に。 エジプトでは、考古学者のバルナバス・ヴィーゼングルント教授に助けられる。 もともと夫婦とも妖精の研究家でもあり、その娘グイネヴィアとベンは同じ年頃。 教授の紹介で、世界的な竜の研究家の女性スバイダ・ガリブを訪ねに行く。 パキスタンの村には、竜の騎士がいたという記録があり、伝説があった。 そして、ヒマラヤの山の奥には… 船ネズミの姪でパイロットのローラも登場し、恐ろしいネッセルブラントの前を飛んで引っかき回します。 ちょっとおかしな旅の仲間との~心温まるひととき。 そして… さりげなく性格のいいルングやベンを囲んでの楽しくて、さわやかな友情。 敵は出てくるけど毒はそれほどなく、テンポが良くて、読み応えもある作品です。 作者は1958年生まれ。 ハンブルグ大学で教育学を修める。教育者として働きつつ、子どもの本のイラストレーターとして出発。 28歳の時から自分で文章も書くようになり、ドイツを代表する児童文学作家に。 この作品は、1997年発行の長編一作目。 2002年の長編2作目「どろぼうの神さま」で、国際的な評価を得ている。
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わくわくファンタジー 漫画のようにスラスラ、ペラペラ。読む目が、捲る手が止まらない。わくわくが止まらない。 そんな楽しい物語。 そして、心もあたたまる。
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途中で飽きてしまうこともなく、最後まですらすらと読めました。 同じ作者の本を読んでいていつも思うことなのですが、お話がうまく行き過ぎるな、という印象を受けました。伝説の生き物がたくさん出てきて楽しいのですが、それぞれに対するお話をもっと深くしてほしかったです。ちょっと出てきて終わ...
途中で飽きてしまうこともなく、最後まですらすらと読めました。 同じ作者の本を読んでいていつも思うことなのですが、お話がうまく行き過ぎるな、という印象を受けました。伝説の生き物がたくさん出てきて楽しいのですが、それぞれに対するお話をもっと深くしてほしかったです。ちょっと出てきて終わり、という感じで、頭の中のイメージもよく形成されませんでした。せっかく空飛ぶ竜が出てきているのに、空を飛んでいるところの話はあまりなくて、ちょっと物足りなかったです。 全体的に頭の中でイメージを作りにくいと感じました。竜やコボルトなど、見たことのないものがたくさん出てくるので、挿絵だけではなく文章でも、もっと詳しい描写をしてほしかったです。 ストーリーとしては、特に飛び足をめぐるお話を、どきどきして読みました。飛び足によい友達が見つかってよかったです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「きみのところに遊びに行くよ。人間のきみの短い一生が許すかぎりたびたびね」 竜とか妖精とかが出てくる物語がだいすきです!!! 黄金の竜とルングの戦いがあんまりにもあっさり終わってしまったのは拍子抜けだったけど、 でもわくわくしっぱなしの一冊^^
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ストーリー :☆☆ 世界観 :☆ ビジュアル :☆☆ キャラクター:☆☆ 読みやすさ :☆☆☆☆ オススメ度 :読まなくてよし!
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