カルチェ・ラタン の商品レビュー
うーおーーもーしーろーいー ドニたん・・・ スケールおおきくてテーマもまじめなのに笑えてなけますた おもしろいですほんとに
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中世パリのカルチェ・ラタンを舞台に、夜警隊長と不良学生を探偵役に据えたミステリ仕立ての物語。 二人は次々と事件を解決していくが、バラバラに見えたそれらはやがてひとつの大きな宗教事件へとつながってゆく。 時々挟みこまれる神学論争も理解しやすく、中世の世界史がさっぱりな私にも理解で...
中世パリのカルチェ・ラタンを舞台に、夜警隊長と不良学生を探偵役に据えたミステリ仕立ての物語。 二人は次々と事件を解決していくが、バラバラに見えたそれらはやがてひとつの大きな宗教事件へとつながってゆく。 時々挟みこまれる神学論争も理解しやすく、中世の世界史がさっぱりな私にも理解できた。 人間味あふれる猥雑な登場人物たちがとても魅力的で、ページをめくる手を止めることができない。 現代とは遠く隔たった世界を描きながらも普遍的な若者の葛藤に迫っており、それがこの物語を読みやすく、心に響くものとさせている。 すごく面白かった!
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時は16世紀。学問の都パリはカルチェ・ラタン。世間知らずの夜警隊長ドニと女たらしの神学僧ミシェルが巻き込まれたある事件とは? 宗教改革の嵐が吹き荒れる時代の青春群像。(Amazon.comより) ミシェルも良いですが、ドニ・クルパン君のダメダメっぷりが可愛らしいです。そして...
時は16世紀。学問の都パリはカルチェ・ラタン。世間知らずの夜警隊長ドニと女たらしの神学僧ミシェルが巻き込まれたある事件とは? 宗教改革の嵐が吹き荒れる時代の青春群像。(Amazon.comより) ミシェルも良いですが、ドニ・クルパン君のダメダメっぷりが可愛らしいです。そして彼がちょっとずつ男らしく成長してゆくところが見もの。 中世パリの庶民や学生・貴族の生活の描写が面白いです。
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ラストを巡る性描写がかなりどぎつくて2回目読むには間を置きたい感じ。それでも2回目読みたいって思わせるほど佐藤賢一の書きっぷりは健在です。面白いの一言。
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おもしろくなくはない。というすっきりしない言い方なのは、最初から最後まで、彼の文体に馴染めなかったからだろうか。文体そのもの、というよりは、題材と文体のギャップに馴染めなかったという方が正確か。これはあくまで私の偏見なのは承知の上なんだけれども。中世のパリに住む人間が「ひええ」と...
おもしろくなくはない。というすっきりしない言い方なのは、最初から最後まで、彼の文体に馴染めなかったからだろうか。文体そのもの、というよりは、題材と文体のギャップに馴染めなかったという方が正確か。これはあくまで私の偏見なのは承知の上なんだけれども。中世のパリに住む人間が「ひええ」と声をあげるなんて、あんまり納得できない。ある意味、リアリティなのかもしれないが。なんかちょっと軽すぎる、とかんじたのも事実。でも、それはあえて彼の目論見なんだろうな。これまで、こういう題材をもとにしたエンターテイメント作品なんてなかったから。この文体ならば逆にすんなり読める、という読者も多いだろう。ただ、私の期待とずれていた、というだけかな。いかにもわかりやすい、ホームズ&ワトソンの構図はご愛嬌。 (2003 Sep)
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時は中世フランス。所は学問の都カルチェ・ラタン。たよりない新米夜警隊長ドニ・クルパンが、燦然と輝く才気の塊、神学僧ミシェルに力を借りて事件を解決する。 頭がいいって、こういうことなんですね。
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宗教改革の火が燃え上がろうとする中世末期のフランス。登場人物にイニゴ・デ・ロヨラ、フランシスコ・ザビエル、ジャン・カルヴァン 加えてレオナルド・ダ・ヴィンチにノートルダム・ド・パリのカジモドなんてのも出てきます。
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エンターテイメント性の高い作品です。ジャン・カルヴァン、フランシスコ・ザビエル、イグナチウス・ロヨラなどの歴史的な神学者も出てきて、なかなか興味深い。ドニ・クルパン君と天才ミシェルのでこぼこコンビが、いいキャラクターしてます。
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神学問答はあまり好きじゃないけれど、とにかく上手いので一気に読めます。 実際文章上手いよなー、このひと。 正直私は主人公のドニ・クルパンてな実在したのだと信じかけました(笑)。
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一五六三年、パリ。ある靴職人が行方不明になった。その事件に着手した新米夜警隊長ドニ・クルパンは、元家庭教師で天才的推理力を持つ神学僧ミシェルに協力を求める。二人が捜査を進めるうちに、やがてパリの闇夜にうごめく巨大な陰謀が明らかに……。宗教改革という時代のうねりの中、セーヌ左岸の学...
一五六三年、パリ。ある靴職人が行方不明になった。その事件に着手した新米夜警隊長ドニ・クルパンは、元家庭教師で天才的推理力を持つ神学僧ミシェルに協力を求める。二人が捜査を進めるうちに、やがてパリの闇夜にうごめく巨大な陰謀が明らかに……。宗教改革という時代のうねりの中、セーヌ左岸の学生街「カルチェ・ラタン」を舞台に繰り広げられる冒険と青春群像。西洋歴史小説の傑作。
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