完全犯罪に猫は何匹必要か？ の商品レビュー

東川篤哉(著者)

東川さんといえば、ち…

[文庫ＯＦＦ]

東川さんといえば、ちょっと的外れなギャグで物語を作る人。この作品も、笑えないギャグ満載です（ほめていますよ）。

2024/03/31

架空の地方都市、烏賊川市(いかがわし)を舞台とした、シリーズの三作目。

猫に始まり猫に終わる、と言っても過言ではないような、猫づくしのミステリです。

コミカルでユーモアに溢れた世界観が、受け入れられないとかなり厳しいですが、個人的にはこの様な軽快なミステリも、時には良いなぁと思います。

このシリーズではお馴染みの、警部と私立探偵のやり取りが面白いですね。
謎解き時の役割分担も、きれいに決まっていたのではないでしょうか。

フェアに手掛かりが提示されている為、トリックが分かりやすいとも言われているようですが、その点でも潔さがあり好感が持てました。

シリーズ四作目も楽しみにしています。

2021/12/19

トリックや動機もしっかりしていて、本格ミステリとしても面白いし、コメディ要素もあってさらに面白いです。猫がずっと関わっているトリックであるのも、すごいと思います。

招き猫の蘊蓄から、招き猫も奥が深いんだな…とも、感じました。

2015/01/01

ミステリーとしてのストーリーもしっかりしてる。大学ネタは、やっぱり岡大がモデルなのかな。でも、教養ネコじゃなくて、教養犬がいたような。

2014/06/10

猫探しと招き猫をめぐる殺人事件。
これもドラマを先に見たので、
トリックは分かっていたが、
それでも登場人物が面白かった。

2014/01/09

面白くないわけじゃないけれど、
ちょっと疲れてしまった。
三毛猫って時点でちょっとわかってしまった感じもあり・・・

トリックはなんだか、めんどくせぇという感じがしつつ・・

憎めない探偵にちょっとホッとした。
”なんでも屋”の岩村敬一が可哀そうだった。
言われたことを彼なりにやったことなのにねぇ。

2013/10/30

密室の鍵〜の方が面白かったような。

今回は、ぷっと吹き出してしまう笑いはなかった。
トリックもバカバカしいものでは無く、残念。

2013/03/19

久しぶりに読書。
猫だらけのお話。
ダラダラ読みすぎてしまったけど、完全犯罪とは
いえないなぁ。
登場人物もこんなに多くなくていいかなぁという感想。

2012/11/11

一作目より読みやすい。
招き猫のうんちくが面白かった。

実際かつお節で人は殺せるのだろうか・・・？

2012/07/21

烏賊川市シリーズ第3弾。今回のポイントは巨大招き猫。
相変わらずの軽くゆるーいノリで最後には事件解決です。
キャラにも愛着が湧いてきました。
1作目を読んで大丈夫だったら、今回も楽しく読了することができるでしょう。