完全犯罪に猫は何匹必要か? の商品レビュー
すっかり烏賊川シリーズに魅せられてます。 いやー、飛ばしますねえ。 前回に読んだ「ここに死体を~」に比べるとサブキャラが大人しいけど、探偵サイドと刑事サイドのドタバタは爽快です。 で、この本もちゃんと伏線が回収されていくんですよね。 笑いの裏できちんとミステリーしてる。このバラン...
すっかり烏賊川シリーズに魅せられてます。 いやー、飛ばしますねえ。 前回に読んだ「ここに死体を~」に比べるとサブキャラが大人しいけど、探偵サイドと刑事サイドのドタバタは爽快です。 で、この本もちゃんと伏線が回収されていくんですよね。 笑いの裏できちんとミステリーしてる。このバランスがすごく良い。 表紙が何ともすばらしいーーー。
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ミステリに猫、といえば、ミステリアスだったり幻想的で神秘的なイメージが付きまとうはず。なのにその猫が「招き猫」というだけで、何故にこうもシュールでお馬鹿な内容になってしまうのか(だって殺人現場に巨大な招き猫だよ? 想像するだけで爆笑)。それでも本質がしっかり本格しているのは見事だ...
ミステリに猫、といえば、ミステリアスだったり幻想的で神秘的なイメージが付きまとうはず。なのにその猫が「招き猫」というだけで、何故にこうもシュールでお馬鹿な内容になってしまうのか(だって殺人現場に巨大な招き猫だよ? 想像するだけで爆笑)。それでも本質がしっかり本格しているのは見事だよなあ。 「死体に味噌汁」の謎にはびっくり。笑ったし。さらに「ダイイングメッセージの謎」も。確かに本質はきっちり論理的なんだけど……やっぱり馬鹿だよねえ(誉め言葉)。本格ユーモアミステリとして、かなりお薦めできる一品。
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読み終えるのが大変だったよー 文字数多いわけじゃないし、難解ってわけじゃないし 多分詰まらないわけでもないんだろうけど 好みじゃない。 人間描写が薄く、ただただフーダニット、ハウダニット好きな人には いいのかもしれない。 だとしても薄いけどね。それらも。 ホワイダニット...
読み終えるのが大変だったよー 文字数多いわけじゃないし、難解ってわけじゃないし 多分詰まらないわけでもないんだろうけど 好みじゃない。 人間描写が薄く、ただただフーダニット、ハウダニット好きな人には いいのかもしれない。 だとしても薄いけどね。それらも。 ホワイダニットは、さらに薄い気がするが 動機は人それぞれの価値観だから、しょうがないと諦めつく。 で、猫は結局何匹必要だったの? うん、数える気も起きないよ・・・ ( -_ゝ-)< 魅力あるタイトルにツイツイ・・・
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確かに,豪徳寺家の遺族が彼らに殺人事件の捜査を依頼したという話は聞かないし,彼ら自身の行動を見る限りでは,本人たちも殺人事件の捜査に直接関わるつもりはないらしい。そもそも,鵜飼杜夫はいちおう職業探偵なのだから,依頼がないのに殺人事件に首を突っ込むわけがない。しかし,それにしては...
確かに,豪徳寺家の遺族が彼らに殺人事件の捜査を依頼したという話は聞かないし,彼ら自身の行動を見る限りでは,本人たちも殺人事件の捜査に直接関わるつもりはないらしい。そもそも,鵜飼杜夫はいちおう職業探偵なのだから,依頼がないのに殺人事件に首を突っ込むわけがない。しかし,それにしては,豊蔵殺しといい岩村殺しといい,その周辺に彼らの姿が見え隠れするのは,なぜだ。彼らが追っかけているのは,単なる三毛猫ではないのか?彼らはいったいなにをやっとるんだ,なにを!サッパリ判らん! (本文p.200)
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前作の存在を知らなかった。謎解きが分かりやすくて嬉しかった。ところどころの台詞回しがなんだか可笑しい。猫と戯れる探偵が不気味かつ可愛い。ニタニタしながら読んでしまった。
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回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。犯行現場は自宅のビニールハウス。そこでは10年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた。豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・鵜飼杜夫と、過去の事件の捜査にも関わっていた砂川刑事がぞれぞれの調査と推理で辿り着いた真相とは!?...
回転寿司チェーンを経営する資産家・豪徳寺豊蔵が殺された。犯行現場は自宅のビニールハウス。そこでは10年前にも迷宮入りの殺人事件が起こっていた。豊蔵に飼い猫の捜索を依頼されていた探偵・鵜飼杜夫と、過去の事件の捜査にも関わっていた砂川刑事がぞれぞれの調査と推理で辿り着いた真相とは!?10年の時を経て繰り返される消失と出現の謎!すべての猫は、殺人のための装置だったのか?かるーく読めます。前に2作品あるみたいです。かるーいノリです。
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烏賊川市シリーズの第3弾。馴染みの面々が再登場し、コミカルかつ飄々とした語り口で、殺人事件の真相を追います。 実物の猫のみならず、ニャーネルニャンダースやマネキン猫が登場し、事件解決に重要な役割を果たすのが、猫好きにはたまらないかもしれませぬ。 個人的にはニャーネルニャンダース...
烏賊川市シリーズの第3弾。馴染みの面々が再登場し、コミカルかつ飄々とした語り口で、殺人事件の真相を追います。 実物の猫のみならず、ニャーネルニャンダースやマネキン猫が登場し、事件解決に重要な役割を果たすのが、猫好きにはたまらないかもしれませぬ。 個人的にはニャーネルニャンダースもいいけど(見たい!/笑)、「教養猫」が好き(笑)。
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途中でなんかトリックがわかってしまって残念感が否めなかったです。題名が面白そうだったからより悲しかったです・・・。
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おもろい。文中いたるところに仕込まれたユーモアの数々、キャラの立ち方、事件のわけわからん状況(招き猫、味噌汁)などなど。まあ読んでて楽しいこと。しかも最後の真相はロジカルでありつつ突拍子も無い。驚き。この先も読んでいこうと思う。よかったよかった。
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