第六大陸(2) の商品レビュー
後半の展開がかなりツ…
後半の展開がかなりツボだったりします。読みやすく、楽しい、良い意味でライトな作品だと思います。
文庫OFF
第六大陸2巻。相変わ…
第六大陸2巻。相変わらず面白いです。評判通りに楽しめました。万人におすすめできる作品です。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1967年の宇宙条約に基づく月の商業利用禁止訴訟、NASAとの関係、思わぬ相手からの横槍、宇宙デブリの掃除、資金繰り問題、そして未だに見えないヒロインの本当の目的と、その背後にある父娘関係... 未知の存在を匂わせる形での終幕は、さらなる続編への期待も感じさせてくれます。 数々の課題をクリアしながら月面結婚式場の建設を目指す姿は、SFである一方で、極地での建設工事プロジェクトの記録のようでした。
Posted by
技術的なシミュレーションだけでなく法律や国家間の関係など宇宙事業として描かれているのがよかった 今見るとちょっと楽観的過ぎる気もするけど、物語が飽きないように進んでいてよかった 最後はちょっと蛇足な感じもあるけど、まあご褒美みたいなものと思っていいかな 全体に明るい時代の気分を反...
技術的なシミュレーションだけでなく法律や国家間の関係など宇宙事業として描かれているのがよかった 今見るとちょっと楽観的過ぎる気もするけど、物語が飽きないように進んでいてよかった 最後はちょっと蛇足な感じもあるけど、まあご褒美みたいなものと思っていいかな 全体に明るい時代の気分を反映した作風と感じた
Posted by
表紙絵は幸村さんだし、スペースデブリが問題になるし、プラネテスを意識せずにはいられない。個人的には父娘の人間ドラマが推し。熱い。
Posted by
ヒロインに全く共感できないのが……(-_-;) リアルに月で営業をする事を、真正面から描いているのは 好感持てる。日本人の几帳面さが出てる。 結婚式場ってのもいいアイデア。
Posted by
読み始めてすぐに胸の奥で中島みゆきの「地上の星」が鳴り響いた気がした。 深海、砂漠、極地…どんな場所へも進出してきた人類が次に目指すのは宇宙、月での基地建設である。話の中核をなす走也と妙の人間ドラマも気になったが、やはり知恵と技術を絞り尽くし試行錯誤を繰り返しながらも困難な事業に...
読み始めてすぐに胸の奥で中島みゆきの「地上の星」が鳴り響いた気がした。 深海、砂漠、極地…どんな場所へも進出してきた人類が次に目指すのは宇宙、月での基地建設である。話の中核をなす走也と妙の人間ドラマも気になったが、やはり知恵と技術を絞り尽くし試行錯誤を繰り返しながらも困難な事業に挑む人間たち全体が本書の魅力だろうと思った。 作者の、創造主たる神に助けを求めるでもすがるでもなく、時に争い、小さな(本人にとっては何ものにも引き換えられない)プライドに縛られ、国家の思惑や傍若無人な好奇の目にさらされても、なんとかして乗り越えようとする人間の善性を肯定するような作風が好きだ。 夢と浪漫とロケットや土木への愛がつまった作品だった
Posted by
少々冗長な感じもする2巻目であるが、かなり強引な設定を収めるにはこれぐらいの長さが必要なのでしょうか。 小説であるためどうしてもご都合主義は否めず、神は乗り越えられない試練は与えないというノリで山有り谷有りを適度に盛り込んでいるという事も言えない事もないですし、最後はかなり強引と...
少々冗長な感じもする2巻目であるが、かなり強引な設定を収めるにはこれぐらいの長さが必要なのでしょうか。 小説であるためどうしてもご都合主義は否めず、神は乗り越えられない試練は与えないというノリで山有り谷有りを適度に盛り込んでいるという事も言えない事もないですし、最後はかなり強引とも言えるエピソードで締めくくっています。はじめから伏線は張りまくっているので当初から考えられていたエンディングなのでしょうが。 長期の計画を描く物語なので、ヒロインの桃園寺妙も妙齢の女性になっているのですが、お相手の青峰走也もそれなりのいいおっさんになっているはずで、そのあたりもちょっと描いて頂くとリアリティが増したと思うのだが(^^ゞ
Posted by
この頃の小川さんは筆力が今イチという感じで、物語にあまり感情移入できませんでした。月に結婚式場作るっていう設定も、ラストのトンデモ施設の登場も興ざめな感じでした。
Posted by
本当に将来的に月に建造物建てれるのでは、と思うくらいの細かい設定と、最後の方でまさにSFだ、という感じの回収の仕方。 久々にわくわくできた作品でした。
Posted by