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デミアン の商品レビュー

3.9

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    18

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

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2009/10/04

小説なのか?ま、どっちでもええけど、ヘッセはすごい。何を表現したかったのかわからんけど、もしかしたらはっきりした目的はなかったのかな。3/26読了。

Posted byブクログ

2009/10/04

戦争と友情。切なくて綺麗な物語。デミアンが主人公を大好きでたまらないというのが伝わってくる。読んだあとじわじわと切なくなる。

Posted byブクログ

2009/10/04

自分は特別に孤独である、と思っている者にとって恍惚感すら感じさせる本。というか自分は感じた。それに溺れるのは危険でもあるので、あまり読み返さないけど、これからも読み続けていくであろう私にとって特別な本。ヘッセは高橋健二訳のものが多いけど、私はこっちの方が美しいと思う。高橋健二版の...

自分は特別に孤独である、と思っている者にとって恍惚感すら感じさせる本。というか自分は感じた。それに溺れるのは危険でもあるので、あまり読み返さないけど、これからも読み続けていくであろう私にとって特別な本。ヘッセは高橋健二訳のものが多いけど、私はこっちの方が美しいと思う。高橋健二版の方が言葉が現代的でわかりやすいけどね。あと、所謂腐女子?的な世界が好きな人も高橋健二訳の方が合ってると思う。ま一意見として。[初めて読んだのは2002年頃]

Posted byブクログ

2009/10/04

高校の本棚からパクってきた本。読んでも読んでも不可解で、つかみきれなくて、ブラックホールみたいな闇の中に放り込まれてく感じだった。デミアンが何者なのか未だわからん。

Posted byブクログ

2009/10/04

なんつうかユング傾倒してるんだろうなという話でしたけど、色々な意味で興味深かった。ヘッセの書く話というのは基本的に私小説だ。

Posted byブクログ

2009/10/04

殻から抜け出してもその後もまだ殻だったりして、人間は殻の中にいるのか、もう外に出ているのか、それとももともとから殻の外にいたのか、分からない、そういうもんだなあ、と思う。

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2009/10/04

目が覚めた気になる.俗人にとっては結局そこが終着点かもしれない.でもまたまどろんで夢を見てそこがまた執着点.

Posted byブクログ

2020/07/15

この話しはちっとも古さを感じさせない。時代設定や背景はやや昔のものでも、そこで語られる根源的な問いや悩みは現代にそのまま変わらずに通用する。こういうのが文学の持つ強さなのだろうと思う。 しかし、きみは考えたことを、そのまま生活に生かしきったわけじゃない、ということも、自分で知っ...

この話しはちっとも古さを感じさせない。時代設定や背景はやや昔のものでも、そこで語られる根源的な問いや悩みは現代にそのまま変わらずに通用する。こういうのが文学の持つ強さなのだろうと思う。 しかし、きみは考えたことを、そのまま生活に生かしきったわけじゃない、ということも、自分で知ってるね。ところが、それはいいことじゃないよ。ぼくらが生活のうえに生かす思想だけしか、ねうちはないんだぜ。(p.86) かりに人類が死に絶えて、たったひとりのかなりの天分のある子供が、なんの教育も受けないまま、あとに残ったとすれば、その子はおそらく万物の経過を繰り返すだろうし、神々、悪霊、天国、おきてと禁令、旧約聖書と新約聖書というように、なにもかも再製することになるだろうと思うね。(p.142)

Posted byブクログ