日曜日たち の商品レビュー

吉田修一(著者)

おすすめ

[ｚｘｃ]

都会で暮らす人たちの日曜日。何と言うことのない一週間の中の一日だけど、彼らにとっては特別で。それぞれの物語に少しずつ関わる小学生の兄弟の物語も含め、人のこころが柔らかく描かれる、連作短編集。

2019/01/19

最初から、ちょこちょこ出てきた幼い兄弟。
最後の「日曜日たち」でそののちの様子が描かれていてほっとした。
乃里子とDV男の関係が、男性作家なのにするどく書かれてて、ちょっと見直した感じ。

2018/08/29

3.9 様々な人生を通り過ぎながら、最後の救いの話にたどり着く。生きていくのは、そんなに悪くないという気持ちになる。

2017/02/01

5編の短編に共通して小学生の兄弟が登場する。4話までは脇役だか、タイトルの最後の話では、グッとくる展開になる。嫌いじゃない。

2015/06/25

「日曜日のエレベーター」「日曜日の被害者」「日曜日の新郎たち」「日曜日の運勢」「日曜日たち」の５編収録。
小学生の兄弟が全編に登場する。

タイプの異なる20代前半の女性3人が京都に旅行する話「日曜日の被害者」が一番面白かった。
とても男性が書いたとは思えない。
自然体で上手いなあと思う。
(図書館)

2014/07/19

淡々と読みました。どこにでもいる普通の人の日常からズキッとセンチメンタルを抉ろうという志向を感じるような、でもなんとなく説得力というか、琴線にがっつり刺さるところまで来ないかんじの表現が多かった印象でした。
ただ、上京した父親と過ごす日曜日のお話での、奥さんについて語る親父さんのひとことはびっくりするほど涙腺にきました。
どこか殺伐とした無関係の短編が集まっているようで、ひと組の兄弟の存在がこの一冊を繋いで形にしています。

2014/06/23

14/06/22

吉田さんはえぐるよね。ひとの内面えぐるよね。明日は月曜、憂鬱な日曜日。だけどうっすら光が差してる。そんなかんじ。すき。

2013/11/30

すごいどんでん返しとか盛り上がりは無いけれど、読後に清々しい気持ちになれて、こういうのもいいなと素直に思った。全編を通して登場する兄弟が気になり読み進めてしまう。いろんな意味で大事な登場人物だったのだなと最後に気付いた。(2013.11)

2013/07/19

短編集かと思ったけど、家出してきた兄弟が繋がっていたり、なんとなくパッとしない人が主人公だったりと、いろいろな角度から書かれた長編作品としても読めた。

ひとつひとつ読み終わって、モヤモヤするなと思ってたけど、あとからジワジワくる感じ。

ドラマティックなことは決してないけど、これこそが日常だし、なんとなく自分と重ねられるところもあった。

日曜日のエレベーター、日曜日の被害者、日曜日の新郎たち、日曜日の運勢、日曜日たち。

よくありそうでなさそうな、あとから思い出せなそうで思い出しそうな、そんな話たち。

2013/06/26

行定監督が大好きだ！

●パレードはどうか？と思ったが・・
●女たちは二度遊ぶ（BeeTV）はおもろかった。

てな訳で！
三浦しおんさんもどうするか？思案中ながら・・
吉田修一さんへ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

結論から言うと、本書かなり読み辛かった。

やっぱり、ハッピーサクサクでないと読んでてシンドイよね？

微妙！
吉田さん。あと二冊を手にしてますが・・
ハッピーサクサクな着地お願いしますね？

今回は？俺的に引き分け？？？

●横道世之介と●春バーニーズで、が当たりだといいなぁ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪