ツ、イ、ラ、ク の商品レビュー

姫野カオルコ(著者)

2009/10/04

評価が･･･わからない。わからないからいぢらない。
正しいのだと思う、少なくとも私には正しい。
高校生のときに学校の図書局で購入し配架したことを後悔してる。
高校生なんかにわかるはなしじゃない。
今でも若すぎた。
ただの性描写がエロ小説としか読めない時期が、やはり誰にでもあって、そんな読み方をされる可能性がまだ多い高校生に与えるにはもったいなすぎる。

追記（6/28）
すべてがいいとは思わないけどとにかく大事な話。
私には必要。誰にも勧めないし、誰にも読んでほしくない。
文庫化したようなのでいづれは買うつもり。
何度でも読みたいと本気で思える。

2009/10/04

個人的に今まで読んだ本の中で一番おすすめの作品。
10段階でいう１０、100点満点中の100点をあげたい本。

最初の何章かは田舎の小学校の話。そこで主人公たちが成長していく話。
けどセリフは田舎の方言交じりで読みにくいし、小学生の話って…自分もうハタチだし、みたいな気持ちがあったので、パラパラ立ち読みしてしばらく遠慮していた。
いろいろ物色して、しばらく経ってから読む本もなくなったので買って読んだ。

はじめは確かに若干つまらないかもしれない。
だけどちょっとだけ、そこをこらえて読み進んでほしい。
本当に、途中から抜け出せなくなること請け合い。

自分ははたして、こんなに熱い青春を送れただろうか。
いや年齢は関係なく、熱い日々を送れたときこそ青春と呼べるのかも。

姫野カオルコっていう人は文章のうまさもさることながら、博識な人だと思った。

2010/08/06

読むの、今回で実は4度目です。
何度読んでも毎回新鮮で切なくてドキドキして、そして涙して。
余韻を味わうためにも多くは語りたくない。

2011/07/16

ずっと気になっていた本。少女時代の仲がいいようで意地悪な関係の描写が長々と続き、登場人物も多いし、反語的な表現や文体がちょっと苦手で、何度か挫折しそうになったけど頑張りました。最後にぐっときます。

2009/10/04

今の一番お気に入り。文庫も購入。
夜明けのコーヒーのくだりが切なくて何度読んでも泣ける。
姫野的恋愛観に共感。他の姫野作品では同じ主張が繰り返され少々クドいと思うこともあるがこれはちょっと違ってよい！

2009/10/04

071020読了。この作家さんの人間分析、すごく興味深い。関西の田舎が舞台の恋愛小説。小学生から34歳まで。中学の先生との恋じゃない始まりと、恋。小学校時代からの、純粋で腹黒い女の子達の描写が、懐かしく良い。準子にも共感できる。

2009/10/04

序盤がながーーい！中盤からは引き込まれるけど、そこまでいくのに何度か挫折しそうになりました笑。恋ってするものじゃなくって堕ちるもの。

07/05/02

2009/10/04

前半がムダに長い気が・・・後半はとても引き込まれたのですが登場人物一人一人の描写を拾いきれない部分がありました。

お互いのためにウソをつく場面は切なくなります。考えさせられるところがある本でした。

2009/10/04

隼子と先生のやり取りしか興味なかった自分にとって、序盤があまりにも長い。ストーリーが進んできたのは読んでやっと半分過ぎから。物語を中学時代から始めれば良かったのに、小学校時代の無駄な描写が多い。読むのに疲れた。でも、クラスの前で隼子の未来の為に潔白を主張しながら後悔していく先生の姿は見所だったし、落ちてくところも好きだった。でも続編を読む気はあまりないなぁ。

2009/10/04

理由はカンタン。・・知りたかったカラ
とろけ、トロケル甘い蜜。

堕ちたらそれだけ。
それがいい。