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警視の予感 の商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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シリーズ7作目。今度…

シリーズ7作目。今度の事件は無意識に自動書記の状態になるジャックが絡んできます。ダンカン&ジェマの恋の行方にも注目。

文庫OFF

2025/01/09

シリーズの中でも、異色です。 何が異色かというと、“オートライティング”が描かれているんですよねぇ。まぁ、イギリスには、オカルトティックな話が色んな所で聞かれるのですが、まさか、このシリーズでオカルト話が出てくるとは・・・。 長いシリーズの場合、初期の頃からの作風が変わって行...

シリーズの中でも、異色です。 何が異色かというと、“オートライティング”が描かれているんですよねぇ。まぁ、イギリスには、オカルトティックな話が色んな所で聞かれるのですが、まさか、このシリーズでオカルト話が出てくるとは・・・。 長いシリーズの場合、初期の頃からの作風が変わって行って、作者の主義主張の色合いが濃くなっていく頃が少なくありません(個人の意見です)。パトリシア・コーンウェル「検屍官」シリーズなんかが、その典型で、最初の頃が普通の推理小説だったんですが、シリーズが続くにつれて、なんかね、LGBTQ色が強めに出てくるとか、なんか初期の頃ほどは楽しめない内容になってしまいました(個人の意見です)。 このシリーズが、それと同じ道を歩むのかは、次以降の作品次第ですね。

Posted byブクログ

2024/10/09

まず、グラストンベリという地域の、不思議な感じ。 イギリスらしいけれど、どこのこと?と、地図で探してみました。 キリスト教関係の伝説とかアーサー王とか異教、女神信仰と、さまざまな話が入り混じって存在することが不思議でない場所のようです。 オートライティング、自分の手が勝手に動いて...

まず、グラストンベリという地域の、不思議な感じ。 イギリスらしいけれど、どこのこと?と、地図で探してみました。 キリスト教関係の伝説とかアーサー王とか異教、女神信仰と、さまざまな話が入り混じって存在することが不思議でない場所のようです。 オートライティング、自分の手が勝手に動いて文章を綴ってしまうという現象が起こるのですが、それがまったく異質なことに思えなような雰囲気をつくっています。 前半三分の一くらいは、グラストンベリを中心として、何人かの人々が、オートライティングを通じて知り合い、いろいろな関係性が少しずつ見えてくる、事件性の全くない内容です。 ここまでの登場人物も十人以上と多めで、さまざまな職業、年齢で、何かしら悩みを抱えている様子もみえてきます。 それぞれの描写が細かく、ひとりひとりについて、誰がいつ何をした、誰に会った、何を話したということが描かれます。 後半になって、突然あることを振り返ってみて、事件との関係がありそうだと言われるのですが、こちらは、そんな事があったのかな、いつの事?とページを遡って見ることがしばしばありました。 主人公であろう警視は、どちらかというと傍観者で、事件解決のために何かをしていくという感じではありません。 管轄が違う場所での事件なので、ちょっとしたアドバイスや誰かの行動を確認することで、犯人を見つける手伝いをしたという感じです。 第六感でピンと犯人を探すでもない、もう少しほわッと、思いつきとか、そういえばアレはどうだったのだろう?と、どちらかかといえば地道に、事件解決にもっていくというタイプのようです。 警視と、パートナーであるジェマとの関係が、コレから先、どうなるかが、気になるところですね。

Posted byブクログ

2024/03/05

皆さんが書いているように謎解きはイマイチですが、オートライティングという不思議な現象も自然に受け止められるらようなアーサー王伝説が息づく街の雰囲気や、いつものキンケイドとジェマのやり取りにも最初はぎこちなかったのが、最後は大きな変化を迎えたりと、読み応えはありました。謎解きの物足...

皆さんが書いているように謎解きはイマイチですが、オートライティングという不思議な現象も自然に受け止められるらようなアーサー王伝説が息づく街の雰囲気や、いつものキンケイドとジェマのやり取りにも最初はぎこちなかったのが、最後は大きな変化を迎えたりと、読み応えはありました。謎解きの物足りなさで星3つとしました。

Posted byブクログ

2021/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

警視キンケイド・シリーズの第七作。 またイギリスで行ってみたい場所が増えた。 グラストンベリー、アーサー王伝説の地にして、 異世界の入り口、パワースポットらしい。 その舞台設定のためか、 オートライディングという奇妙な現象も、 うさんくさくないというか、現実味がある。 さりげない描写のせいか、 警視の従兄弟という絶妙な設定のせいかもしれない。 その従兄弟と恋人の女性司祭、 恋人の弟、父親を明かさない若い妊婦、 妊婦を保護するカフェのオーナー、タイル職人と オートライティングをとりまく人間関係は、 激しく衝突はしないものの、 なぜか緊迫していき、 その中で誰が殺されるのだろうかと、前がは盛り上がる。 動機が過去の殺人だったのは、 ありがちで残念だったが、 子供の父親を誰なのか、オートライティングは何を告げたいのか、 いろいろな謎が重なり合って面白かった。 一方、キンケイドとジェマの私生活も盛りだくさんだった。 ジェマはキャリアのためにキンケイドの下を離れ昇進し、 キンケイドは週末を息子のキットと過ごしながら、 戸籍上の父親とカナダに行ってしまうのではないかと 心配している。 そんな中、ジェマが妊娠。 毎回、何かがあって落ち着かない。

Posted byブクログ

2020/08/26

ようやく読み終わりました。夏休み、何かといろいろあり集中できませんでした。読書の秋に期待。 私は好きでした。前半は事件もなくすぎて行きました。個人的にはこのままでも良かったのですが、やっぱり事件は起こってしまうんですね。時を超えてのメッセージの伝達、オートライティングの不思議さも...

ようやく読み終わりました。夏休み、何かといろいろあり集中できませんでした。読書の秋に期待。 私は好きでした。前半は事件もなくすぎて行きました。個人的にはこのままでも良かったのですが、やっぱり事件は起こってしまうんですね。時を超えてのメッセージの伝達、オートライティングの不思議さも新鮮でした。グラストンベリに魅せられました。

Posted byブクログ

2013/09/01

アーサー王伝説の聖地として有名なグラストンベリ。そこに住む建築士のジャックは、ある時、ラテン語の難解な文章を知らぬ間に書き綴っている自分に気づく。これは遠い過去からのメッセージなのか? 何百年も昔の修道士らしき、その人物が語るメッセージの謎解きのためにメンバーが集まるが、そのうち...

アーサー王伝説の聖地として有名なグラストンベリ。そこに住む建築士のジャックは、ある時、ラテン語の難解な文章を知らぬ間に書き綴っている自分に気づく。これは遠い過去からのメッセージなのか? 何百年も昔の修道士らしき、その人物が語るメッセージの謎解きのためにメンバーが集まるが、そのうちの一人が車にはねられ、殺されそうになる。ジャックの頼みで、従兄弟であるキンケイド警視は、休暇を利用してグラストンベリを訪れるが、まさに、 その時に殺人が起こってしまい・・・。◆シリーズ七作目は、前作までと趣がかなり異なり、半ば超常現象めいたエピソードが現実の殺人事件に絡んできます。以前のイギリス旅行の際、このグラストンベリの町を列車の車窓から眺めましたが、至る所に教会の尖塔が建っていて、いかにも「聖地」というイメージでした。その古の土地が孕む、不思議な力を感じさせるような物語は、オカルトめいた雰囲気に戸惑いながらも、一気に読み終えてしまいました。そして、別の道を行こうとするジェマと警視との関係も、さらに見逃せません(><)

Posted byブクログ

2013/04/17

警視キンケイド・シリーズ第7作。 キンケイドの従弟ジャックが、自動書記(無意識のうちに手が勝手に字を書く)という不可思議な現象を体験。綴られていたのは約1000年前に生きていた修道士からのメッセージだった……。 前作までとは異なり、まるでファンタジーのような雰囲気が漂う作品だ...

警視キンケイド・シリーズ第7作。 キンケイドの従弟ジャックが、自動書記(無意識のうちに手が勝手に字を書く)という不可思議な現象を体験。綴られていたのは約1000年前に生きていた修道士からのメッセージだった……。 前作までとは異なり、まるでファンタジーのような雰囲気が漂う作品だ。アーサー王伝説とも深い縁があるグラストンベリの町の様子が巧みに描かれていて、独特な世界観に浸ることができた。

Posted byブクログ

2009/11/21

 警視シリーズ。ジェマが、警視補になっちゃってコンビ解消か?って微妙にあやうい二人。が、キンケイドはちっとも気付いてないんだけどね。こーいう状況になると、男は鈍いよなぁ。  ともあれ、ちょっとオカルト風味の新刊でした。  面白いんだけどねぇ。推理小説でオカルトってことに日頃疑問を...

 警視シリーズ。ジェマが、警視補になっちゃってコンビ解消か?って微妙にあやうい二人。が、キンケイドはちっとも気付いてないんだけどね。こーいう状況になると、男は鈍いよなぁ。  ともあれ、ちょっとオカルト風味の新刊でした。  面白いんだけどねぇ。推理小説でオカルトってことに日頃疑問を持ってるので…。ま、かまいはしないんだけど(苦笑)

Posted byブクログ

2011/09/18

今回の舞台は(わたしは知らなかったけれど)、アーサー王伝説ゆかりの地で、スピリチュアルなスポットとしても有名というグランストンベリという土地。その舞台に似合って、何者かがのりうつって人に文章をかかせるっていう自動筆記なんて現象が起きたり、ちょっとオカルトめいた設定。そうした超常現...

今回の舞台は(わたしは知らなかったけれど)、アーサー王伝説ゆかりの地で、スピリチュアルなスポットとしても有名というグランストンベリという土地。その舞台に似合って、何者かがのりうつって人に文章をかかせるっていう自動筆記なんて現象が起きたり、ちょっとオカルトめいた設定。そうした超常現象が、だれかのしわざだったとかミステリにつながるのかと最初思っていたら、結局、現実に起きたこととして話がまとまってしまうので、変な感じはしたけれど、嫌というわけでもなく読めた。イギリスの魅力があふれるようなシリーズだけれど、こういうミステリアスでオカルトっぽいちょっと暗い部分も、確かにイギリスにあるなーと思ったり。主人公キンケイド警視がなっかなか登場しなくて、出てこないのかと心配(笑)もしたけれど、出てきて(当然だ)ちゃんとジェマとの関係にも進展があって。オカルトっぽい暗い雰囲気のなかで、ふたりが散歩したりパブに行ったりすると、読んでいてなんかほっとしたり。ふたりの関係はいよいよ大詰め(?)のようなので続きが気になるー。

Posted byブクログ